天然のガラス鉱物のご紹介(*゚∀゚)

お世話になっております(´・ω・`) 日中は暖かい日が多くなって参りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか(*゚∀゚)

今回のブログは、「天然のガラス鉱物のご紹介」です(・∀・)ノシ

いきなり天然のガラスと言われても「なんじゃラホイ」でございますが、先ずはこちらの画像をご覧下さい(´・ω・`)
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黒曜石 方珪石入り
和田峠産
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代表的な天然のガラス鉱物「黒曜石(こくようせき)/Obsidian(オブシディアン)」の画像になります。
ガラスの成分は主として「二酸化ケイ素(石英)」になりますが、これは水晶の成分と全く同じに成ります。ではガラスと水晶は何が違うのかと言いますと
この二酸化ケイ素が分子・原子レベルでかっちり結合した結晶状態であるかないかで違ってきます。

黒曜石の場合は、元になる火山性の溶岩が、結晶が出来るスピードよりも早く冷却されることで結晶していないガラスの状態になります。これを「非晶質」と言います。

水晶の場合は、地中で膨大な時間を経てゆっくりと結晶になっていきます。かっちりときっちりと結晶しているので表面の硬さを示すモース硬度でも、ガラスは [5] 水晶は[7]と水晶の方が堅い鉱物になります。

加えて水晶は、複屈折という光を屈折させる特性があるので、新聞の文字などを水晶に透かして見ると必ず二重に見える位置があります。

ちなみに、「溶錬水晶(ようれんすいしょう)」という名前の水晶玉はすべてガラスの玉になります。鉱物標本ではなく工芸品のたぐいになるかと思います(-_-;)

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黒曜石 方珪石入り
和田峠産
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こちらの黒曜石についている灰色の鉱物はちょっと変わった鉱物で、水晶の成分が高温で結晶する事で出来る「方珪石(ほうけいせき)/Cristobalite(クリストバーライト)」になります。

丸い「方珪石」がいくつも黒曜石の中に入っています(´・ω・`)このタイプは「宇宙入り」と呼ばれたりしています(*゚∀゚)物理の法則軽く越えてるネーミングセンスにロマンを感じます(´・ω・`)
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黒曜石 方珪石入り
和田峠産
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同じような「方珪石いりの黒曜石」でも、海外のものが表情が違ってきます(*゚∀゚)こちらは「スノーフレークオブシディアン」の名前で親しまれている鉱物です(´・ω・`)黒曜石の濃さや方珪石の入り具合も違いものすごく濃い感じがします(・∀・)
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黒曜石 方珪石入り スノーフレークオブシディアン
マダガスカル産
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日本国内でも様々な場所で産出する「黒曜石」ですが、北海道では「十勝石(とかちいし)」という名前で親しまれています。画像は酸化鉄による赤い模様が美しい「紅十勝」になります(・∀・)
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十勝石(紅十勝) 黒曜石
北海道産
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さてさて、お次のガラス鉱物は、「隕石の衝突によって岩石が溶けて出来た(諸説あり)」 テクタイト の画像になります(´・ω・`)
世界各地で発見されているので見つかった場所の名前が付けれたりもしています。
画像のものは南西アジアでの産出になるので「Indochinite/インドシナイト」とも呼ばれています。
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インドシナイト(テクタイト)
ベトナム産
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こちらは中国での産出なので「Chinite/チャイナイト」とも呼ばれています。
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テクタイト
中国産
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こちらも、出来た原因が隕石の衝突によるものではないかと言われている「リビア砂漠」で発見される天然のガラス「リビアングラス」になります(´・ω・`)
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リビアングラス
リビア砂漠産
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オーナーとっておきの秘蔵コレクション、手のひらサイズのリビアングラスになります(´・ω・`)
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リビアングラス
リビア砂漠産
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チェコ共和国のモルダウ川周辺で産出する「モルダバイト/Moldavite」も大昔の隕石の衝突が原因で出来たテクタイトの一種と考えられています(´・ω・`)
美しいグリーンが特徴的で宝石にカットされたりもしています(*゚∀゚)
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モルダバイト
チェコ共和国産
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モルダバイトの「ルース(裸石)」
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モルダバイト
チェコ共和国産
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どんなものにも、それが出来るまでの過程がありますが、鉱物の場合それが火山活動だったり、隕石の衝突、だったりと地殻変動とダイナミックの天井知らず的な背景が在ったりするので、手のひらにそんな鉱物をのせて眺めていると頭がくらくらしてきます(*゚∀゚)


今回ご紹介しまた「モルダバイト」と「テクタイト」は下の画像のものがお店にございますので、機会が御座いましたら是非ご覧下さい。
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モルダバイト
チェコ共和国産
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テクタイト
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ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

インフルエンザで一週間寝込んでいたオーナーですが、今ではすっかり完治して品薄になっていたブレス作りに精をだしております(=゚ω゚)ノ とは言ってもここ数日の話なので、品薄は品薄でございます(; ・`ω・´)

それでは、また次回のブログにて( ^ω^ )

カミナリ水晶のご紹介(*゚∀゚)

お世話になっております(´・ω・`)最近は冬がフライングしたような寒い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか((( ´w` )))

今回のブログは、ちょっと珍しい「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」のご紹介です(*゚∀゚)

まずこちらの画像をご覧下さい。見たところ普通の水晶のようですが、、、、
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カミナリ水晶 ブラジル産
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前端部分に、横に走る特殊な「クラック(ひび割れ)」が確認出来ます。
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カミナリ水晶 ブラジル産
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更に接写です(*゚∀゚)通常の「クラック(ひび割れ)」とは異なり、ヒビの部分が鋭くなっておらず、若干溶けたような丸みのある形に成っています(*゚∀゚)
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カミナリ水晶 ブラジル産
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この特殊な「クラック(ひび割れ)」は、落雷により出来たもので、このタイプの「クラック(ひび割れ)」がある水晶は「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」と呼ばれています。

