お店の商品紹介(´・ω・`)ノシ

すっかり日も長くなり、あちらこちらの庭先ではバラが真っ盛りに咲いている今日このごろ皆様いかがお過ごしでしょうか(´・ω・`)

今回は、現在お店に並んでいます「鉱物標本」「オリジナル天然石アクセサリー」「シルバーアクセサリー」の一部をご紹介したいと思います(´・ω・`)


こちらは、ブラジル産の「スモーキークォーツ&長石」です。

「スモーキークォーツ」の和名は「煙水晶(けむりすいしょう)」と言い、アルミイオンが分子結晶内に含まれることで「色中心/coler center(カラーセンター)」と呼ばれる分子結晶の「点欠陥(てんけっかん)」と呼ばれる部分が出来、そこを透過する「光」の黒以外の色が吸収されるためこの色に見えているそうですよ(´・ω・`)人(´・ω・`) 

全体に皮膜のように出ているのは「長石類」になります。「煙水晶」と「長石」の組み合わせはよく見かける組み合わせかもしれません、中国は山東省や日本では岐阜県などの産地のものもよく見かけます(´・ω・`)


こちらはブラジル産の「アベンチュリン」です。

「アベンチュリン」は和名「砂金石(さきんせき)」と呼ばれる、「石英」の中に「雲母(うんも)/Mica(マイカ)」や「赤鉄鉱(せきてっこう)/Hematite」、「針鉄鉱(しんてっこう)/Goethite(ゲーサイト)」を内包している岩石になります(´・ω・`)画像のブラジル産のものは「雲母」を内包しているタイプの「アベンチュリンになります」(´・ω・`)

「アベンチュリン」はキラキラ光る特性から「磨き石」や「彫刻」「宝石」に加工されているものもあります。今回の画像のものは原石タイプですので、自然の表情が観察できたりしますよ(´・ω・`)


こちらは

ブラジル産の「スモーキークォーツ」に「グリーントルマリン」が入り込んでいる鉱物標本になります(´・ω・`)「トルマリン」は「電気石(でんきいし)」と呼ばれる熱すると電気を帯びる鉱物で様々な種類があります、「グリーントルマリン」はその中の「リチア電気石/Elbaite(エルバイト)」の緑色のものになります(´・ω・`) 宝石名だと「ヴェルデライト」になるみたいです(´・ω・`)

こちらの鉱物標本は複数の水晶が合わさっているので、その境目で光が七色になる「レインボー」の部分があるのも特徴ですよ(´・ω・`)


こちらはロシア産のクリソコラの丸玉になります(´・ω・`)

「クリソコラ/Chrysocolla」の和名は「珪孔雀石(けいくじゃくいし)」といい銅の二次鉱物の「孔雀石(くじゃくいし)/Malachite(マラカイト)」の「炭酸」が「フィロ珪酸」に置き換わったような鉱物になります(´・ω・`) 

「孔雀石)/Malachite)」 (Cu2(CO3)(OH)2)

「珪孔雀石//Chrysocolla」(Cu,Al)2H2Si2O5(OH)4·nH2O

CO3 が H2Si2O5 に置き換わっています(´・ω・`)

このタイプの「クリソコラ」はロシア産のもの以外ではあまり見かけないように思います(´・ω・`)


こちらは「デンドリチックアゲート」の丸玉になります(´・ω・`)ところどころ入っているのは「二酸化マンガン」で、別名「忍石(しのぶいし)」などでも見ることが出来ます。くわえて上部の黄色い部分は「オパール」が入っています(´・ω・`)

「オパール」は主に「プレシャスオパール」という半透明でキラキラの七色に輝く「遊色効果」を持つものと、「コモンオパール」という不透明のタイプの二種類に分かれています。この上部の部分は「コモンオパール」の種類になります(´・ω・`)

「オパール/Opal」の和名は「蛋白石(たんぱくせき)」と言い、その由来は「ゆで卵の白身」っぽい外見から来ているそうです。 こちらのはまさに卵っぽさが出ています。ブラックライトを当てると黄緑色に蛍光しますよ(´♢ω♢`)


こちらはナミビア産の「アクアマリン」になります。「アクアマリン」は「緑柱石(りょくちゅうせき/Beryl)」の水色のもので「ベリリウム」を含む「アルミニウム珪酸塩」の鉱物に「 Fe2+ 」2価の鉄イオンが含まれています(´・ω・`)

鉱物自体の結晶がよく分かる「単結晶」の状態のものです。中に「長石」や「ブラックトルマリン」をミッチリ内包してたり結晶面は一部内包物がニョッキリ顔を出していますが表面はつやつやとしていて「アクアマリン」の結晶の形がよく分かりますよ(´・ω・`)


こちらはブラジルはミナスジェライス産の「ブラックカイヤナイト」になります(´・ω・`)

「カイヤナイト」は和名「藍晶石(らんしょうせき)」と呼ばれる「青色」が美しいものが一般的ですが、「白」に近いものや「緑」「オレンジ」「黒」などもあります(´・ω・`)

今回ご紹介している「ブラックカイヤナイト」の黒色は「石墨(せきぼく)/Craphite(グラファイト)」という「炭素(たんそ) C 」を含んでいる事によるみたいです(´・ω・`)


こちらは、ブラジルはミナスジェライス産の「モスコバイト(マスコバイト) Muscoviter/白雲母」の結晶になります(´・ω・`) 大きく見事な結晶です(´・ω・`) 

産地のブラジルは、広範囲で大規模な「ペグマタイト鉱床」があります。トルマリンやトパーズはもちろん、アクアマリンやエメラルド、水晶など宝石の産地として有名ですが、実は日本が輸入している「非鉄金属」の11%はブラジルから供給されていたりします(´・ω・`)


こちらは中国は江西省産の「蛍石(ほたるいし)/Fluorite(フローライト)」になります(´・ω・`)
しましまの模様がわかりやすいように平板状に研磨されています(´・ω・`)

「蛍石/Fluorite」は他の鉱物に比べて比重が重いので、小さくてもずしりと重さを感じられますよ(´・ω・`)


こちらはペルー産の「クリソコラ」になります(´・ω・`)最初の方でご紹介したロシア産のものとは異なり、淡いブルーの「珪孔雀石/Chrysocolla」の周りを「珪素(けいそ)」がおおっています(´・ω・`)この「珪素」は「珪孔雀石/Chrysocolla」にも浸透していて、このタイプのものは「ジェムシリカ」という宝石名で呼ばれたりしています(´・ω・`)


