「トルコ石/Turquoise(ターコイズ)」のご紹介です(´・ω・`)


今回はのブログは、アクセサリーとしてもとっても身近な「トルコ石/Turquoise(ターコイズ)」のご紹介です(´・ω・`)

「インディアンジュエリー(ネイティブアメリカンジュエリー)」として見かけることが多い「トルコ石/Turquoise(ターコイズ)」、人類史の中で宝石として古くから採掘されてる鉱物の一つです。和名の「トルコ石」はペルシャ産のものがトルコを経由して日本に入って来たことから「トルコ石」と呼ばれるようになったそうです(´・ω・`)

現在のトルコ石の産出は、「イラン」、「チベット」、「メキシコ」、
「アメリカ合衆国南西部、(カルフォルニア、ネバダ、ユタ、コロラド、アリゾナ、ニューメキシコ)」などです(´・ω・`)

□鉱物名: 和名  トルコ石
      英語名 Turquoise(ターコイズ)
□分類:リン酸塩鉱物
□化学組成: CuAl6(PO4)4(OH)8・4H2O
□結晶系:三斜晶系(さんしゃしょうけい)
□劈開(へきかい):完全(結晶のみ)
□色:無色、青色、緑色
□モース硬度:5~6
□比重:2.6~2.8

トルコ石/Turquoise アリゾナ州スリーピングビューティー鉱山

「トルコ石/Turquoise(ターコイズ)」の代表的な色の青色は、含まれる「銅 Cu」によるものです(´・ω・`)この青は「ターコイズブルー」という色の名前にもなっていますね(´・ω・`)

トルコ石/Turquoise ネバダ州No.8鉱山

鉄が混ざると黄色味が増して緑色になったりします(´・ω・`)

トルコ石/Turquoise ネバダ州レッドマウンテン鉱山

また「トルコ石/Turquoise(ターコイズ)」と同じリン酸塩鉱物で組成もよく似ている「バリッシャー石/Varicite(バリサイト)」という鉱物もあります(´・ω・`)
組成は、「 Al6(PO4)4(OH)8・4H2O 」となっていて「トルコ石」と違い「 銅 Cu 」が含まれていません。

「バリッシャー石/Varicite(バリサイト)」 ユタ州産

「トルコ石/Turquoise(ターコイズ)」はその組成に「 鉄 Fe 」や「亜鉛 Zn」が含まれるものがありターコイズを含む3つの鉱物を「ターコイズグループ」としてまとめていられています。

□ターコイズグループ
・「トルコ石/Turquoise(ターコイズ)」       CuAl6(PO4)4(OH)8・4H2O

・「鉄トルコ石/Chalcosiderite(カルコシデライト)」 CuFe3+6(PO4)4(OH)8・4H2O
トルコ石の組成のうち、「 アルミニウム Al 」が「 鉄 Fe 」に置き換わった鉱物。 

・「ファウスト石/Faustite(ファウスタイト)」     ZnAl6(PO4)4(OH)8・4H2O
トルコ石の組成のうち、「 銅 Cu 」が 「 亜鉛 Zn 」に置き換わった鉱物。


ご紹介しました画像のような一般的な「トルコ石/Turquoise(ターコイズ)」の原石は「結晶」している状態ではなく「非晶質」といって内部の原子や分子が規則正しく配置されていない固体の状態なので、もろかったり、水分を吸ってしまったりしてしまいます。
ですので宝石として加工する場合、多くは高圧状態で樹脂を浸透させる「樹脂浸透の処理(スタビライズ)」がおこなわれています(´・ω・`)
樹脂処理することで、強度や色味も増しアクセサリーとして安定して使用できます。
もちろん未処理の「ナチュラル」の状態でも宝石になっている「トルコ石/Turquoise(ターコイズ)」もありますが、その場合は加工時や身に付ける時は注意が必要です(´・ω・`)

「樹脂浸透の処理(スタビライズ)」したトルコ石の原石

こちらは先日Web担荻久保が制作した「トルコ石/Turquoise」を使用したフルオーダーのシルバーバングルです(´・ω・`)
石はアリゾナはモレンシー産のオールドターコイズをお客様持ち込みで制作させていただきました(´・ω・`)お客様はメルク*リリのオーナーなんですけどね(´・ω・`)