もう少し詳しく解説しますと、この「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」は、「崩積鉱床(ほうせきこうしょう)」という母岩が風化して砂のようになった中に水晶が埋もれ、その水晶の周りの砂がたまたま水分を含んでいる状態の所に雷が落ち、水分を伝って電流が水晶に流れる事で「カミナリ水晶」が出来ます。

ただ、カミナリが直に水晶に当たるだけですと衝撃によって水晶は砕けてしまいますが、水晶の周りにある「水分を含んだ砂」がクッションのような役割となり、電流の流れた跡がつく状態に留めることが出来ているそうです(*゚∀゚)

 

こちらも一見普通の水晶に見えますが、、、
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カミナリ水晶 ブラジル産
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見事な雷の電流が流れた跡の「クラック(ひび割れ)」が確認出来ます(*゚∀゚)
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カミナリ水晶 ブラジル産
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こちらは「ガーデンクオーツ」のタイプの雷水晶に成ります。
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カミナリ水晶(ガーデンクォーツ) ブラジル産
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こちらも「カミナリ水晶」特有のクラックが確認できます。
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カミナリ水晶(ガーデンクォーツ) ブラジル産
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さて、こちらは更に珍しいタイプの「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」なのですが、、
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ケブラ・リーサ ブラジル産
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何とも丸っこい、川流れの水晶に見えますが、、接写で見てみましょう。
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ケブラ・リーサ ブラジル産
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先のカミナリ水晶と同じ電流の流れた跡のクラックが確認できます。

こちらは、「ライトニングエッグ」または「ケブラ・リーサ(ポルトガル語で滑らかに割れてる)」と呼ばれるタイプのカミナリ水晶になります(*゚∀゚)

たまたま川を流れていた水晶が、たまたま「くぼみ」にハマり、その中でコロコロと転がり続け丸っこくなり、更に時が流れそのくぼみが砂で埋もれた所に、たまたま落雷による電流が流れる事でこの様な「カミナリ水晶」が出来上がります(*゚∀゚) 

以上、ちょっと珍しい「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」のご紹介でした(´・ω・`)

 


ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

最近は週末の度に台風襲来が重なり雨ばかりで日が続いていました(; ・`ω・´)

そんな中、オーナーはどしどし品出しに勤しんで居ました(=゚ω゚)ノ

オーナー「沢山新しい鉱物ご用意してお待ちしてまーす(^ω^≡^ω^)」

それでは、また次回のブロクもどうぞお楽しみに(*゚∀゚)

 

「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」のご紹介(´・ω・`)

お世話になっております。Web担当の荻久保です(´・ω・`)

今回のブログは、ルチルの名前でおなじみの「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」のご紹介です(´・ω・`)

天然石ビーズの水晶玉などで、ルチル入りという金色の針状結晶のものをよく見かけますが、色によってゴールデンルチル、レッドルチル、ブラックルチル、グリーンルチル等さまざまな呼び名で呼ばれていますが一体どんな鉱物なのでしょうか?(´・ω・`)

今回のブログは、「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」について、数回に分けてご紹介していきたいと思います(´・ω・`)

 

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ルリル入り水晶(レムリアンシード) ブラジル産
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「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」は、「二酸化チタン(チタンと酸素の化合物)」の鉱物です。

上記の画像は、ブラジル産の「水晶(レムリアンシード)」に内包されている状態の「金紅石/Rutile」です。天然石ビーズなどで「ゴールデンルチル」という商品名で出ているものもこういった状態で産出しています。

鉱物情報

□和名:「金紅石(きんこうせき)」
□英名:「Rutile(ルチル)」
□分類:酸化鉱物(さんかこうぶつ)
□化学組成: TiO2
□結晶系:正方晶系(せいほうしょうけい)
□劈開(へきかい):二方向に明瞭
□条痕:淡褐色
□色:赤褐色、褐色、黒色
□モース硬度:6~6.5
□比重:4.20
□屈折率:2.616~2.903
□主な産地:ブラジル、マダガスカル、オーストラリア など


 

金紅石/Rutile」の結晶は針状結晶の他に、下記の画像のような柱状の形のものも観察出来ます。img
水晶上に付着している「金紅石/Rutile」の結晶 (水晶はゴールデンアゼツ) アメリカ ノースカロライナ州 産
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水晶上に付着しているルチルの結晶 (水晶はゴールデンアゼツ) アメリカ ノースカロライナ州 産
・高画質の別窓での表示はこちら接写(´・ω・`)※こちらの産地の水晶は、稀に「金紅石/Rutile」の他に「鋭錐石(えいすいせき)/Anatase(アナテーゼ)」が付着している物があります。

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水晶上に付着しているルチルの結晶 (水晶はゴールデンアゼツ) アメリカ ノースカロライナ州 産
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ルチルの針状結晶 (太陽ルチル) ブラジル産
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こちらは「太陽ルチル」の名前で有名な、「金紅石/Rutile」の針状結晶です。結晶の状態「双晶(そうしょう)」に成っていて放射状に広がって見えます。
余談ですが、ルビーやサファイアなどに見られる「スタールビー」や「スターサファイア」は、この細く規則的に交差したルチルの結晶が内包されている事によって起こります(´・ω・`)

さて、ここまでご紹介しました「金紅石/Rutile」が鉱物のなかのでのルチルに成ります。天然石ビーズなどで見られるブラックルチルやグリーンルチル、はたまたプラチナルチルなど様々な名前で昨今呼ばれていますが、これらはあくまで商品名であって「金紅石/Rutile」の様な鉱物名ではないです(^_^;)

そのあたりを次回のブログでご紹介していきたいと思います(´・ω・`)


□今月のメルク*リリ
今年の夏は、暑かったり寒かったりと温度変化が激しい日が続いています(´・ω・`)
そんな中オーナーは、お店のブレスレットが絶賛品薄状態なので、せっせと制作しつつ、謎の大豊作状態の家庭菜園トマトを収穫しつつ、庭の草取りしつつと動き回っています(´・ω・`)