こちらは大きいサイズの「蛍石(ほたるいし)/Fluorite(フローライト)」の丸玉になります(´・ω・`)

この丸玉、実は変わり種で、白い矢印の部分をよくよく見てみると、、、(´・ω・`)

「蛍石」の結晶の「等軸晶系(とうじくしょうけい)」正八面体っぽい形が見えます(´・ω・`)
これは「負晶(ふしょう)」という鉱物結晶ないのガスや液体などの不純物を内包してできる結晶跡なのか、はたまた他の不純物が表面に皮膜としてついて出来た結晶の成長跡なのかわかりませんが鉱物の出来る痕跡を観察できる鉱物標本だと思いますよ(´・ω・`)


こちらの目の覚めるような青色の鉱物はインド産の「カバンサイト」の結晶になります(´・ω・`)青色は「バナジウム」に起因するそうです(´・ω・`) 放射状に広がる結晶にこの青色も相まって不思議な物語を内包していそうに思えてしまいます(´・ω・`)

表面をキラキラと覆っているのは「沸石(ふっせき)」と一種「束沸石(たばふっせき)」だと思います(´・ω・`)


こちらは、先に紹介したオパール同様の不透明な「コモンオパール」の種類の「ブルーオパール」と呼ばれる鉱物標本になります。

ブルーと呼ばれていますが緑色に見える部分は銅の二次鉱物「珪孔雀石/Chrysocolla」に起因すると言われています。宝石としてカットされたりもしています(´・ω・`)

こちらは母岩の部分も観察できるタイプになります。母岩のある原石の場合、変成作用の痕跡や色に、起因する鉱物の痕跡を見ることもたまに出来たりしますよ(´・ω・`)


「アメジスト」の種類は産地別にいろいろ取り揃えています(´・ω・`)

「アメジスト」と「シトリン」の混ざったボリビア産の「アメトリン」もありますよ(´・ω・`)


こちらは、melc*lilliオリジナルのパーツを使った天然石ビーズの「猫ブレス」を新しくお店に出しました(´・ω・`)

猫耳パーツはWeb担荻久保に原型制作と量産を発注しました(´・ω・`)お気に入りな製品なので「公正証書」くらいは作ろうかと思案中(´・ω・`)

こちらは猫耳パーツを使った天然石ビーズのピアスになります(´・ω・`)
「ぶち」、「茶トラ」「サバ柄」、「黒猫」など天然石ビーズの柄をよく選んで一つ一つオーナーが組んでいますよ(´・ω・`)


こちらはWeb担荻久保が製造するオリジナルシルバーアクセサリー「Hamamelis(ハマメリス)」の新着アクセサリーです(´・ω・`)

大ぶりの「ムーンストーン(トルマリン入)」を使った一点物のペンダントトップ(´・ω・`)

こちらは原石から研磨した「ホワイトバッファロー」をつかた一点ものペンダントです(´・ω・`)

オーナーお気に入りの「ブルートパーズ(焼き)」を留めたシルバーリング「オノマトペ」(´・ω・`)

他にもバングルやキーホルダーなど多数入荷しています(´・ω・`)

以上ココ最近のお店の商品紹介でした(´・ω・`)


ー 最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

先日お客様にmelc*lilli開店10周年記念に花束のプレゼントを頂戴いたしました(・∀・)ノシ

melc*lilliへお越しいただくリピーターのお客様、新規のお客様、いつも本当にありがとうございます。これからも、嬉しくなっちゃうような石たちをお届けできるようにしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

10周年お祝いにお花を届けてくれたHさんありがとう( ^ω^ )

それでは、また次回のブログをお楽しみに(´・ω・`)


今回の参考文献

楽しい鉱物図鑑1、2・堀 秀道 著/草思社

アイスクリスタル・蝕像(しょくぞう)水晶のご紹介です(´・ω・`)

産地:インド クル地区 永久凍土の下から出てきました。

今回はこちらの「アイスクリスタル・蝕像(しょくぞう)水晶」のご紹介です(´・ω・`)

こちらの「アイスクリスタル・蝕像(しょくぞう)水晶」は、北インドはクル地区の永久凍土の下から産出した水晶になります(´・ω・`)

※永久凍土:https://ja.wikipedia.org/wiki/永久凍土

この「蝕像水晶」というのは、通常の水晶とは異なり、ギザギザとした不思議な形をしています。これは地層の中の水晶が、同じく地中のマグマが冷えることによって発生した「フッ化水素」の影響で溶けた状態の水晶のことです(´・ω・`)

この場合の「溶ける(腐食)反応」は、熱で溶けるのとは異なり、水晶の結晶状態の珪素がフッ化水素によって取り出されるので、結晶が育った層が順に取り除かれているような状態になっているのだと思います(´・ω・`)

またこの産地の水晶は、もともと「方解石(ほうかいせき)・Calsite(カルサイト)」や「角閃石(かくせんせき)/Amphibole(アンフィボール)」と合わさっていたようで、それらがフッ化水素」と「水晶(二酸化ケイ素)」とが反応して生成された強酸の「ヘキサフルオロケイ酸(珪弗化水素酸)」によって溶けてなくなることでこの様な形になっていると思われます(´・ω・`)

ペンライトで照らした様子です(´・ω・`)まるで氷のような表情です(´・ω・`)
永久凍土の下から出てきたと思うと「アイスクリスタル」という名前がピッタリです(´・ω・`)

こちらは小さめの「アイスクリスタル」ですが、大きな凹みがあったので「ねりけし」をつめて形を取ってみました(´・ω・`) 尖った形がポコンと取れましたが、、これはもしかしたら、、、、

こちらの画像は「方解石(ほうかいせき)・Calsite(カルサイト)」の「犬牙状結晶(けんがじょう)」という結晶です。先程の「ねりけし」で取った形とよく似ているので、もしかしたら「方解石・Calsite」が入り込んでいた跡かもしれませんね(´・ω・`)

他にも何やら黒い被膜が付いていたのですが、こちらは「酸化鉄(さんかてつ)」のようでした(´・ω・`)この水晶が取れた場所は鉄分が多いようで赤い被膜の付いた水晶も多く産出するようです(´・ω・`)