ちょっと変わり種で「ホワイトバッファロー」という名前でターコイズと同じように扱われていることもある石があります、こちらは「カルサイト」と「アラゴナイト」が混ざったある種の岩石になります。ネイティブアメリカンの伝説の「ホワイトバッファロー」にちなむネーミングがかっこいいです(´・ω・`)他にも「ワイルドホース」という名前の石もありますがこちら鉱物としては「マグネサイト」になるみたいです。

「ホワイトバッファロー」原石

この原生はアメリカの業者さんから直接購入させていただいたもので、いつか研磨してアクセサリーにしてみたいと思っています(*´∀`)

以上「トルコ石/Turquoise(ターコイズ)」のご紹介でした(´・ω・`)

ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

久しぶりに連休が取れたので、庭仕事に精を出すことができました。長雨の後に暑い日が続いて伸び放題になった草や木もだいぶ整理できました( ^ω^ )
これで心置きなく在庫整理が出来ますので、これからぼちぼち品出しをしていきます( ^ω^ )

それではまた次回のブログで(´・ω・`)


今回の参考文献
□新訂 宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会
□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社
□楽しい鉱物図鑑・堀 秀道 著/草思社
□mindate.org Turquoise Group / https://www.mindat.org/min-29340.html

「トーマス・レンジ/Thomas Range」産のトパーズのご紹介です(´・ω・`)


冷夏と思っていたら突然の連続夏日でひーこら言っている今日このごろですが、皆様いかがお過ごしでしょうか(;・∀・) こんかいのブログは、
アメリカ合衆国 ユタ州 「トーマス・レンジ/Thomas Range」産のトパーズのご紹介です(´・ω・`)

たっぷりと砂の内包物を含んだ「トパーズ」の結晶(´・ω・`)こちらはアメリカ合衆国はユタ州にある「トーマス・レンジ/Thomas Range(トーマス山岳地帯)」近辺で産出しているトパーズです(´・ω・`)


・鉱物情報・

□鉱物名: □鉱物名: 和名  黄玉(おうぎょく)
      英語名 Topaz(トパーズ)
□分類:珪酸塩鉱物
□化学組成: Al2SiO4(F,OH)2
□結晶系:斜方晶系(しゃほうしょうけい)
□劈開(へきかい):底面に平行な一方向に完全
□色:無色、淡褐色、黄色、ピンク色
□モース硬度:8
□比重:3.49~3.57
□主な産地:ブラジル、アメリカ、スリランカ、旧ソビエト連邦、オーストラリア
タスマニア、パキスタン、メキシコ、日本。ピンクトパーズは、アフリカ、ブラジル
パキスタン、及びロシアに産出する。

トパーズは、「 アルミニウム ] 」、「 フッ素  」 、「 水酸珪酸塩 」を含む珪酸塩鉱物です。またトパーズは理論的には以下の二種類のタイプがあります。

・「水酸基(HO)トパーズ(すいさんきトパーズ)」 Al2SiO4(F)2
ブラジル産の黄色とピンク色の「インペリアルトパーズ」

・「弗素(F)トパーズ(ふっそトパーズ)」 Al2SiO4(OH)2
※日光による退色注意
無色の「ホワイト・トパーズ」、青色の「ブルー・トパーズ」、ブラジル産以外の「黄色トパーズ」などまた、この両成分が混在したものもあります。

今回ご紹介しているトーマス・レンジ産のトパーズは、地中のマグマが冷えた中に弗素ガスが周囲の岩石中に浸透したり割れ目に侵入して出来た鉱体になります。




美しい結晶も魅力的です(´・ω・`)トーマス山脈の山頂は「トパーズマウンテン」があり、山頂と周辺地域はトパーズのほか、レッドベリル、オパールなどの豊富な半貴石鉱物で知られています。トレジャーハンティングの観光業も行われているそうです(´・ω・`)