今回ご紹介しました、「ルチル入り水晶(レムリアンシード)」は、小粒のものでしたらお店に在庫がございますので、機会がありましたら是非ご覧ください(´・ω・`)

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ルリル入り水晶(レムリアンシード) ブラジル産
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・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia 金紅石 https://ja.wikipedia.org/wiki/金紅石

□Wikipedia 晶癖  https://ja.wikipedia.org/wiki/晶癖

□Wikipedia 双晶  https://ja.wikipedia.org/wiki/双晶

「蛍石(ほたるいし)/Fluorite(フローライト)」のご紹介(´・ω・`)

いつもお世話に成って居ります(。・ω・)Web担当の荻久保です。
8月も末に成りまして、日は段々と短くなり、季節は少しづつ秋めいて来ていますが皆様いかがお過ごしでしょうか(´・ω・`)

今回のブログは、

「蛍石(ほたるいし)/Fluorite(フローライト)」

のご紹介です(。・ω・。)


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蛍石/Fluorite イギリス産 個人蔵
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鉱物情報

□和名:「蛍石(ほたるいし)」
□英名:「Fluorite(フローライト)」

□分類:ハロゲン化鉱物(はろげんかこうぶつ)
□化学組成:CaF2
フッ化カルシウム
□結晶系:等軸晶系(とうじくしょうけい)
・等軸晶系/Cubic or Isometric system
前後軸、左右軸、上下軸の3本の結晶軸の長さが等しく、その3本の結晶軸がお互い90°に交わるもの。
a1=a2=a3 ・ α=β=γ=90°
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□劈開(へきかい):四方向に完全
□断口:平らな貝殻状
□条痕:白色
□色:無色、紫色(濃淡)、緑色(濃淡)、青色、黄色、橙色、褐色、ピンク色など各種。
□モース硬度:4
□比重:3.18
□屈折率:1.43
□主な産地:アメリカ合衆国、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、チェコスロバキア、ポーランド、スイス、ナミビア、中国、日本

 

様々な色と等軸晶系の美しい結晶の形が特徴的な「蛍石(ほたるいし)/Fluorite(フローライト)」。
フッ素とカルシウムから出来ているこの鉱物は、含まれる「フッ素」により、紫外線を当てると鮮やかな紫色に輝きます。
この特性を「蛍光作用(けいこうさよう)/Fluorescence(フルオレッセンス)」と言います(´・ω・`)
※全ての蛍石が蛍光を示すわけでは有りません。
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蛍石/Fluorite イギリス産 個人蔵
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また、等軸晶系と言う結晶系と完全な劈開を有するので、画像のように「八面体の結晶」を観察することが出来ます(*゚∀゚)
※こちらはその特性を利用して、八面体に割られた標本です。
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蛍石/Fluorite アメリカ合衆国 イリノイ州 産 個人蔵
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ピンクフローライトの結晶。こちらは、天然の八面体の結晶の標本です。
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蛍石/Fluorite 内モンゴル産 個人蔵
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ピンク色が美しいメキシコ産のピンクフローライトの結晶。
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蛍石/Fluorite メキシコ産 個人蔵
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いくつもの色が特徴的なインド産のフローライト。丸玉等にも加工されています。
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蛍石/Fluorite インド産 個人蔵
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大振りな中国産のフローライト。
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蛍石/Fluorite インド産 個人蔵
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フローライトは、溶鉱炉の溶剤として使用されるほか、カメラのレンズとしも使用されています。カメラレンズに使用されている蛍石は、人工的に再結晶させた蛍石を使用しています。

 

こちらは蛍石がオパール化した「テファニーストーン」です。蛍石のほか「苦灰石(くかいせき)」、「石英(せきえい)」、「ベリリウム」、「方解石(ほうかいせき)」、「マンガン」などが混ざり合いオパール化したものに成ります。
アメリカ合衆国はユタ州のブラッシュ・ウィルマン鉱山でのみ産出され、宝飾品で有名なテファニー社がステンドグラスで制作したランプシェードに似ている事から「テファニーストーン」と呼ばれています。
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ティファニーストーン/Tiffany Stone アメリカ合衆国 ユタ州産 個人蔵
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以上、「蛍石(ほたるいし)/Fluorite(フローライト)」のご紹介でした(´・ω・`)


 

□上田地域の鉱物、岩石、化石

長野県上田市は上田原に在ります「上田創造館」(*゚∀゚)
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こちらで昨年から常設展示されるように成りました「上田地域の鉱物、岩石、化石」の展示室にオーナーと突撃してまいりました(*゚∀゚)

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天狗石や蛇骨石など、上田地域の特色である様々な鉱物や岩石を間近で観察することが出来ました。
その成因や地層の特徴なども事細かに解説されていて大変勉強に成りました(*゚∀゚)
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上田地域の奇石「焼き餅石」や「玄能石」を全国に紹介した伝説の鉱物博士「保科 百助 先生(1868~1911)」の展示もありました(*゚∀゚)
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入場無料ですので、お近くに来た折は是非足を運んでみてください(*゚∀゚)

上田創造館
http://www.area.ueda.nagano.jp/sozokan/


□今月のメルク*リリ

先月のブログでオーナーの家庭菜園で爆誕した双子のナスをご紹介しましたが、今月はなんと「キュウリの親子??」が爆誕していましたよ(´・ω・`)
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・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□不思議で美しい石の図鑑・山田 英春 著/創元社

□Wikipedia 蛍石
https://ja.wikipedia.org/wiki/蛍石

□Canon 蛍石 レンズ
http://cweb.canon.jp/ef/l-lens-j/technology/fluorite.html

水晶の日本式双晶のご紹介(´・ω・`)

お世話になっております。関東甲信越は先日遂に梅雨明けと成ったようで、昨年よりも18日遅い梅雨明け宣言だそうですね(´・ω・`)

さて、今回のブログは、「水晶の日本式双晶のご紹介」ご紹介です(=゚ω゚)ノ

何やら耳慣れない「日本式双晶」と言う言葉ですね(´・ω・`)そもそも「双晶/twine」とは、同種の鉱物の単結晶が、一定の角度で規則的にくっついている結晶の事です。

