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こちらは、Blogページに成ります。鉱物や化石の事、日常の事など書いていきます。
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鉱物を磨こう9
melc*lilli - 5月6日 15時4分 -
磨き終えた完成写真です。今回のこの形は「オーバルカボッションカット」と言うカットに成ります。

原石の状態ではよく分からなかったのですが、磨く事で独特の模様が映えよく観察する事が出来ました。また、今回の「ラリマー」は、ケイ素分の浸透が多かった様で、透明感のある表情が抜群でした。その為傾けて光の角度を変えて見ると、「シャトヤンシー」の変化が良く確認出来ました。

今回の様に「研磨」と言う方法で、時間を掛けて鉱物に接する事で、新しい一面を拝見する事が出来たと思います。

鉱物を磨こう8
melc*lilli - 5月6日 14時58分 -
さて、いよいよ最後の仕上げ ダイアモンドの研磨剤(番手では#14000番)で磨いて出来上がりです。

この辺の作業中は、気が付けば「にやにや顔」に成っていたりします。
鉱物を磨こう7
melc*lilli - 5月6日 14時54分 -
研磨の番手 #3000 まで磨いた状態に成ります。途中ルーペを使って研磨面の磨き残しが無いか確認します。もし大きな傷が残っている場合は前の番手からやり直しに成ります。

今回の「ラリマー」は今まで磨いてきた水晶などと比べて、比較的、均一な研磨面をだしやすい印象を受けました。
鉱物を磨こう6
melc*lilli - 5月6日 14時45分 -
作業を進めるにつれて、磨いている石が持ちにくくなって来ました。
そこで、画像の様な「ドップ」と言う木の棒に「ドップワックス(高温で溶けるロウソクのロウの様なもの)」で石を固定して作業を続けます。

#80の荒毛目の研磨から、細かいダイアモンドホイール#220、特殊な研磨用ホイールの#280 #600 #1200 と順々に細かい番手で磨いてゆきます。

鉱物を磨こう5
melc*lilli - 5月6日 14時40分 -
荒削りを終えた状態です。
研磨は荒い目から細かい目へと順に作業を進めてゆきます。ですので今回の「ラリマー」の様に、模様が特徴的なものは狙った模様の所で研磨が終わる様にしなければ成りません。


この様に研磨作業を行っていると、石の種類によて手に伝わる「石の削られてゆくテンション」が異なるのが分かります。また、今回の「ラリマー」の様に、白い模様が込み入っている所が他の場所よりも固い感触を受けたりします。
鉱物を磨こう4
melc*lilli - 5月6日 14時27分 -
原石から必要な部分をカットし終えたら、次は、大まかな荒削りに移ります。

最初は研磨用のダイアモンドの付いたホイールで荒削りしていきます。研磨の番手は#80に成ります。荒削りと言ってもここで大体のフォルムまで形をだしていきます。



鉱物を磨こう3
melc*lilli - 5月6日 12時17分 -
さてさて、それでは作業開始です。今回使用するラリマーの原石は、ドミニカ共和国でラリマーの鉱山を所有しているアメリカ人オーナーの方から直接買わせて頂いたものです。

油性マジックで引いたガイドラインにそって原石をカットしてきます。

この時、手を置いている台の下から水が噴射しており、石の温度が上がらない様にしつつ、石の粉が舞わない様に成っています。

石の研磨で出る細かい石の粉は、人体に害が有るので、作業の時は、十分なん量の水を使って粉が舞わない様に心がけます。
鉱物を磨こう2
melc*lilli - 5月6日 12時1分 -
研磨で使用するマシーンはこちらです。
アメリカのDIAMOND PACIFIC社のBig Footと言う全体でA4用紙サイズのコンパクトな大きさで、原石のカットから荒削りから仕上げの研磨まで出来る優れものです。
DIAMOND PACIFIC社HP(英文です)
http://www.diamondpacific.com/index.html
鉱物を磨こう1
melc*lilli - 5月6日 11時26分 -
鉱物と人類の長い付き合いの中で、「飾る」と言う付き合い方があります。
日本では、縄文時代(今から約1万6,500年前から約3,000年前)には「翡翠(ひすい)」を磨いて勾玉を作り身に着けていた事が分かっています。

鉱物は、「磨く」事で様々な「装身具(アクセサリー)」となり、時には神聖な儀式で使われたり、時には日常を楽しむおしゃれなアクセサリーとして使われる様になりました。

さてさて、磨く事で鉱物の表情はどのように変化していくのでしょうか?

今回は、こちらの「ラリマー(ブルーペクトライト/青色のソーダ珪灰石)」を磨いてみたいと思います。

原石の状態は放射状の結晶が特徴的で、角度を変えて見ると若干の「シャトヤンー」が確認出来ます。

※シャトヤンシー
宝石などに見られる光の効果のひとつ。針状に並んだインクルージョンをもつ宝石の底面を、そのインクルージョンに平行になるようにカボション・カットすると宝石の表面に猫の目のような明るい光の筋が現れる特殊効果。
wiki「シャトヤンシー」参照
今回は、平行繊維状組織によって引き起こされる内部反射によるもの。
鉱物の中の鉱物
melc*lilli - 5月2日 9時41分 -
水晶は時々、様々な鉱物や不純物を内包する事が有ります。これらはまとめて「内包物(インクルージョン・inclusion)」と呼びます。

今回の「草入り水晶」は、草の様な鉱物が水晶の中に入って見えるのでそう呼ばれています。

この草の様なものは「緑泥石(りょくでいせき)・Chlorite(クロライト)」と言う粘土鉱物です。
(厳密には「緑泥石」と言う名前はグループ名で10種類以上の種類があり、代表的なものを「斜緑泥石・Clinochlore(クリノクロア)」と言います。ビロードの様な光沢が特徴的なセラフィライトもこの緑泥石です。

ちなみに、上田市にある太郎山で産出し、古くから神社仏閣の石材や、上田城の石垣で大量に使用されていた「緑色凝灰岩・Green Tuff(グリーンタフ)」は微粒の「緑泥石」を主成分としています。
鉱物の中の鉱物
melc*lilli - 5月2日 9時22分 -
梅 桜 ユキヤナギ モクレン ボケ シャクナゲ 山吹 と花盛りのこの季節。 お山では 木々の新芽が一斉に芽吹き 萌黄色の様相と成っています。

そんな 様子を 新芽のちりちりと沸き立つ匂いを嗅ぎながら見ていていつも思うのは

「あー 草入り水晶みたいだなー あっちの赤茶に見えるのは褐鉄鉱みたいだなー」

なんて事を思ってみたりします。

と言う訳で、今回は「ヒマラヤ産の草入り水晶」をご紹介。