こちらは結晶内にびっしり砂の内包物が入っているタイプのトパーズです(´・ω・`)
「サンドトパーズ・Sand Topaz」という名前でたまに見かけたりします(´・ω・`)

拡大してみるとみっちり砂が入り込んでいるのが確認できます(´・ω・`)
鉱物は内包物をルーペで見ながら地中で出来たときにどんな環境で何が起きていたのかを想像するのも楽しかったりしますよ(´・ω・`)


以上、「トーマス・レンジ/Thomas Range」産のトパーズのご紹介でした(´・ω・`)

ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

暑中お見舞い申し上げます(´・ω・`)
お店では、コロナ対策のため窓を全開にしながらエアコンをつける状態で営業しています(^_^;)暑くてサウナのようですが、明日にはオゾンの空気清浄機が届く予定で少しはましになるかなと思っています( ^ω^ )暑くてもちゃんと換気していますよ( ̄^ ̄)ゞ
お客さんのためにも自分のためにも慎重にいこうと思っています(´・ω・`)
それではまた次回のブログで( ^ω^ )

今回の参考文献
□新訂 宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会
□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社
□楽しい鉱物図鑑・堀 秀道 著/草思社
□Thomas Range・https://en.wikipedia.org/wiki/Thomas_Range
□Topaz Mountain・https://en.wikipedia.org/wiki/Topaz_Mountain

「魚眼石(ぎょがんせき)/Apophyllite(アポフィライト)」のご紹介です(´・ω・`)


「フッ素魚眼石/FLuorapophyllite Apophyllite-(KF)」インド プネー産

見た目は透明で水晶のようにも見えますが、よくよく見ると結晶の形は違うし、表面の輝きも飴のようにツヤツヤしています。 

この鉱物は「魚眼石(ぎょがんせき)/Apophyllite(アポフィライト)」という鉱物です。主に火山活動により出来た玄武岩などの隙間に結晶となって産出しています。

魚眼石の産地としてよく見かける、インドはマハーラーシュトラ州 プネーですが、この一体はデカン高原の洪水玄武岩と呼ばれる短期間に大量のマグマが噴出して作られた玄武岩地帯なので、魚眼石や沸石、ぶどう石といった火山活動による二次鉱物が多く産出しているようです(´・ω・`)

「フッ素魚眼石/FLuorapophyllite Apophyllite-(KF)」インド プネー産

・鉱物情報・

□鉱物名: 和名  魚眼石(ぎょがんせき)
      英語名 Apophyllite(アポフィライト)
魚眼石は、「 カリウム [ K ] 」、「 フッ素 [ F ]  」 、「 水酸基 [ OH ] 」を含む珪酸塩鉱物で、正式には 
フッ素の多い 「フッ素魚眼石/FLuorapophyllite ・ Apophyllite-(KF)」、
水酸基の多い 「水酸魚眼石/HydroxyApophyllite ・ Apophyllite-(KOH)」、
1976年に岡山県は山宝 鉱山で発見された「ナトリウム」の多い 「ソーダ魚眼石/Natroapophyllite ・ Apophyllite-(NaF)」 に分けられます。

□分類:珪酸塩鉱物
□化学組成: KCa4(Si4O10)2(F,OH)・8H2O
□結晶系:正方晶系(せいほうしょうけい)
□劈開(へきかい):完全
□色:無色、淡緑色、ピンク色
□モース硬度:4.1/2~5
□比重:2.3~2.4
□主な産地:
・フッ素魚眼石 Apophyllite-(KF) (FLuorapophyllite)
インド・マハーラーシュトラ州 プネー 
アメリカ合衆国 ニュージャージー州 パターソン 
・水酸魚眼石(HydroxyApophylite) アメリカ合衆国 アリゾナ州 ホースシューダム

グリーンアポフィライト「フッ素魚眼石/FLuorapophyllite Apophyllite-(KF)」
インド アフマドナガル産

こちらは少し変わり種の魚眼石で内部に「セラドン石/Celadonite(セラドナイト)」という雲母グループの鉱物が大量に内包している鉱物標本になります(´・ω・`)