今回の水晶の「日本式双晶」と言うのは、水晶の単結晶同士が「規則正し角度(八十四度三十三分)」で接合している結晶の事です。


こちらは「マダガスカル産の水晶(日本式双晶)」の画像に成ります。
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「水晶 日本式双晶」 マダガスカル産 個人蔵
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何やらハート型に見えなくもない面白い形の水晶です(*゚∀゚)もうちょっと近づいて見てみましょう。

接写画像です。
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「水晶 日本式双晶」 マダガスカル産 個人蔵
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分かりやすいように、結晶のアウトラインに線を引いてみました(´・ω・`)
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「水晶 日本式双晶」 マダガスカル産 個人蔵
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中心の接合している辺りから、同じ角度に水晶が伸びているのが分かります。

上からの画像に成ります。
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「水晶 日本式双晶」 マダガスカル産 個人蔵
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こちらもアウトラインを引いてみました(´・ω・`)
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「水晶 日本式双晶」 マダガスカル産 個人蔵
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中心の線がずれること無く、左右の結晶が同じように成長しています。

この日本式双晶の水晶は、「平板式夫婦水晶(ひらばんしきめおとすいしょう)」と呼ばれ。幕末から明治時代に山梨県の鉱山で盛んに発掘され「メガネレンズ」として加工されていたそうです。明治になり西洋から鉱物学者が来るように成ると、この珍しい双晶の水晶は国際的に有名になり「日本式双晶/Japanese twine(ジャパニーズツイン)」として有名に成ったそうです。現在では、アメリカや南米諸国、マダガスカルなどで多産しています。
※英語の表記では、Japanese twine の他に Japanese Law Quartz  と表記されます。

以上、水晶の日本式双晶のご紹介でした(´・ω・`)

 


□最近のmelc*lilli(^ω^ ≡ ^ω^)□
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双子のナス メルク*リリ産 個人蔵
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今年の夏も、メルク*リリオーナーの家庭菜園は夏野菜がどんどん採れています(*゚∀゚)先日は双子のナスが爆誕していました\(^o^)/

オーナー:「面白いナスが採れましたよ」 (´・8・`)
web担荻:「見事な双子ですねー、、、(*゚∀゚)ピコーン!! 7月のブログは双晶の紹介にします!!」

でわでわ、また次回のブログも、どうぞお楽しみに(´・ω・`)


□堀 秀道の水晶の本・堀 秀道 著/草思社

□Wikipedia 双晶
https://ja.wikipedia.org/wiki/双晶

小さな鉱物の洞窟??(*´ω`*)

町中では、ほのかに甘い匂いのハクモクレンが咲き始め、いよいよ春を間近に感じられる昨今、皆様いかがお凄しでしょうか(´・ω・`)
今回のblogは、小さな鉱物の洞窟の様な「晶洞(ショウドウ)」ご紹介です(=゚ω゚)ノ

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「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
毎度の事で様式化しておりますが(^_^;)またまた出ました、見た目はただの石のように見えるカタマリですが、中を割って覗いてみると、、、(´・ω・`)

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「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
中には「水晶(すいしょう)/Rock Crystal(ロッククリスタル)」などの鉱物がびっしりと入っています(*゚∀゚)

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「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
拡大画像です。

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ペンライトを当てると、光が中でキラキラと踊るようです(*´ω`*)

これは、鉱脈中の宝石や鉱物の出来るいくつかの産状の一つで、岩石や鉱脈中、ペグマタイト層に残された空洞の内部で各鉱物の結晶が成長しまものに成ります(´・ω・`)

周辺の岩石や鉱石と同じ生成過程で出来たものを「同質晶洞(どうしつしょうどう)/Druse(ドルーゼ)」、岩石が出来た後、別の作用で特定の成分が晶出して出来たものを異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」と呼びます。主に「水晶」の晶洞で売っているものはこの「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」に成ります。

 

 

 

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「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
こちらののっぺりとした石も、割って中を覗いてみると、、、(´・ω・`)

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「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
壁には一面「水晶(すいしょう)/Rock Crystal(ロッククリスタル)」の結晶が(*゚∀゚) ちらほら見える黒い鉱物は、おそらく二酸化マンガンかと思います(^_^;)左側の鉛色の鉱物はもしかした輝安鉱(きあんこう)かも知れません(^_^;)

 

 

 

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「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
さて、こちらの凸凹したカタマリは何が入っているのでしょうか(´・ω・`)パカッと割ってのぞいてみると、、、

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「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵 
きれいな「紫水晶(むらさきすいしょう)/Amethyst(アメシスト)」がギュウギュウに詰まっています(*゚∀゚)

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「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵 

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こちらもペンライトを当ててみると、水晶の洞窟がキラキラと輝いています(´・ω・`)

晶洞の標本をライトで照らしながらルーペで観察していると、「小さくなってこの中を歩きまわりたい!!」という衝動にかられます(´・ω・`)ノ
そう、晶洞の中を歩きまわりたい衝動にかられるので御座います( ー`дー´)キリッ

以上、小さな鉱物の洞窟「晶洞(ショウドウ)」のご紹介でした(*゚∀゚)

ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

オーナーよりお知らせです(´・ω・`) お店へのご予約ですが、ありがたい事に4月半ば過ぎまで一杯となりました。ご来店ご希望のお客様は、どうぞお早めにご予約をお願いいたします。

ご来店に付いて
当店は小さなお店なので、予約優先と成っております。
ご来店ご希望の方は、必ず携帯電話へご連絡下さい。ショートメールでも承っております。

[ご予約用電話番号]
090-6798-7806
・予約受付時間
午前10時〜午後8時 まで


・今回の参考文献・

□新訂 宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

砂漠のバラのご紹介(。・ω・。)