地殻の中で出来た水晶は、結晶になった環境や、その後の地殻変動の影響さまざまな形に変わります(´・ω・`)鉱物標本として私達の手元に来た水晶には、何千年、何万年の地中の記録が刻まれているのかもしれませんね(´・ω・`)ただただ、地球すごすぎぃ!!(´・ω・`)

以上,アイスクリスタル・蝕像(しょくぞう)水晶のご紹介でした(´・ω・`)


ー 最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

今回ご紹介しました大き方の「アイスクリスタル」はお店で販売していますので機会がありましたら是非ご覧ください( ^ω^ )

さて、今年は2021年ということで、2011年からmelc*lilliを始めて10年目となりました( ^ω^ )これからも変わらず「地球ってすごい!!」と思えるような鉱物をお届けしていきたいと思いますのでどうぞお楽しみに( ^ω^ )


今回の参考文献

https://ja.wikipedia.org/wiki/フッ化水素
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘキサフルオロケイ酸
倉敷市立自然博物館:気成作用 
楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社
https://ja.wikipedia.org/wiki/石英

カミナリ水晶のご紹介(*゚∀゚)

お世話になっております(´・ω・`)最近は冬がフライングしたような寒い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか((( ´w` )))

今回のブログは、ちょっと珍しい「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」のご紹介です(*゚∀゚)

まずこちらの画像をご覧下さい。見たところ普通の水晶のようですが、、、、
img
カミナリ水晶 ブラジル産
・高画質の別窓での表示はこちら

 

前端部分に、横に走る特殊な「クラック(ひび割れ)」が確認出来ます。
img
カミナリ水晶 ブラジル産
・高画質の別窓での表示はこちら

更に接写です(*゚∀゚)通常の「クラック(ひび割れ)」とは異なり、ヒビの部分が鋭くなっておらず、若干溶けたような丸みのある形に成っています(*゚∀゚)
img
カミナリ水晶 ブラジル産
・高画質の別窓での表示はこちら

この特殊な「クラック(ひび割れ)」は、落雷により出来たもので、このタイプの「クラック(ひび割れ)」がある水晶は「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」と呼ばれています。

もう少し詳しく解説しますと、この「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」は、「崩積鉱床(ほうせきこうしょう)」という母岩が風化して砂のようになった中に水晶が埋もれ、その水晶の周りの砂がたまたま水分を含んでいる状態の所に雷が落ち、水分を伝って電流が水晶に流れる事で「カミナリ水晶」が出来ます。

ただ、カミナリが直に水晶に当たるだけですと衝撃によって水晶は砕けてしまいますが、水晶の周りにある「水分を含んだ砂」がクッションのような役割となり、電流の流れた跡がつく状態に留めることが出来ているそうです(*゚∀゚)

 

こちらも一見普通の水晶に見えますが、、、
img
カミナリ水晶 ブラジル産
・高画質の別窓での表示はこちら

見事な雷の電流が流れた跡の「クラック(ひび割れ)」が確認出来ます(*゚∀゚)
img
カミナリ水晶 ブラジル産
・高画質の別窓での表示はこちら

こちらは「ガーデンクオーツ」のタイプの雷水晶に成ります。
img
カミナリ水晶(ガーデンクォーツ) ブラジル産
・高画質の別窓での表示はこちら

こちらも「カミナリ水晶」特有のクラックが確認できます。
img
カミナリ水晶(ガーデンクォーツ) ブラジル産
・高画質の別窓での表示はこちら

 

さて、こちらは更に珍しいタイプの「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」なのですが、、
img
ケブラ・リーサ ブラジル産
・高画質の別窓での表示はこちら

何とも丸っこい、川流れの水晶に見えますが、、接写で見てみましょう。
img
ケブラ・リーサ ブラジル産
・高画質の別窓での表示はこちら
先のカミナリ水晶と同じ電流の流れた跡のクラックが確認できます。

こちらは、「ライトニングエッグ」または「ケブラ・リーサ(ポルトガル語で滑らかに割れてる)」と呼ばれるタイプのカミナリ水晶になります(*゚∀゚)

たまたま川を流れていた水晶が、たまたま「くぼみ」にハマり、その中でコロコロと転がり続け丸っこくなり、更に時が流れそのくぼみが砂で埋もれた所に、たまたま落雷による電流が流れる事でこの様な「カミナリ水晶」が出来上がります(*゚∀゚) 

以上、ちょっと珍しい「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」のご紹介でした(´・ω・`)

 


ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

最近は週末の度に台風襲来が重なり雨ばかりで日が続いていました(; ・`ω・´)

そんな中、オーナーはどしどし品出しに勤しんで居ました(=゚ω゚)ノ

オーナー「沢山新しい鉱物ご用意してお待ちしてまーす(^ω^≡^ω^)」

それでは、また次回のブロクもどうぞお楽しみに(*゚∀゚)

 

日本産の水晶とブラジル産のおもしろ水晶(´・ω・`)

いつもお世話に成って居ります(。・ω・)Web担当の荻久保です。
11月も末に成りまして、秋を通り越して冬の様な寒さが続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか(´・ω・`)

今回のブログは、

「日本産の水晶とブラジル産のおもしろ水晶」

のご紹介です(。・ω・。)


鉱物情報

-水晶(すいしょう)・石英(せきえい)/Rock Crystal(ロッククリスタル)・Quarts(クォーツ)-

□和名:水晶(すいしょう)・石英(せきえい)
□英名:Rock Crystal(ロッククリスタル)・Quarts(クォーツ)
□分類:酸化鉱物
□化学組成:SiO2 二酸化珪素(にさんかけいそ)
□結晶系:低温型・三方晶系
高温型・六方晶系
□劈開(へきかい):無し
□断口(割れた状態):貝殻状
□条痕:白色
□色:無色、黄色、褐色、黒褐色、ピンク色、紫色、、乳白色 他
□モース硬度:7
□比重:2.65(ほぼ一定)
□屈折率:1.54~1.55
□複屈折率:0,009
□産状:世界各地で産出する。主要産地はブラジル、良質の結晶は、スイス、フランスのアルプス地方、マダガスカル、ロシア、アメリカ合衆国などで産出する。