接写です(´・ω・`)細かい結晶がびっしり中に詰まっています。鉱物は同じ鉱物でも産出した環境で様々な違いを見せてくることがあります、その地域で起きた地殻変動の痕跡をもしかしたら見せてくれているのかも知れません(´・ω・`)

魚眼石は比較的手に入れやすい鉱物で、大小様々なタイプがあるのでコレクションしてみてもいいかも知れません(´・ω・`)ただ、劈開があるので落としたりするとぱっくり割れることもあるので注意しましょう(・∀・)

以上「魚眼石(ぎょがんせき)/Apophyllite(アポフィライト)」のご紹介でした(´・ω・`)


ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

新型コロナウィルスによる自粛が開けて メルクリリも様子を見ながら営業を再開しました( ^ω^ )  

まだ予断を許さない状況ではありますので様子を見ながらの再開とさせていただいています(´・ω・`)

先が見えづらい今回のような出来事に中 皆さん本当に辛抱強く自粛していると思いました、まだ油断は出来ない様子ですがこの協力し合う環境があればきっと大丈夫と思えています(´・ω・`)

それでは また次回のブログで(´・ω・`)

今回の参考文献
□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社
魚眼石wiki  : https://ja.wikipedia.org/wiki/魚眼石
mindate.org : https://www.mindat.org/min-283.html

オーナー秘蔵のお庭メノウのご紹介(´・ω・`)



今回のブログはオーナー秘蔵の庭仕事中に見つけたお庭メノウのご紹介です(´・ω・`)

「瑪瑙(メノウ)・Agate(アゲート)」はとても細かい「石英(せきえい)」の結晶が集合して塊になっている「玉髄(ぎょくずい)・Chalcedony(カルセドニー)」の中で、美しい縞模様のあるものを言います(´・ω・`)今回ご紹介するお庭メノウは「玉髄(ぎょくずい)」に類になると思いますが、おうちの子は可愛い心意気で「お庭メノウ」と呼んでいます(´・ω・`)

さてさて、こちらはメルクリリのオーナーがせっせと庭仕事をしている中お庭で見つけたかわいい石ころです(´・ω・`)

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以前もやはり庭仕事中に見つけた石ころに「ブルーレースアゲート」の様な部分があり試しに研磨してみたことがありました(´・ω・`)

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近づいて見てみるとほんの少しですが綺麗な縞模様が見えたり、くすんだように見えた部分も様々な成分が層になって味わい深い表情を見せています(´・ω・`)

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こちらも同時期に研磨したお庭メノウです(´・ω・`)縞模様の部分がはっきりと分かります(´・ω・`)

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こちらも近づいて見てみるときれいな模様がよくわかります。野ざらしで転がっていた石もこんなに中は綺麗なんですね(´・ω・`)

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メルクリリのお店は上田市の北側にある太郎山と地続きの場所にあり、さらに太郎山から流れる「黄金沢」の流域付近にあります。この黄金沢の源流地域には、石英や硫黄、鉄分を含んだ岩石や黄鉄鉱なども観察出来ます(´・ω・`)ちなみにこの太郎山は江戸時代後期頃、銀や鉛、銅などの採掘が一瞬行われていたそうです。他にも亜鉛などの採掘が行われた時期がありましたが、採算が合わず閉山となったそうです。

黄金沢源流付近の岩石。石英や硫黄、酸化鉄などが含まれているようです(´・ω・`)

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こちらは太郎山の黄鉄鉱になります。

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さてさて、それでは「お庭メノウ」を研磨していきたいと思います(´・ω・`)

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石ころの雰囲気を崩さない様に一面のみ研磨していきます(´・ω・`)

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一面磨きの完成です(*^^*)

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こちらはアップで見るとマダガスカル産「ヘマタイトインクォーツ」に似ている様に見えます(´・ω・`)もしかしたら酸化鉄が入り込んで模様になっているのかもしれません(´・ω・`)

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こちらはつぶつぶの石英の結晶が目で見えるようになりました(´・ω・`)一部白い成分が入り込んでいて磨いた感じが先程のものより硬い印象でした(´・ω・`)