いつもお世話に成って居ります(。・ω・)Web担当の荻久保です。
12月にしては暖かい日が続いていると思いきや、冬将軍の到来で朝晩の氷点下がことさら骨身にしみる今日此の頃、皆様いかがお過ごしでしょうか(´・ω・`)

今回のブログは、

「砂漠のバラ/Sand Rose(サンドローズ)またはDesert Rose(デザートローズ)」

のご紹介です(。・ω・。)


バラの花弁が、まるで石化した様な不思議な形の「砂漠のバラ」。名前の通り、サハラ砂漠を始めとした世界中の砂漠地帯で見られます。「砂漠のバラ」は、水に溶けたミネラルが成長したもので、これが見つかる場所は、かつて湖など水が存在していた場所と言われています。

「砂漠のバラ」は「石膏(せっこう)/Gypsum(ジプサム)で出来たものと、「重晶石(じゅうしょうせき)/Baryte(バーライト)」で出来たものの二種類があります。


「砂漠のバラ(石膏タイプ)」

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「砂漠のバラ(石膏タイプ)」 タクラマカン砂漠産 個人蔵
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鉱物情報

□和名:「砂漠のバラ」
□英名:「Sand Rose(サンドローズ)」または「Desert Rose(デザートローズ)」

ー石膏タイプー
□分類:硫酸塩鉱物(りゅうさんえんこうぶつ)
□化学組成:CaSO4・2H2O
含水カルシウム硫酸塩
□結晶系:単射晶系
□劈開(へきかい):一方向にきわめて完全
□断口(割れた状態):平坦状
□条痕:白色
□色:無色、白色、淡褐色(たんかっしょく)
□モース硬度:2
□比重:2.32
□屈折率:1.52~1.53
□複屈折率:0,010
□主な産地(砂漠のバラ):サハラ砂漠、タクラマカン砂漠、メキシコ、オーストラリア、アメリカ合衆国 他

ー重晶石タイプー
□分類:硫酸塩鉱物(りゅうさんえんこうぶつ)
□化学組成:BaSO4
バリウムの硫酸塩
□結晶系:斜方晶系
□劈開(へきかい):三方向完全
□断口(割れた状態):平坦状
□条痕:白色
□色:無色、白色、淡褐色(たんかっしょく)
□モース硬度:3~3.5
□比重:4.45
□屈折率:1.63~1.65
□複屈折率:0,012
□主な産地(砂漠のバラ):サハラ砂漠、アメリカ合衆国 他


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接写 「砂漠のバラ(石膏タイプ)」 タクラマカン砂漠産 個人蔵
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「重晶石(じゅうしょうせき)/Baryte(バーライト)」タイプの「砂漠のバラ」
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「砂漠のバラ(重晶石タイプ)」 アメリカ合衆国 オクラホマ州産 個人蔵
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「重晶石タイプの砂漠のバラ」は、「石膏タイプの砂漠のバラ」よりも比重が大きいので、見た目が同じくらいの物を手に持って比べると「重晶石タイプの砂漠のバラ」はとてもズッシリと重く感じられます。


「石膏タイプの砂漠のバラ」
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「砂漠のバラ(石膏タイプ)」 サハラ砂漠産 個人蔵
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img 「砂漠のバラ(石膏タイプ)」 サハラ砂漠産 個人蔵
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img 接写 「砂漠のバラ(石膏タイプ)」 サハラ砂漠産 個人蔵
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表面に見える粒は砂漠の砂です。もろく取れそうですが、結晶と一体化しているので簡単には取れません。

img 「砂漠のバラ(石膏タイプ)」 メキシコ産 個人蔵
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img 接写 「砂漠のバラ(石膏タイプ)」 メキシコ産 個人蔵
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img 「砂漠のバラ(石膏タイプ)」 アメリカ合衆国 ユタ州産  お店にて販売
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珍しいアメリカ合衆はユタ州産の砂漠のバラです。こちらは現在お店にて販売中です。画像の物は撮影して直ぐお客様にお買い上げ頂きましたが、同じ種類のものはまだお店に在りますので機会が在りましたら是非ご覧下さい。

以上、「砂漠のバラのご紹介でした(。・ω・)


ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

お店の方は、最近新たに仕入れを行い新しい鉱物がぼちぼち出始めています(^ω^≡^ω^)
年内の予約は既に、一杯に成っています。
今年も後10日ほどと成りました、忙しさに加え、寒い日が続きますがどうぞ皆様ご自愛下さい(。・ω・)
それでは、また次回のブログもどうぞお楽しみに( ゚∀゚)o彡°


・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia 砂漠のバラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/砂漠のバラ

□Wikipedia 石膏
https://ja.wikipedia.org/wiki/石膏

□Wikipedia 重晶石
https://ja.wikipedia.org/wiki/重晶石

ルビーとサファイアのご紹介(。・ω・。)

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
紅葉もすっかり終わり、山は落葉を終えた木々の枝がいよいよ目立つ様に成って参りました昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか(´・ω・`)

今回のブログは、宝石としても有名な「ルビーとサファイア」の
「綱玉(こうぎょく)/Corundum(コランダム)」

のご紹介です(。・ω・。)


赤い宝石の代表格とも言える7月の誕生石「ルビー」と、深い青が印象的な9月の誕生石「サファイア」。全く別の鉱物の様ですが、実は「ルビー」と「サファイア」は両方とも「綱玉(こうぎょく)/Corundum(コランダム)」と言う鉱物に成ります(。・ω・。)


-「綱玉(こうぎょく)/Corundum(コランダム)」の「ルビー」-

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ルビー原石 インド産  個人蔵
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鉱物情報

□和名:紅玉
□英名:Ruby(ルビー) :ラテン語の「赤色 Ruber」に因む
□分類:酸化鉱物(さんかこうぶつ)
□化学組成:Al2O3
酸化アルミニウム
□結晶系:六方晶系(三方晶系)
□劈開(へきかい):無し、底面および菱面体方向に裂開
□断口(割れた状態):貝殻状
□条痕:無色
□色:主な色 赤色
□モース硬度:9
□比重:3.99~4.05
□屈折率:1.76~1.77
□複屈折率:0,008
□主な産地:ミャンマー、タイ、アフガニスタン、パキスタン、ベトナム、インド、ノースカロライナ州(アメリカ合衆国)、ロシア、オーストラリア、ノルウェー、他