ぷっくりとした結晶が特徴的な標本です(*゚∀゚)
いくつもの水晶がついている物を「群晶(ぐんしょう)/Cluster(クラスター)」と言います。
表面に赤茶色の「褐鉄鉱(かってっこう)/Limonite(リモナイト)」に成ります。
img
水晶 長野県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 
こちらの水晶はちょっと変わっていて、放射状に結晶が成長しています。鉱物師匠の話によると「灰鉄輝石(かいてつきせき)/Hedenbergite(ヘデンバージャイト)」という鉱物が変成作用で水晶に成り、この形に成ったのではないか?と推測していました(*゚∀゚)
img
水晶 長野県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

こちらは群馬県産の水晶に成ります。薄っすらと紫色が確認出来ます。この水晶は大きな水晶の周りに、小さな小さな小粒の水晶が群がるように伴っています。
img
紫水晶/アメシスト 群馬県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

こちらは、周りが茶色い「褐鉄鉱(かってっこう)/Limonite(リモナイト)」に覆われていますが、薄っすらと紫色をした水晶に成ります。水晶の真ん中あたりがぷっくりと膨れた形をしています(´・ω・`)
img
水晶 長野県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

上のものと同じ産地ですが、こちらは表面がゴツゴツと鱗のように成っているのに加え、柱面に小さな水晶が所せましと生えています(*´ω`*)
img
水晶 長野県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

透明感の有る結晶が特徴的な「煙水晶(けむりすいしょう)Smoky quartz(スモーキークォーツ)」の標本に成ります。
img
水晶 山梨県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

直径15cmほどの大振りの結晶です(*゚∀゚)
img
水晶 山梨県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

通称「草入り水晶(くさいりすいしょう)」と呼ばれるタイプの水晶に成ります。「内包物(ないほうぶつ)/Inclusion(インクルージョン)」は先にも出てきました「灰鉄輝石(かいてつきせき)/Hedenbergite(ヘデンバージャイト)」に成ります。
img
水晶 長野県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

表面に厚い酸化鉄に覆われた水晶になります。水晶がは、出来た時やその後の地中の状態によって様々な表情に成るのでその種類は千差万別かもしれません(´・ω・`)
img
水晶 長野県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

こちらの産地の水晶は、山高帽の様な形が特徴的です(*゚∀゚)白く見える「内包物(ないほうぶつ)/Inclusion(インクルージョン)」は「角閃石(かくせんせき)/Amphibole(アンフィボール)」になります。
img
水晶 山梨県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

こちらは透明感が抜群の水晶に成ります。薬品で被膜除去することなくこの状態です(*゚∀゚)
img
水晶 長野県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら


続いてブラジル産のおもしろ水晶のご紹介です(*´ω`*)

見た目一般的な水晶に見えますが、この水晶、、後ろ側がちょっとおもしろいんです(´・ω・`)
img
水晶 ブラジル コリント産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

ヒョイと逆さまにするとあら不思議(*゚∀゚)小さな水晶の頭がびっしりと生えています。
おそらく、こちらの水晶は、土の中で結晶が成長した最中に一度折れ、その折れた所が再度結晶してこの様に成ったのかもしれません(´・ω・`)この様に同じ方向に伸びている結晶の事を「平行連晶(へいこうれんしょう)」と言います。
img
水晶 ブラジル コリント産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

さて、こちらの水晶、ちょっと大きめの普通の水晶に見えますが、右側の部分に何やらニョキッと出ています(´・ω・`)
img
水晶 ブラジル コリント産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

近づいて見てみますと、ずっぷりと小さな水晶が刺さっています(*゚∀゚)
img
水晶 ブラジル コリント産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

こちらは「草入り水晶」または「ガーデンクォーツ」と呼ばれるタイプの水晶に成ります。研磨品のものが一般的ですが、こちらは水晶の単結晶のたタイプに成ります(´・ω・`)
img
水晶 ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

接写です(*゚∀゚)線状の「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」や様々な鉱物が内包されています。
img
水晶 ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

こちらは「ジャカレー水晶」と呼ばれるタイプの水晶に成ります。ジャカレーとはポルトガル語で「ワニ」ことで、見た目がワニの背中のようにゴツゴツしている所からそう呼ばれています。
この水晶は「紫水晶/アメシスト」のタイプなので、「アメシストジャカレー」通称「アメジャカ」と呼ばれています。
img
水晶 ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

ドドンと大きなジャカレータイプの「煙水晶/スモーキークォーツ」に成ります(´・ω・`)大きすぎて銀河英雄的な戦艦に出てきそうな風格です(*´ω`*)
img
水晶 ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

 

以上、「日本産の水晶とブラジル産のおもしろ水晶」のご紹介でした(´・ω・`)

 

ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

ここ最近、オーナーは数十年の間に集めた鉱物標本の整理に取り掛かっています(*゚∀゚)その量たるや部屋がそのままイベント会場の様でございます。一つ一つケースに、名前と産地のラベルを貼り、丁寧に丁寧に整理しています(*゚∀゚)
次回のブログは、オーナーの秘蔵コレクションもご紹介したいと思います(*゚∀゚)

それでは、また次回のブログで(´・ω・`)


水晶の中の水晶の幻影??(✽ ゚д゚ ✽)

いつもお世話に成って居ります(。・ω・)Web担当の荻久保です。
気が付けば大分日が短くなりまして秋を感じる今日此の頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回のブログは、水晶の結晶に見られる不思議な

「ファントムクォーツ」

のご紹介です(。・ω・。)


img
水晶/Rock Crystal(Quartz) ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

水晶の結晶の中に、稀に結晶の形のシルエットが現れている物があります(´・ω・`)

img
水晶/Rock Crystal(Quartz) ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
ガイドの線を引いてみました(´・ω・`)φ 中段あたりに白い気泡が結晶の頭の形に成っており、更にその上の部分は内包する鉱物が水晶の先端と同じ形に成っています(*゚∀゚)

これは、一旦出来た水晶結晶が、再び成長する事で、不純物が止まっていた時点の結晶面上に留まる形となり、結晶のシルエットだけが残ったような形に成ります。微細な気泡やクラックが水晶結晶のシルエットに成ったものや、入り込んだ他の鉱物が水晶結晶のシルエットに成ったものなど様々な種類のものが在ります(*゚∀゚)
これらは、「ファントムクォーツ、幽霊水晶、幻影水晶、山入水晶」など様々な名前で呼ばれています。