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写真で見ると大きいように見えますが実際の大きさは3cm~2cmくらいの小さな石ころです(´・ω・`) ですがよくよく観察してみると、そこにはとても豊かな鉱物の世界が広がっていたりします(´・ω・`)
これでまた一つ、オーナーの自家製鉱物コレクションが増えてくのでした(´・ω・`)

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ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

世界が大変なことになっていますが、いろんな情報に惑わされず、ちゃんと備えて、地に足つけて石拾い、、、いやいや、、地に足つけて、今できる事を一つずつやっていきたいと思います(´・ω・`)

それでは、また次回のブログもお楽しみに(´・ω・`)ノシ

「硫黄(いおう)/Sulfur(サルファ)」のご紹介です(*´ω`*)


今回は、「硫黄(いおう)/Sulfur(サルファ)」のご紹介です(´・ω・`)

温泉の泉源で見かける「もこもこ」とした黄色い結晶など見たことがあるかも知れません、「硫黄(いおう)/Sulfur(サルファ)」は「周期表16番目 ( S )  」の元素です。「単一元素(その元素のみ)」で構成されている鉱物の「元素鉱物(げんそこうぶつ)」のカテゴリーに分類されます(´・ω・`)

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硫黄 ロシア産 個人蔵

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・鉱物情報・
□鉱物名:和名:硫黄(いおう) 英語名:Sulfur(サルファ)
□分類:元素鉱物
□化学組成: S
□結晶系:斜方晶系(しゃほうしょうけい)
□劈開(へきかい):不完全
□モース硬度:1.5~2.5
□比重:2.07
□主な産地:鉱物標本として美しいものは、イタリアのシチリア島、ポーランド  他、世界中で産出する。 

火山地帯である日本でも古来から硫黄の鉱山が多数あり鉱工業の主要な位置にありました。ですが時代が進むにつれて、石油の生成時に得られる「硫黄(二酸化硫黄)」により硫黄の価格は急激に下がり、現在では国内の硫黄鉱山はほぼ閉じてしまっています。

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硫黄 ロシア産 個人蔵

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画像の結晶は、地中でゆっくり時間を掛けて出来たタイプになります(´・ω・`)純粋な硫黄はほとんど無臭で、よく「硫黄臭い」と言う臭いは「硫化水素」の臭いになります。

 

こちらの水晶は中に硫黄が入り込んだもので「レモンクォーツ」と呼ばれています(´・ω・`)

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レモンクォーツ(硫黄入り水晶) ブラジル産 個人蔵

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接写です(´・ω・`)うっすらと黄色いところが硫黄になります(´・ω・`)

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さらに近づいて見てみましょう(´・ω・`)鮮やかな黄色い硫黄が確認できます(*´ω`*)

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ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

お店にはぼちぼち新しい商品が入荷しています( ゚∀゚)o彡°彫金屋さんの新作も少しづつ増えています( ゚∀゚)o彡°日々が淡々と過ぎていくことが幸せだなと感じる今日この頃であります( ^ω^ ) また今月もどうぞよろしくお願いします( ^ω^ )


・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□Wikipedia 硫黄 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%BB%84

蛍光鉱物 ハックマナイトとユーパーライトのご紹介です(´・ω・`)


お世話になっております(´・ω・`)涼しくなって来たと思った矢先に蒸し暑い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか(・・;)

今回は蛍光鉱物の 「ハックマナイト(画像右)」と「ユーパーライト(画像左)」のご紹介です(´・ω・`)

蛍光鉱物とは、「光(紫外線)」が当たった時にその色を吸収して別の光を放つ「蛍光(けいこう)」をおこす鉱物のことです。

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ハックマナイト カナダ モントリオール産 個人蔵

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・鉱物情報 ・
※ハックマナイトは「方ソーダ石/Sodarite(ソーダライト)」の変種になります。

□鉱物名:和名:ハックマン石 英語名:Hackmanite(ハックマナイト)
□分類:珪酸塩鉱物
□化学組成: Na8Al6Si6O24(Cl.S)224
□結晶系:等軸晶系(とうじくしょうけい)
□劈開(へきかい):六方向に不明瞭
□モース硬度:5.5
□比重:1.47
□主な産地:ロシア、カナダ、アフガニスタン、ミャマー、ブラジル。