-「綱玉(こうぎょく)/Corundum(コランダム)」の「サファイア」-

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サファイア原石 ミャンマー産  お店の商品
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鉱物情報

□和名:青玉
□英名:Sapphire(サファイア) :ラテン語の「青色 Sapphirus」に因む
もともとはサンスクリット語「Sauriratan」がその始めとする説もある。
□分類:酸化鉱物(さんかこうぶつ)
□化学組成:Al2O3
酸化アルミニウム
□結晶系:六方晶系(三方晶系)
□劈開(へきかい):無し、底面および菱面体方向に裂開
□断口(割れた状態):貝殻状
□条痕:無色
□色:主な色 無色、青色、緑色、黄色、紫色、黄金色、ピンク色、褐色
□モース硬度:9
□比重:3.99~4.05
□屈折率:1.76~1.77
□複屈折率:0,008
□主な産地:ミャンマー、スリランカ、、インド、タイ、オーストラリア、ナイジェリア、モンタナ州(アメリカ合衆国)、ロシア、カンボジア、ブラジル、ケニア、マラウイ、コロンビア、他


「綱玉(こうぎょく)/Corundum(コランダム)」は元々は「酸化アルミニウムAl2O3 アルミナ」の鉱物で無色すが、含まれる成分の違いによって様々な色のバリエーションが現れます。
「クロム Cr」を含む事で「赤色」に、「鉄 Fe」や「チタン Ti」を含む事で「青色」に変化します。主に赤色のものを「ルビー」と呼び、それ以外のものは全て「サファイア」と呼びます(ピンクサファイア、グリーンサファイア、イエローサファイアなど)。

「綱玉(こうぎょく)/Corundum(コランダム)」の希少性は、その産出の少なさにあります。コランダムの成分「酸化アルミニウム」自体は、地中ではとてもありふれた成分ですが、同じ地中に豊富に存在する「酸素 O」 と「ケイ素 Si」と結びついて「珪酸アルミニウムの鉱物(藍晶石、紅柱石、珪線石)」に成ってしまう為です。

そして、大きな特徴として、ダイアモンドの次に固い「モース硬度9」の強度を持ちます。

コランダムは古くから人工結晶の研究がされていました。1904年フランスのオーギュスト・ヴェルヌイユ博士の発明した「火炎熔解法(ベルヌーイ法)」により天然石と同一のものが作られる様に成りました。その後様々な生成方法が確率され安定供給される様に成り、現在では研磨剤や工業製品の部品として使用される様に成りました(´・ω・`) 近年では、信州大学の大石修治教授のグループによる「フラックス法」で作られた、世界初の美しい六方両錐の結晶がニュースに成りました。


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ルビー原石 インド産  個人蔵
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ルビー結晶は、画像の様な「六角卓上結晶」の他、六角柱状結晶、礫状(れきじょう)で産出します(´・ω・`)

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ルビー原石 インド産  個人蔵
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重なって見える三角形の段々は、ルビー結晶の成長したあとに成ります(´・ω・`)

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ルビーinゾイサイト タンザニア産  お店の商品
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サファイア原石  マダガスカル産  個人蔵
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サファイアに見られる結晶系に一つ「樽形結晶(たるがたけっしょう)」。


・いろいろなルビーの磨き石・

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ルビーinフクサイト  インド産  お店の商品
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「クロム白雲母(しろうんも)/Fuchsite(フクサイト)」とルビーが混在しているタンブルタイプの磨き石です。ルビーの六角柱状の結晶形が良く観察出来ます。

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ルビーinフェルドスパー  インド産  お店の商品
「長石(ちょうせき)/feldspar(フェルドスパー)」とルビーが混在している磨き石です。
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ルビー タンブル  産地不明  お店の商品
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ルビー タンブル  インド産  お店の商品
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ルビーinカイヤナイト タンブル  インド産  個人像
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以前ブログでご紹介しました「藍晶石(らんしょうせき)/Kyanite(カイヤナイト)」とルビーが混在しているタンブルタイプの磨き石です。

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スピネルinグラナイト 丸玉  インド産  お店の商品
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海外業者さんで「ルビーの丸玉」で出ていた磨き石ですが、実際は「花崗岩を母岩としたスピネル」の磨き石でした。


・宝石のルビーとサファイア・

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ルビーとサファイアの「ルース(裸石)」 個人蔵
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・星を宿した宝石・

ルビーやサファイヤの結晶の中には、「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」の針状結晶を内包しているものがあり、その作用によって光を当てると六条の光の線が現れる「スター(星彩)効果/Asterism(アステリズム)」の特性を持つものもあります。

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スタールビーの「ルース(裸石)」 個人蔵
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光を動かしながら当てると六条の星が動きます。

以上、「綱玉(こうぎょく)/Corundum(コランダム)」のご紹介でした(´・ω・`)
今回ご紹介しました磨き石で、お店の商品と書いて在るものはお店で販売していますので、機会がありましたら是非見てみて下さい(。・ω・。)


ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

ここ最近オーナーは、原石の鉱物標本の品出しを沢山しています。「レムリアンシードのファントム」や「雷水晶」、「トライゴニック水晶(蝕像)」、「ティファニーストーン」、「アフリカンジェード」、「アリゾナ産アズライト」、「アポフィライト」、「エピドット入り水晶」、「ムーンストーン(大きめのタンブル)」、「シェブロンアメジスト(丸玉)」、「セレスタイン(小粒原石)」、「インディゴライト」、「スターガーネット(丸玉)」、「ジャカレー」、「メタモルフォーセス(白、グリーン、黒)」、「レピドライトトルマリン」、「エメラルド(丸玉)」、などなど新しく出ていますのでどうぞお楽しみ(^ω^≡^ω^)