□様々なファントムクォーツのご紹介(*´ω`*)□

img
水晶/Rock Crystal(Quartz) ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

「緑泥石(りょくでいせき)/chlorite(クロライト)」と言う鉱物が水晶の先端の形に成っている「ファントムクォーツ」です(´・ω・`)

img
水晶/Rock Crystal(Quartz) ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
接写画像です。水晶結晶が段々と伸びていった痕跡が伺えます(´・ω・`)

img
水晶/Rock Crystal(Quartz) ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

こちらは、様々な鉱物が内包されている「ガーデンクォーツ/草入り水晶」タイプの「ファンムクォーツ」に成ります。水晶結晶の中に緑の水晶がニョキッと生えている様に見えます(*゚∀゚)

img
水晶/Rock Crystal(Quartz) ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
接写画像です。様々な微細な鉱物が密集しているのが分かります。

img
水晶/Rock Crystal(Quartz) マダガスカル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
こちらは、マダガスカル産の「ファントムクォーツ」で、含まれる「クロム雲母/Fuchsite(フクサイト)」という鉱物が水晶のシルエットに成ったもので、通称「グリーンファントム」と呼ばれています(´・ω・`)

img
水晶/Rock Crystal(Quartz) マダガスカル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
接写画像です。水晶の角の部分や結晶の柱面が綺麗に再現されています(*゚∀゚)

img
紫水晶/Amethyst(アメシスト) ナイジェリア産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
こちらは、「紫水晶/Amethyst(アメシスト)」のファントムクォーツで「ファントムアメジスト」と呼ばれています。

img
紫水晶/Amethyst(アメシスト) ナイジェリア産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
接写です。結晶の成長の跡に合わせて現れた紫色の痕跡が確認出来ます。

img
紫水晶/Amethyst(アメシスト) ナイジェリア産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
この結晶は、トップの柱面部分にも、うっすらと結晶の伸びた後が模様に成って残っています(*゚∀゚)

img
紫水晶/Amethyst(アメシスト) ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
ブラジル産のファントムアメジストに成ります。

img
紫水晶/Amethyst(アメシスト) ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
接写です。
img
紫水晶/Amethyst(アメシスト) ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

水晶と一口に言っても、その表情は千差万別です(*゚∀゚)内包物によって、また今回の様に、結晶の成長過程に起きる様々な要因によっても沢山の違いが現れます。
そんな水晶の面白さや、意外な面を、少しではありますがまたご紹介できればと思います(*゚∀゚)

それでは、「ファントムクォーツ」のご紹介でした(*´ω`*)


ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

先日新たに仕入れを行い、お店にもぼちぼち新しい鉱物が並ぶ予定です(^ω^≡^ω^)
オーナーは品出しとブレスレット作りで動き回っております(*゚∀゚)=3
WEB担荻久保も商品制作に動き回っております(*゚∀゚)=3

気が付けば肌寒い日が多くなりましたが、皆様季節の変わり目、どうぞご自愛下さい(´・ω・`)
それでは、また次回のブログもどうぞお楽しみに( ゚∀゚)o彡°


・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

水晶の日本式双晶のご紹介(´・ω・`)

お世話になっております。関東甲信越は先日遂に梅雨明けと成ったようで、昨年よりも18日遅い梅雨明け宣言だそうですね(´・ω・`)

さて、今回のブログは、「水晶の日本式双晶のご紹介」ご紹介です(=゚ω゚)ノ

何やら耳慣れない「日本式双晶」と言う言葉ですね(´・ω・`)そもそも「双晶/twine」とは、同種の鉱物の単結晶が、一定の角度で規則的にくっついている結晶の事です。

今回の水晶の「日本式双晶」と言うのは、水晶の単結晶同士が「規則正し角度(八十四度三十三分)」で接合している結晶の事です。


こちらは「マダガスカル産の水晶(日本式双晶)」の画像に成ります。
img
「水晶 日本式双晶」 マダガスカル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

何やらハート型に見えなくもない面白い形の水晶です(*゚∀゚)もうちょっと近づいて見てみましょう。

接写画像です。
img
「水晶 日本式双晶」 マダガスカル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

分かりやすいように、結晶のアウトラインに線を引いてみました(´・ω・`)
img
「水晶 日本式双晶」 マダガスカル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
中心の接合している辺りから、同じ角度に水晶が伸びているのが分かります。

上からの画像に成ります。
img
「水晶 日本式双晶」 マダガスカル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

こちらもアウトラインを引いてみました(´・ω・`)
img
「水晶 日本式双晶」 マダガスカル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
中心の線がずれること無く、左右の結晶が同じように成長しています。

この日本式双晶の水晶は、「平板式夫婦水晶(ひらばんしきめおとすいしょう)」と呼ばれ。幕末から明治時代に山梨県の鉱山で盛んに発掘され「メガネレンズ」として加工されていたそうです。明治になり西洋から鉱物学者が来るように成ると、この珍しい双晶の水晶は国際的に有名になり「日本式双晶/Japanese twine(ジャパニーズツイン)」として有名に成ったそうです。現在では、アメリカや南米諸国、マダガスカルなどで多産しています。
※英語の表記では、Japanese twine の他に Japanese Law Quartz  と表記されます。

以上、水晶の日本式双晶のご紹介でした(´・ω・`)

 


□最近のmelc*lilli(^ω^ ≡ ^ω^)□
img
双子のナス メルク*リリ産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

今年の夏も、メルク*リリオーナーの家庭菜園は夏野菜がどんどん採れています(*゚∀゚)先日は双子のナスが爆誕していました\(^o^)/

オーナー:「面白いナスが採れましたよ」 (´・8・`)
web担荻:「見事な双子ですねー、、、(*゚∀゚)ピコーン!! 7月のブログは双晶の紹介にします!!」

でわでわ、また次回のブログも、どうぞお楽しみに(´・ω・`)


□堀 秀道の水晶の本・堀 秀道 著/草思社

□Wikipedia 双晶
https://ja.wikipedia.org/wiki/双晶

放射線処理と熱処理の水晶(´・ω・`)

最近あちらこちらで「今年は花が綺麗な年だね」と良く聞きます。紫陽花も例年に比べて大きいようなそんな気がする昨今(´・ω・`)皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のブログは、「放射線処理と熱処理の水晶」ご紹介です(=゚ω゚)ノ