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ハックマナイト カナダ モントリオール産 個人蔵

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ブラックライトを当てた部分のみ淡いパープルピンクの色に光って見えます

※今回照射している紫外線のブラックライトは、LEDタイプの395nmのものになります。

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ブラックライトを当てている様子を久しぶりにGIFアニメにしてみました(*´∀`)


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ユーパーライト アメリカ合衆国 ミシガン州産 個人蔵

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こちらは2017年にスペリオル湖岸で発見されニュースにもなりました「ユーパーライト/Yooperlite」になります(´・ω・`)
こちらもブラックライトを当ててみますと、、
鮮やかなオレンジ色に光って見えます(´・ω・`)このオレンジ色に光っている部分には、先程のハックマナイトのでちらっと出てきました「方ソーダ石/Sodarite(ソーダライト)」が含まれているそうです(´・ω・`)

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ユーパーライト アメリカ合衆国 ミシガン州産 個人蔵

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こちらもGIFアニメでどうぞ(*^^*)浮かび上がる鮮やかなオレンジ色が幻想的です(*´ω`*)

以上、ハックマナイトとユーパーライトのご紹介でした(´・ω・`)

ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

来月はイベントや仕入れが続くのでばたばたしております(´・ω・`)

最近YouTubeを始めたWeb担当の荻久保ですが、そんな彼に彫金の仕事を発注しました( ゚∀゚)o彡°melc*lilliオリジナルのアクセサリーパーツです(´・ω・`)完成次第お披露目しますのでどうぞお楽しみに( ゚∀゚)o彡°

オーナーからのお知らせです。時々ご連絡いただくのですが、当店では鉱物の鑑定や買取は一切おこなっておりません。今後も行う予定はございませんのでよろしくお願いいたします。

・今回の参考文献・

□Wikipedia ハックマナイト https://ja.wikipedia.org/wiki/ハックマナイト

□Wikipedia ユーパーライト https://ja.wikipedia.org/wiki/ユーパーライト

鉱物お菓子お店休みでお菓子買えなかったので、前回の続き記事おやすみです(´;ω;`)バナジン鉛鉱のご紹介です(´;ω;`)


タイトルの通り、、(´;ω;`)五無斎鉱物スイーツを作っている和菓子屋さんに先日行ったのですが、まさかのお休みで鉱物スイーツを手に入れることが出来なかったので、今回のブログは、

「バナジン鉛鉱・褐鉛鉱(かつえんこう)/Vanadinite(バナジナイト)」


のご紹介です(´;ω;`)

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バナジン鉛鉱 モロッコ産 個人蔵

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・鉱物情報・
□鉱物名: 和名  バナジン鉛鉱・褐鉛鉱(かつえんこう)
英語名 Vanadinite(バナジナイト)
□分類:燐灰石グループのバナジン酸塩鉱物
□化学組成: Pb5(VO4)3Cl
□結晶系:六方晶系(ろっぽうしょうけい)
□劈開(へきかい):なし
□色:橙赤色、赤色、褐色
□モース硬度:3
□比重:6.57~6.88
□主な産地:鉱物標本としてのものはモロッコ産が多いですが、オーストラリア、  スペイン、スコットランド、ウラル山脈、アメリカ合衆国など世界中で産出する。

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バナジン鉛鉱 モロッコ産 個人蔵

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真っ赤な色と六角形の結晶の形に目を引く「バナジン鉛鉱・褐鉛鉱/Vanadinite」。元素「バナジウム V」を主成分とする鉱物なので英名はVanadinite(バナジナイト)となったそうです。元素のバナジウム自体は鉛の様な色なのですが、他の組成に添加されることで、鮮やかな赤色や、緑色、黄色など美しい色を見せてくれます。この特徴から「バナジウム」の名前は北欧神話の女神たちの意味の「Vanadis(豊穣と愛の女神)」にちなむそうです。本当に昔から学者先生方のロマンチックレベル高いと思っちゃいます(´・ω・`)

