お世話になっております(´・ω・`) 梅の花も満開となり春を感じる今日此の頃みなさまいかがお過ごしでしょうか(・∀・)
web担荻久保です(*゚∀゚)
今回のブログは、「人工水晶」のご紹介です(・∀・)ノシ
地球から産出するさまざまな鉱物は、私達の日常生活を支える貴重な資源として活用されています(・∀・)
鉱物標本で有名な水晶も、私達が何気なく使用している電化製品の重要な電子部品に使用されています。
一番身近な例ですと時計の種類の一つである「クォーツ時計」は、その名の通り水晶が使われている時計に成ります。
クオーツ時計の心臓部には、「水晶の特性(電圧を加えると一秒間に32,768回振動する)」を活用した電子部品「水晶振動子」が使われています。この「水晶振動子」の中に小さな小さな水晶の欠片が入っています。
電子部品の材料となるためには、安定した供給量とクオリティーが確保されなければなりません、そのために作り出されたのが、「人工水晶」になります。
こちらが実物の人工水晶の画像になります。
人工水晶
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水晶は地球内部で高温高圧の中、数千年から数億年くらいの時間をかけて結晶しますが、人工水晶は工業化された生産ラインで数ヶ月で作り出されます(*゚∀゚)
人工水晶の材料は、「天然の水晶の欠片」と、「タネ板」と呼ばれる厚さ1mmの人工水晶の板になります。
4階建てビルほどもある大きさの円筒状の炉に、材料となる「天然の水晶の欠片」を入れ、そこに「タネ板」を吊るすように配置し、アルカリ溶液で満たし、全体に加熱と加圧を行います。 先に入れた天然水晶の部分を高温にし溶かすことで筒内を溶けた水晶がぐるぐるとまわり、タネ板に新たな水晶である「人工水晶」が成長していきます。小さなもので2ヶ月、大きいものだと6ヶ月くらいかかるそうです。
画像のものは多分1ヶ月くらのものだと思います(*゚∀゚)
タネ板を固定している針金が出ているところ
人工水晶
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うっすらとタネ板が見えますです(*゚∀゚)
人工水晶
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こちらは細いタイプの人工水晶です(・∀・)
人工水晶
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タネ板を固定した針金のところ(*゚∀゚)
人工水晶
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内部にうっすらタネ板が見えます(・∀・)
人工水晶
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分かりづらいので色つけてみました(・∀・)よけい分かりづらかったらごめんなさい(・∀・)
人工水晶
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天然の水晶ももちろん大好きですが、人工水晶は人類の執念といいますか、ロマンがそのまま形になっている様でたまらなく好きでございます(・∀・)
水晶振動子の大手メーカー様の日本電波工業株式会社様のHP内にあります「水晶世界の新発見」のページに、人工水晶が出来るまでの動画が見れますですよ(・∀・)
日本電波工業株式会社
以上、人工水晶のご紹介でした(´・ω・`)
ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー
先月オーナーのお母様が入院しまして、オーナーは病院にお店にと大忙しでした(´・ω・`)
オーナー「母は大分復活してきましたので、ようやく普通に予約を入れていこうと思います。ご心配して頂きました皆様、どうもありがとうございました。」
それでは、また次回のブログにて( ^ω^ )