アクアマリンのご紹介です(*゚∀゚)

お世話になっております(*゚∀゚) 年の瀬の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか(´・ω・`)

今回のブログは、アクアマリンのご紹介です(・∀・)

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アクアマリン アフガニスタン産
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美しい海の色を思わせる「アクアマリン」、その名もまさしく「海水」と名付けられ、宝石としても広く知られています(´・ω・`)

このアクアマリンは、「緑柱石(りょくちゅうせき)/Beryl(ベリル)」という鉱物の青色の物を呼びます(*゚∀゚)
緑色になると、宝石としておなじみの「エメラルド」と呼ばれています。

他にも、ピンク色のものは「モルガナイト」、
黄色のものは、「ヘリオドール」または「ゴールデンベリル」、
赤色のものは、「レッドベリル」、無色のものを「ゴシュナイト」と呼びます。

色の原因は、含まれる微量の元素の違いよるもので、アクアマリンやゴールデンベリルは「鉄」元素によるものだそうです(*゚∀゚)

□鉱物情報□
□和名:緑柱石(りょくちゅうせき)
□英名:Beryl(ベリル)
水色のものは「アクアマリン」と呼ばれます。

□分類:ベリリウム・アルミニウム珪酸塩
□化学組成: Be3Al2Si6O18
□結晶系:六方晶系(ろっぽうしょうけい)
□劈開(へきかい):なし
□条痕:白色
□色:水色 ピンク色 黄色 緑色 無色
□モース硬度:7 1/2 ~ 8
□比重:2.69
□屈折率:1.57~1.58
□主な産地:ブラジル、ロシア、アフガニスタン、パキスタン、インド、ナイジェリア、マダガスカル 他

こちらは、宝石としてカットされたアクアマリンの裸石になります(´・ω・`)
宝石全般に行われていることなのですが、宝石の持つ美しさを最大限に引き出す為の処理「エンハンスメント」をほどこす事があります。
アクアマリンも、放射線などで熱処理を行い色を濃くしたり、余分な色味を除去したりします。
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アクアマリン 裸石
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こちらのインド産のアクアマリンの結晶、インド人店主は、天然の色だよと言っていましたが、若干熱処理の色味とも言える感じです。
標本のコレクションに購入する場合は、天然の状態か、はたまた熱処理ものなのかを確認して購入しましょう(´・ω・`)
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アクアマリン インド産
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さて、こちらのナミビア産のアクアマリン結晶になります(´・ω・`)
内包物が多いですが、よくよく結晶の先端を見て見ると、、、
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アクアマリン ナミビア産 個人蔵
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まるで綺麗にカットされたような形をしています(*゚∀゚)
これは人工的に削られたのでは無く、自然な結晶の先端(通称あたま)が綺麗に出ている状態になります(*゚∀゚)
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アクアマリン ナミビア産 個人蔵
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こちらも同じナミビア産のアクアマリンの結晶に成ります(*゚∀゚)
真っ黒な鉱物は「鉄電気石(てつでんきいし)」に成ります(*゚∀゚)
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アクアマリン ナミビア産 個人蔵
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こちらも先程と同様に、結晶の先端が綺麗に出ています(´・ω・`)
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アクアマリン ナミビア産 個人蔵
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今回のアクアマリンのように、1つの鉱物が色の違いによって名前の異なるものは結構あります、そんな観点から鉱物をコレクションしてみるのも楽しいかもしれませんね(´・ω・`)

以上、アクアマリンのご紹介でした(*゚∀゚)
 


ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

早いもので、今年も残すところ数日と成りました(=゚ω゚)ノ 
本年も沢山のお客様にご来店頂き誠にありがとうございました( ゚∀゚)o彡( ゚∀゚)o彡°

現在大量に原石品出し中ですのでどうぞお楽しみに(=゚ω゚)ノ

それでは、皆様どうぞ良いお年をお迎えください(*゚∀゚)

 

・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia アクアマリン https://ja.wikipedia.org/wiki/アクアマリン