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バナジン鉛鉱 モロッコ産 個人蔵

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バナジン鉛鉱 モロッコ産 個人蔵

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海外の鉱物屋さんの記事で、モロッコの砂漠地帯で取れるバナジン鉛鉱の現地レポートを見たことがあるのですが、視界一面砂漠の中で鮮やかな赤い赤い六角形の物体を見ると、まるでそれには神話が宿っているような感覚になるのかもと思ってみたりしました。以上「バナジン鉛鉱・褐鉛鉱(かつえんこう)/Vanadinite(バナジナイト)」のご紹介でした(´・ω・`)こちらはお店にもありますのでご来店の際は是非ご覧ください( ゚∀゚)o彡°

ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

旧軽にていつもブログを書いてくれているweb担当の彫金屋さんの荻久保氏がイベント出展しました。いつもお世話になっているのでお手伝いに行ってきました。とても素敵な作品を作っています。(メルクリリでも取り扱っています)最近youtubeに動画を載せています。面白いので見てあげてください。

・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□Wikipedia褐鉛鉱 https://ja.wikipedia.org/wiki/褐鉛鉱

□Wikipediaバナジウム https://ja.wikipedia.org/wiki/バナジウム

バナジウム含有ガラスの着色に関する研究 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcersj1950/69/789/69_789_313/_pdf/-char/ja

「桃簾石(とうれんせき)/Thulite(チューライト)」のご紹介です(´・ω・`)


今回のブログは、前回ご紹介した「タンザナイト」と同じく「灰簾石(かいれんせき)/Zoisite(ゾイサイト)」の仲間で、ピンク色が可愛らしい「桃簾石(とうれんせき)/Thulite(チューライト)」のご紹介です(*´ω`*)

imgチューライト ノルウェー産 個人蔵
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・鉱物情報・
□鉱物名: 和名  灰簾石(かいれんせき)/黝簾石(ゆうれんせき)
英語名 Zoisite(ゾイサイト)
ピンク色の不透明石は「桃簾石(とうれんせき)/Thulite(チューライト)」
□分類:珪酸塩鉱物
□化学組成: Ca2Al3Si3O12(OH)
□結晶系:斜方晶系(しゃほうしょうけい)
□劈開(へきかい):一方向に完全
□色:ピンク色
□モース硬度:6~7
□比重:3.15~3.38
□主な産地:ノルウェー・ジンバブエ共和国・アメリカ・オーストラリア


「桃簾石(とうれんせき)/Thulite(チューライト)」はゾイサイトの中でマンガンを起因としたピンク色や赤色のものを指します。 


imgチューライト ノルウェー産 磨き石 個人蔵
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接写です。

imgチューライト ノルウェー産 磨き石 個人蔵
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桃簾石は磨きになって市場に出ていることが多く、日本の場合ですと、糸魚川産のチューライトの磨きのアクセサリーなどが有名です。

こちらは少し変わりダネといいますか、もしかしたら「単斜桃簾石(たんしゃとうれんせき)/Clinothulite(クリノチューライト)」かもしれないものです(´・ω・`)。


imgもしかしたらクリノチューライト 長野県産  個人蔵
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この石、約30年以上前に実家の裏山の沢で兄弟が拾った石でずーっとなんの鉱物なのかわからなかったものなのです。今回桃簾石関連の資料をしらべていましたら、1989年に発行された地質学雑誌の記事にこの裏山の近くの斜桃簾石の記事を見つけ、もしかしたらということでのご紹介です。


普通の桃簾石は結晶系が「斜方晶系(しゃほうしょうけい)」なのですが単斜桃簾石は、結晶系が「単斜晶系(たんしゃしょうけい)」のものを言います。


以上、チューライトのご紹介でした(´・ω・`)



ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

先月からスクワットを毎日200回こなすようになったオーナーですが(^ω^≡^ω^)適度にお肉がしぼられたそうで、近年着れなくなってタンスに眠っていた服がたくさん着られるようになったとご機嫌でございます( ゚∀゚)o彡°

痩せましたねぇ、、と心配されるのですが、逆にいたって健康になりました( ^ω^ )