それでは、また次回のブログもどうぞお楽しみに( ゚∀゚)o彡°


・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□新訂 宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

□新訂 宝石学必携・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia コランダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/コランダム

□Wikipedia ルビー
https://ja.wikipedia.org/wiki/ルビー

□Wikipedia サファイア
https://ja.wikipedia.org/wiki/サファイア

□Wikipedia スター効果
https://ja.wikipedia.org/wiki/スター効果

□Wikipedia Auguste Victor Louis Verneuil
https://en.wikipedia.org/wiki/Auguste_Victor_Louis_Verneuil

□Wikipedia ベルヌーイ法
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベルヌーイ法

「曹灰長石(そうかいちょうせき)/Labradrite(ラブラドライト)」のご紹介(´・ω・`)

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
山々は目の覚めるような綺麗な紅葉が眩しい今日此の頃、皆様いかがお過ごしでしょうか(´・ω・`)

今回のブログは、
「曹灰長石(そうかいちょうせき)/Labradrite(ラブラドライト)」

のご紹介です(。・ω・。)

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ラブラドライト マダガスカル産 一面磨き 個人蔵
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鉱物情報

-曹灰長石(そうかいちょうせき)/Labradrite(ラブラドライト)-

□和名:曹灰長石(そうかいちょうせき)
□英名:Labradrite(ラブラドライト)
□分類:珪酸塩鉱物(けいさんえんこうぶつ)
□化学組成:Na(AlSi3O8)50-30 Ca(Al2Si2O8)50-70
ナトリウム・カルシウム・アルミノ珪酸塩
□結晶系:三斜晶系
□劈開(へきかい):二方向に完全
□断口(割れた状態):貝殻状
□条痕:白色
□色:青色、緑色、黄色、特有の虹色(ラブラドレッセンス)
□モース硬度:6~6.5
□比重:2.70
□屈折率:1.56~1.57
□複屈折率:0,010
□主な産地:カナダのラブラドル半島、フィンランド、ノルウェー、
マダガスカル、他


深い深い青と、その中で動く虹色が幻想的に輝く「曹灰長石(そうかいちょうせき)/Labradrite(ラブラドライト)」

英名の「Labradrite(ラブラドライト)」は、カナダのラブラドル半島で1770年に発見された事から名付けられました。

この「曹灰長石(そうかいちょうせき)/Labradrite(ラブラドライト)」は、「長石(ちょうせき)/Feldspar(フェルデスパー)」グループの中の「斜長石(しゃちょうせき)/Plagioclase(プレイジアクレイス)」の系列の内の

「曹長石(そうちょうせき)/Albite(アルバイト) Na(AlSi3O8) 」が50%~30%
「灰長石(かいちょうせき)/Anorthite(アノーサイト) Ca(Al2Si2O8)」が50%~70%

混ざり合った固溶体です(´・ω・`)
文字の羅列では分かりにくいので、ちょっと図にしてまとめてみました(´・ω・`)
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同じ斜長石系列の「灰曹長石」で、「赤鉄鉱(せきてっこう)/Hematite(ヘマタイト)」を含むものは「日長石(にっちょうせき)/sunstone(サンストーン)」の名前で親しまれています。※中性長石のタイプのサンストーンもあります。
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サンストーン 原石  インド産 個人蔵
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アメリカ合衆国はオレゴン州で産出する「曹灰長石(そうかいちょうせき)/Labradrite(ラブラドライト)」の透明で「赤鉄鉱(せきてっこう)/Hematite(ヘマタイト)」を含むものは「オレゴンサンストーン」の名前で親しまれています(´・ω・`)
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オレゴンサンストーン  磨石(タンブル)  アメリカ合衆国 オレゴン州産 個人蔵
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ラブラドライトに話を戻しましょう(´・ω・`)
こちらは磨いていない原石の状態です。この状態でも虹色がうっすら観察出来ます(。・ω・。)
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ラブラドライト マダガスカル産  個人蔵
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磨き石のタイプです(´・ω・`)
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ラブラドライト 磨石  マダガスカル産 個人蔵
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ラブラドライトの真骨頂とも言える「ラブラドルレッセンス(ラブラドル効果)」です(。・ω・。)
二つの劈開方向に、青色や緑色をはじめとした各色の虹色が観察できます。
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磨かれた面の接写です(´・ω・`)
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ラブラドライト 磨石  マダガスカル産 個人蔵
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更に拡大した画像です(´・ω・`)板状や針状に見えている「インクルージョン(内包物)」は磁鉄鉱との事です(。・ω・。)
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ラブラドライト 磨石  マダガスカル産 個人蔵
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こちらはオーナー所蔵のお気に入りの磨石タイプのラブラドライトです(。・ω・。)
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ラブラドライト 磨石  マダガスカル産 個人蔵
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ラウンドカボッションカットにかとされた「ラブラドライト」の裸石です。光の当たる方向にによって虹色の輝きが動いて見えます(´・ω・`)
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ラブラドライト 磨石  マダガスカル産 個人蔵
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こちらはちょっと珍しいミャンマー産の「ゴールデンラブラドライト」の裸石です(´・ω・`)
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ラブラドライト 裸石  ミャンマー産 個人蔵
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是非一度、実物を見る機会がありましたら、いろんな角度から光を当てて、この虹色の輝きを観察して頂きたいところあります(´・ω・`)
以上「曹灰長石(そうかいちょうせき)/Labradrite(ラブラドライト)」のご紹介でした(。・ω・。)

 


 

ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

ここ最近、オーナー(^ω^≡^ω^)は着々と店回りの敷地を綺麗にしておりました(´・ω・`)
雑草を綺麗に抜き、敷石を綺麗に並べ造園屋さんに負けず劣らずの出来栄えに成っておりました(。・ω・。)

そしてお店の方も絶賛品出し中でございます。何を出しているかは秘密だそうです(。・ω・。)。。。

さて、日も段々と短くなり、世間はいよいよ秋の様相が色濃くなってまいりました(´・ω・`)
皆様どうぞ楽しい秋の季節をお過ごし下さい。

それでは、また次回のブログもどうぞお楽しみに(。・ω・。)