さて、「放射線処理と熱処理」と言われても何のこっっちゃで御座いますが、まずはこちらの黒水晶の画像をご覧下さい。

「黒水晶(くろすいしょう)/morion(モリオン)」とは、水晶の結晶の中に含まれる微量のアルミニウムイオンが多量の放射線を受ける事で変化し灰色または黒く見える水晶を言います。
※「煙水晶/smoky quartz(スモーキークォーツ)も同じで色の薄いものを言います。」

こちらは岐阜県産の黒水晶の画像に成ります。
img
黒水晶 岐阜県産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

変わってこちらの画像をご覧下さい。
img
「黒水晶 放射線処理」 アメリカ合衆国アーカンソー州産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
アメリカ合衆国アーカンソー州産の黒水晶の画像に成ります。

どちらも黒い色の水晶ですが、アーカンソー州産の黒水晶は人工的に放射線を照射して黒くしたもので、岐阜県産のものは自然の状態で放射線を照射され黒く成ったものです。

この様にどちらも放射線の影響で黒く色が出た水晶ですが、片方は人工的に放射線を照射して色を出したものに成ります。


 

次のこちらの黄水晶(きすいしょう)/Citrine(シトリン)」の画像をご覧下さい。
黄水晶は、含まれる微量の鉄イオンの影響で黄色く成った水晶に成ります。

こちらは、「天然の黄水晶の結晶」に成ります。
img
黄水晶   ブラジル産 オーナー蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

変わって、こちらは加熱処理によって黄色の色を出した黄水晶の画像に成ります。
img
黄水晶 加熱  ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

天然のものに比べて色味が濃く、結晶先端の部分が濃い色をしています。熱が加わりやすい表面ほど濃くなっているのが見て取れます。

同じく加熱処理の黄水晶ですが、少々変わり種のもので、加熱処理しすぎた先端が白く焼けていまっています(^_^;)
img
黄水晶 焼き過ぎ  ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

黄水晶の色の要因と成る鉄イオンは「紫水晶/Amethyst(アメシスト)」にも含まれています。この紫水晶(特に色の薄いもの)を人工的に熱処理することで黄色水晶にすることも出来ます。
img
アメジスト 黄水晶(加熱)   ブラジル産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

黒水晶や黄色水晶の様に人工的に手を加える事でその鉱物がもっている潜在的な美しさを引き出す手段を「エンハンスメント(改良)/Enhancement」と言います。特に宝石では多く用いられいます。

天然石ビーズに成っている「黄水晶/シトリン」の場合は、通称「焼きシトリン」と言われ熱処理を施されものに成りますが、天然のものもあります(´・ω・`)

□宝石のエンハンスメント
img
ブルートパーズ裸石 左側(加熱)ブルートパーズ結晶 右側(非加熱) 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
こちらの画像は、左側が「加熱と放射線処理」により鮮やかなブルーに成ったブルートパーズに成ります。
右側は、天然のブルートパーズの結晶に成ります。天然のものも美しいブルーですが、日光に当たると紫外線の影響により退色し、最終的には透明に成ってしまいます。市場に出回っているブルートパーズの宝石は、ほぼ全てエンハンスメントの処理を施し安定した美しい状態で出荷されています。

エンハンスメントの行程を経た宝石や鉱物は、すべて処理石としての表記が成されますが、中には「天然」と言って販売している所もあります。高価な宝石の場合は正式な機関で発行された鑑定書の提示を求めても良いかと思います。鉱物標本の場合は、根元の部分が白ければ処理石の可能性が高いですが、中には天然と見分けの付かないものもありますので注意しましょう。

以上、「放射線処理と熱処理の水晶」のご紹介でした(´・ω・`)


・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□ジュエリーコーディネーター検定3級 社団法人日本ジュエリー協会

□Wikipedia 石英
https://ja.wikipedia.org/wiki/石英

小さな鉱物の洞窟??(*´ω`*)

町中では、ほのかに甘い匂いのハクモクレンが咲き始め、いよいよ春を間近に感じられる昨今、皆様いかがお凄しでしょうか(´・ω・`)
今回のblogは、小さな鉱物の洞窟の様な「晶洞(ショウドウ)」ご紹介です(=゚ω゚)ノ

img
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
毎度の事で様式化しておりますが(^_^;)またまた出ました、見た目はただの石のように見えるカタマリですが、中を割って覗いてみると、、、(´・ω・`)

img
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
中には「水晶(すいしょう)/Rock Crystal(ロッククリスタル)」などの鉱物がびっしりと入っています(*゚∀゚)

img
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
拡大画像です。

gif
ペンライトを当てると、光が中でキラキラと踊るようです(*´ω`*)

これは、鉱脈中の宝石や鉱物の出来るいくつかの産状の一つで、岩石や鉱脈中、ペグマタイト層に残された空洞の内部で各鉱物の結晶が成長しまものに成ります(´・ω・`)

周辺の岩石や鉱石と同じ生成過程で出来たものを「同質晶洞(どうしつしょうどう)/Druse(ドルーゼ)」、岩石が出来た後、別の作用で特定の成分が晶出して出来たものを異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」と呼びます。主に「水晶」の晶洞で売っているものはこの「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」に成ります。

 

 

 

img
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
こちらののっぺりとした石も、割って中を覗いてみると、、、(´・ω・`)

img
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
壁には一面「水晶(すいしょう)/Rock Crystal(ロッククリスタル)」の結晶が(*゚∀゚) ちらほら見える黒い鉱物は、おそらく二酸化マンガンかと思います(^_^;)左側の鉛色の鉱物はもしかした輝安鉱(きあんこう)かも知れません(^_^;)

 

 

 

img
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵
さて、こちらの凸凹したカタマリは何が入っているのでしょうか(´・ω・`)パカッと割ってのぞいてみると、、、

img
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵 
きれいな「紫水晶(むらさきすいしょう)/Amethyst(アメシスト)」がギュウギュウに詰まっています(*゚∀゚)

img
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら
「異質晶洞(いしつしょうどう)/Geode(ジオード)」 メキシコ産 個人蔵 

img
こちらもペンライトを当ててみると、水晶の洞窟がキラキラと輝いています(´・ω・`)

晶洞の標本をライトで照らしながらルーペで観察していると、「小さくなってこの中を歩きまわりたい!!」という衝動にかられます(´・ω・`)ノ
そう、晶洞の中を歩きまわりたい衝動にかられるので御座います( ー`дー´)キリッ