 


 

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□新訂 宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia ラブラドル長石
https://ja.wikipedia.org/wiki/ラブラドル長石

□Wikipedia 長石
https://ja.wikipedia.org/wiki/長石

□Wikipedia 斜長石
https://ja.wikipedia.org/wiki/斜長石

□Wikipedia 日長石
https://ja.wikipedia.org/wiki/日長石

□Wikipedia 固溶体
https://ja.wikipedia.org/wiki/固溶体

「天青石(てんせいせき)/Celestine(セレスタイン)」のご紹介(。・ω・。)

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
夏です、どこもかしこも夏真っ盛りの陽気でございます(;´Д`)さて今回のブログは
そんな夏の青空を思わせる色の、

「天青石(てんせいせき)/Celestine(セレスタイン)」

のご紹介です(。・ω・。)

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天青石/Celestine マダガスカル産 個人蔵
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鉱物情報

-天青石/Celestine-

□和名:天青石(てんせいせき)
□英名:Celestine(セレスタイン)
□分類:硫酸塩鉱物
□化学組成:SrSO4 ストロンチウムの硫酸塩
□結晶系:斜方晶系
□劈開(へきかい):一方向に完全
□条痕:白色
□色:無色、淡青色
□モース硬度:3~3.5
□比重:3.98
□屈折率:1.62~1.63
□複屈折率:0,010
□産状:天青石は、砂岩、石灰岩、蒸発岩鉱床、ペグマタイトや
火山岩中の空洞の中や、方鉛鉱や閃亜鉛鉱の鉱脈中また石膏
、硬石膏、岩塩などの鉱床に産出する。
□主な産地(宝石質のもの):ナミビア、マダガスカル
その他、イタリア、イングランド、チェコスロバキア
アメリカ合衆国、カナダでも産出する。


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天青石/Celestine マダガスカル産 個人蔵
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透明感のある空の様な淡青色が特徴的な「天青石/Celestine」。名前の由来も英名、和名共に空色を語源とするそうです。この淡青色の他に、無色、乳白色、黄色、などの色で産出する事もあります。

モース硬度3と柔らかく、十円硬貨と同じ位の硬度に成ります。

含まれる「Sr ストロンチウム」は炎色反応で美しい赤色に成ります。この炎色反応を利用して鑑定することが出来ます。
因みに、夏の風物詩の花火の赤色は「Sr ストロンチウム」が使われて居ます(。・ω・。)

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天青石/Celestine 単結晶 マダガスカル産 個人蔵
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単結晶の標本に成ります。
美しい面によって構成されています。人工的に磨いたわけではなく、もととなっている「目に見えない小さな粒(原子やイオン)」が規則正しく結合して並ぶことで、このような美しい形に成っています。

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天青石/Celestine 単結晶 マダガスカル産 個人蔵
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単結晶を横から見た画像に成ります。

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天青石/Celestine 単結晶 マダガスカル産 個人蔵
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「天青石/Celestine」の結晶は「斜方晶系/Orthorhombic system」と言う結晶系で、前後軸左右軸上下軸の3本の結晶軸の長さはそれぞれ異なり、それらの3本の結晶軸が互いに「垂直(90°)」に交差しています。クリソベリル、トパーズ、ペリドット、アイオライト、アンダリュサイトなどがこれに属しています。

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天青石/Celestine 磨き タンブル マダガスカル産 個人蔵
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「磨き石(タンブル)」タイプのものです。水晶などと比べ非常に割れやすいので、取り扱いには十分注意しましょう(´・ω・`)

以上、「天青石/Celestine」のご紹介でした(´・ω・`)


□最近のmelc*lilli(^ω^ ≡ ^ω^)□

突然ですが、ご紹介コーナーです(´・ω・`)
お店の客様で、「ありがとう畑」と言う畑しているお客様がいらっしゃいます(。・ω・。)
無農薬、無化学肥料で育てたお野菜を、農場から自宅まで宅急便で直送の定期販売をなさっています。
web担当荻久保も賞味させて頂いたのですがとても美味しかったです(。・ω・。)
葉物野菜はみずみずしく味がしっかりしていて、今が旬のズッキーニは細長いものと丸いものと色々あり、薄くスライスした生サラダが最高でした(´・ω・`)
もちろん、お吸い物や炒めもの、更にはお漬物にしても美味しく頂けました(。・ω・。)

melc*lilliのオーナー(^ω^ ≡ ^ω^)が、大ファンに成ったお野菜です

個人的には少し前に頂いたラデッシュが絶品で、噛んだ瞬間に、口の中にあふれた甘い大量の水分には驚きました(*゚∀゚)美味しいお野菜オススメです。

オーナー(^ω^ ≡ ^ω^)<「是非!!一度食べてみて下さい!!」

「ありがとう畑」 電話 0267-56-1919

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お野菜といえば、melc*lilliのオーナー(^ω^ ≡ ^ω^)野菜畑も着々と夏野菜が収穫出来ています(。・ω・。)
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収穫夏野菜 メルク*リリ産 個人蔵
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オーナー(^ω^ ≡ ^ω^)念願の小玉スイカも見事に収穫出来、早速ご相伴に預かり実食させて頂きました(*゚∀゚)
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収穫スイカ メルク*リリ産 個人蔵
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皮のきわまで美味しい果肉でした(。・ω・。)
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収穫スイカアフター メルク*リリ産 個人蔵
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年々暑い日が増している様ですが、水分と塩分の補給をこまめに取って、あまり無理をせず良い夏をお過ごしください(´・ω・`)
それではまた、次回のブログをどうぞ楽しみに(´・ω・`)


□楽しい鉱物図鑑・堀 秀道 著/草思社

□新訂 宝石学必携・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia 天青石
https://ja.wikipedia.org/wiki/天青石

□Wikipedia 結晶
https://ja.wikipedia.org/wiki/結晶