以上、小さな鉱物の洞窟「晶洞(ショウドウ)」のご紹介でした(*゚∀゚)

ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

オーナーよりお知らせです(´・ω・`) お店へのご予約ですが、ありがたい事に4月半ば過ぎまで一杯となりました。ご来店ご希望のお客様は、どうぞお早めにご予約をお願いいたします。

ご来店に付いて
当店は小さなお店なので、予約優先と成っております。
ご来店ご希望の方は、必ず携帯電話へご連絡下さい。ショートメールでも承っております。

[ご予約用電話番号]
090-6798-7806
・予約受付時間
午前10時〜午後8時 まで


・今回の参考文献・

□新訂 宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

水晶の中の不思議・「負晶(ふしょう)と水入り水晶」(。・ω・。)

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
記録的な猛暑日が続いていたと思いきや、今度は8月最低気温を記録し、目まぐるしい季節の変わり目の昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか(。・ω・。)

今回のブログは、水晶(すいしょう)・石英(せきえい)/Rock Crystal(ロッククリスタル)・Quarts(クォーツ)」の中に見られる不思議な

「負晶(ふしょう)と水入り水晶」

のご紹介です(。・ω・。)

img
水晶/Rock Crystal(Quartz) 日本産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら


鉱物情報

-水晶(すいしょう)・石英(せきえい)/Rock Crystal(ロッククリスタル)・Quarts(クォーツ)-

□和名:水晶(すいしょう)・石英(せきえい)
□英名:Rock Crystal(ロッククリスタル)・Quarts(クォーツ)
□分類:酸化鉱物
□化学組成:SiO2 二酸化珪素(にさんかけいそ)
□結晶系:低温型・三方晶系
高温型・六方晶系
□劈開(へきかい):無し
□断口(割れた状態):貝殻状
□条痕:白色
□色:無色、黄色、褐色、黒褐色、ピンク色、紫色、、乳白色 他
□モース硬度:7
□比重:2.65(ほぼ一定)
□屈折率:1.54~1.55
□複屈折率:0,009
□産状:世界各地で産出する。主要産地はブラジル、良質の結晶は、スイス、フランスのアルプス地方、マダガスカル、ロシア、アメリカ合衆国などで産出する。


鉱物の代表とも言える「水晶」は、その元と成る「珪素(けいそ)」と「酸素(さんそ)」が地球の地殻に非常に多く含まれている為、地球上のあらゆる所で産出し様々な色や状態のものが産出します。

色の種類では「紫水晶/アメシスト」や「煙水晶/スモーキークォーツ」、「黄水晶/シトリン」、「紅水晶/ローズクォーツ」など。
内包物に他の鉱物を含む「ルチルクォーツ」や「ガーデンクォーツ」など様々な色や状態のものが非常に多く観察することが出来ます。

今回ご紹介するのは、それとは少し違った水晶の不思議な表情「負晶(ふしょう)」と「水入り水晶」のご紹介です(。・ω・。)


ー水晶の中に水晶??不思議な「負晶(ふしょう)」ー

下の画像をご覧下さい。透明な水晶の単結晶ですが、中に何やらもう一つ小さな結晶の形が見えます(´・ω・`)
img 水晶/Rock Crystal(Quartz) 日本産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

拡大した画像に成ります。上下がつんと尖っており「両錘(りょうすい)」の結晶の形をしています(。・ω・。)
img 水晶/Rock Crystal(Quartz) 日本産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

これは、「負晶(ふしょう)」または「虚晶(きょしょう)」、英語では「Negative Crystal/ネガティブクリスタル」と言います。
「何らかのガス(炭酸ガスなど)」が、結晶が成長する時に閉じ込められこのような形に成ります(。・ω・。)


ー気泡が動く!!水入り水晶ー

さて、こちらの水晶、一見普通の水晶のようですがアップで見てみると、、、
img 水晶/Rock Crystal(Quartz) 日本産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

先端の部分に丸い気泡が確認できます(。・ω・。)
img 水晶/Rock Crystal(Quartz) 日本産 個人蔵
・高画質の別窓での表示はこちら
・ガラケー用低画質はこちら

気泡から目を離さずに水晶を傾けてみると、下の様に気泡がぽこぽこ動くのが確認出来ます(。・ω・。)これは中に水が入っている証拠に成ります(*゚∀゚)
gif
水晶/Rock Crystal(Quartz) 日本産 個人蔵

なぜ水が入るのかと言いますと、水晶は、地殻の中で多くのケイ素を含んだ水が、高い温度と圧力の中、長い時間を掛けてゆっくりと結晶に成っていきます。この長い時間の中、温度が下がった熱水から「炭酸ガス」等が分離して泡となり、その空洞に水分が取り込まれて「水入り水晶」や先にご紹介した「負晶」の様な結晶に成ります。

含まれる水は、純粋な「水 H2O」ではなく、ケイ素を含んだ水でミネラルウォーターのようなものだそうです。
水晶が出来た熱水の名残りを目の当たりにしていると思うと胸が熱くなりますな(*゚∀゚)

以上、「水晶の中の不思議・「負晶(ふしょう)と水入り水晶」のご紹介でした(´・ω・`)


ー最近の「melc*lilli(メルク*リリ)」(^ω^≡^ω^)ー

暑い夏を通り越し、秋を感じさせる少し肌寒い風を感じる様になってきました。
オーナー(^ω^≡^ω^)は元気に品出しと天然石ビーズの制作に精を出しています(´・ω・`)
ちなみに、このオーナー、鉱物オタク歴はもう20年以上で、小生も分からない事は教えて貰っています。
鉱物の事で何か疑問があれば、お店にお越しの折に聞いてみるといろいろ分かりやすく説明してくれます(*゚∀゚)

img
「melc*lilli(メルク*リリ)」夏の一コマ。お店から虹が見えましたよ(´・ω・`)

それでは、次回のブログもどうぞお楽しみに(´・ω・`)

でわでわ(。・ω・。)


□楽しい鉱物図鑑・堀 秀道 著/草思社

□堀 秀道の水晶の本・堀 秀道 著/草思社

□新訂 宝石その美と化学・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia 石英
https://ja.wikipedia.org/wiki/石英

緑泥石(りょくでいせき)入り水晶のご紹介

いつもお世話になっております、web担当の
荻久保です(´・ω・`)
日中は梅雨を飛ばした様な暑い日が続いてお
りますが、皆様いかがお過ごしでしょうか(; ・`д・´)
気が付けば入道雲が空高くそびえ若葉色
だった山々は色濃い緑色と成っております。

さて今回ご紹介するのは、ネパールは
ガネッシュ・ヒマール産の
「緑泥石(りょくでいせき)入り水晶」
のご紹介です(`・ω・´)ゞ

「緑泥石(りょくでいせき)入り水晶」
ネパール ガネッシュ・ヒマール産  
個人蔵
高画質の別窓での表示はこちら

ガラケー用低画質はこちら

「緑泥石(りょくでいせき)入り水晶」
ネパール ガネッシュ・ヒマール産
個人蔵 
高画質の別窓での表示はこちら

ガラケー用低画質はこちら

キラキラと輝く柱面と、深い森の緑の様な
「内包物(ないほうぶつ)/Inclusion(インク
ルージョン)」の「緑泥石(りょくでいせき)/
Chlorite(クロライト)」が特徴的なネパール
はガネッシュ・ヒマール産 の水晶です。

ガネッシュ・ヒマールは、ネパールとチベッ
トの堺にある標高7,000メートル級の山郡で
ヒマラヤ山脈の下方部に位置し、標高世界
第8位の「マナスル(標高8,163メートル)」の
南東に位置します。

「ガネッシュ・ヒマール」は、ヒンドゥー教
の神様の一柱「ガネーシャ」が住まう山とい
う意味なのだそうです(´・ω・`)

「緑泥石(りょくでいせき)入り水晶」
ネパール ガネッシュ・ヒマール産
個人蔵 
高画質の別窓での表示はこちら

ガラケー用低画質はこちら

「緑泥石(りょくでいせき)入り水晶」
ネパール ガネッシュ・ヒマール産
 個人蔵 
高画質の別窓での表示はこちら

ガラケー用低画質はこちら



□鉱物情報□

ー 水晶  ー
・和名:石英(せきえい)
・洋名:Quartz(クォーツ)
・化学組成:SiO₂ 酸化鉱物 
・結晶系:六方晶系 
・条痕:無色または白色など
・モース硬度:7  
・比重:2.65
・劈開(へきかい):無し
・主な産地:
※水晶を目的として採掘している国
 アメリカ合衆国 アーカンソー州
 ブラジル ミナスジェライス州
    ※世界中で産出される。

「水晶」は、鉱物学名では、「石英(せき
えい)」と呼ばれます。その中で、美しい
結晶のものや無色透明の物を「水晶」と
呼びます。「水晶」の洋名は「Rock Cry
stal(ロック クリスタル)」と呼びます。
古くは「玻璃(はり)」と呼ばれ、仏教の
七宝の一つとして経典に記載されています。

ー緑泥石(りょくでいせき)ー
「緑泥石(りょくでいせき)」は、広い範囲
で分布している※1「粘土鉱物(ねんどこう
ぶつ)」の一種で10種類程あるグループを
総じて「緑泥石(りょくでいせき)/Chlorite
(クロライト)」と呼びます。結晶の形は
「雲母(うんも)」の様に六角板状のもの
や三角柱状の形に成ります。
※1粘土を構成する鉱物の総称

「緑泥石(りょくでいせき)」
ネパール ガネッシュ・ヒマール産
個人蔵 
高画質の別窓での表示はこちら
ガラケー用低画質はこちら
「緑泥石」の結晶の画像です。薄い板状の
キラキラした緑色の結晶が「緑泥石」に
成ります。


さて、この「緑泥石(りょくでいせき)/Chlorite
(クロライト)」ですが身近な所に潜んで居たり
します(´・ω・`)「メルク*リリ」の在るここ
上田市の古い建築物に使われている石材は
上田駅正面からも見る事の出来る「太郎山
(たろうやま)」から採石された「緑色凝灰岩
(りょくしょくぎょうかいがん)」が使用され
ておりこの「緑色凝灰岩」の中にも「緑泥石」
が含まれています(´・ω・`)

上田城址公園の上田城虎ノ門。
この石垣にも「太郎山」で採石された
「緑泥石」を含む「緑色凝灰岩」が
使用されています。
高画質の別窓での表示はこちら

ガラケー用低画質はこちら

上田城址公園の上田城虎ノ門。
大きな大きな「真田石」。こちらも
「緑色凝灰岩」が使用されています。
それにしても、こんな巨大な石をどう
やって運んだんでしょうか(; ・`д・´)
高画質の別窓での表示はこちら

ガラケー用低画質はこちら

「緑色凝灰岩」の涼やかな緑色がよく
見て取れる石垣です。
高画質の別窓での表示はこちら

ガラケー用低画質はこちら

この他にも、上田市近郊の古い神社仏閣
の石材はほとんど「太郎山」の「緑色凝
灰岩」が使用されています(´・ω・`)


閑話休題(´・ω・`)

さてさて、話がそれてしまいましたが
「ガネッシュ・ヒマール産 」の「緑泥石入り
水晶 」ですが、現在「メルク*リリ」のお店
でも絶賛お取り扱い中でございます(´・ω・`)
価格帯は1,800円〜4,600円程です。一つ一つが
とても個性の在るものばかりですので、是非
一度ご覧頂けたらと思います(´・ω・`)

高画質の別窓での表示はこちら

ガラケー用低画質はこちら

フライング気味のギンギンな暑い日が
続いておりますが、「メルク*リリ」
のご予約のお電話もありがたい事に
リンリンと鳴っております(´・ω・`)
ですので、どうぞ、ご予約は早めの時期に
頂けます様よろしくお願い致します。

それでは、また次回もどうぞお楽しみに。
(´・ω・`)でわでわ


今回参考文献

□楽しい鉱物図鑑1 堀 秀道 著/草思社

□上田盆地1600万年をめぐる 甲田三男 著/信濃書籍印刷株式会社

□Wikipedia 石英
hhttp://ja.wikipedia.org/wiki/石英

□Wikipedia  緑泥石
http://ja.wikipedia.org/wiki/緑泥石

□Wikipedia Ganesh Himal
http://en.wikipedia.org/wiki/Ganesh_Himal