それでは、また次回のブログで(´・ω・`)


・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□地質学雑誌https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc1893/95/4/95_4_335/_article/-char/ja/

□Wikipedia灰簾石 https://ja.wikipedia.org/wiki/灰簾石

タンザナイトのご紹介です(´・ω・`)



今回のブログは、「タンザナイト」のご紹介です(*´ω`*)

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タンザナイト タンザニア産 個人蔵
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・鉱物情報・
□鉱物名: 和名  灰簾石(かいれんせき)/黝簾石(ゆうれんせき)
英語名 Zoisite(ゾイサイト)
宝石名: タンザナイト・Tanzanite
□分類:珪酸塩鉱物
□化学組成: Ca2Al3Si3O12(OH)
□結晶系:斜方晶系(しゃほうしょうけい)
□劈開(へきかい):一方向に完全
□色:タンザナイト 青色 一部緑や青紫色 熱処理によるエンハンスメントが可能
□モース硬度:6~7
□比重:3.15~3.38
□主な産地:タンザニア

 

タンザナイトは「灰簾石(かいれんせき)・ Zoisite(ゾイサイト)」の変種で、1967年、アフリカはタンザニアのアルシア街付近にて「マニエル・ド・スーザ」によって発見されたました。
その後1969年に、この青色のゾイサイトは、宝飾ブランドの「ティファニー社」によって「タンザナイト」の名前で発表され市場に流通するようになりました。

接写です(・∀・)
imgタンザナイト タンザニア産 個人蔵
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宝石としてカットされたタンザナイトです(・∀・)モース硬度は6~7と正長石や水晶と同じ位で硬めですが、劈開があったり熱処理されている場合が多いので石留めに神経を使う宝石だったりします。
imgタンザナイト ペアシェイプカボションカット 個人蔵
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こちらのタンザナイトは、うっすらとですが青色と水色になっている「バイカラー」のタイプになります\(^o^)/
imgタンザナイト オーバルカット 個人蔵
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以上、タンザナイトのご紹介でした(´・ω・`)


ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

最近スクワットを始めたオーナー(^ω^≡^ω^) 一日200回こなす様になり体力と筋力がついて草むしりの効率が上がった様です(草むしりかい!!)( ゚∀゚)o彡°

でも、庭の草むしりをしている最中に瑪瑙を拾ったりすることがあるので楽しいようです(=゚ω゚)ノ

それでは、また次回のブログで(´・ω・`)


・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipediaタンザナイト https://ja.wikipedia.org/wiki/タンザナイト

□Wikipedia灰簾石 https://ja.wikipedia.org/wiki/灰簾石

エメラルドのご紹介です(´・ω・`)



今回のブログは、前回ご紹介しました「緑柱石(りょくちゅうせき)/Beryl(ベリル)」のなかで美しい緑色の「Emerald(エメラルド)」のご紹介です(*´ω`*)

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エメラルド パキスタン産 個人蔵
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「緑柱石(りょくちゅうせき)/Beryl(ベリル)」の中で「クロム (Cr)」と「バナジウム (V)」を含むことで美しい緑色になる「エメラルド」(´・ω・`)5月の誕生石としても有名な宝石ですが、その歴史は古く紀元前2000年のバビロニアですでに宝石として使われていたそうです。エジプトのクレオパトラはエメラルドの鉱山を所有していたそうです(・∀・)

・鉱物情報・

□鉱物名: 和名  緑柱石(りょくちゅうせき)
英語名 Beryl(ベリル)
□分類:珪酸塩鉱物
□化学組成: Be3Al2(SiO3)6 +Cr
□結晶系:六方晶系(ろっぽうしょうけい)
□劈開(へきかい):なし
□色:緑色
□モース硬度:7.5~8
□比重:2.68~2.78
□主な産地:コロンビア オーストリア インド オーストラリア ブラジル
南アフリカ エジプト アメリカ合衆国 ノルウェー パキスタン ジンバブエ

同じ「緑柱石(りょくちゅうせき)/Beryl(ベリル)」の緑色のものでも、「クロム (Cr)」を含んでいない場合は「グリーンベリル」と呼ばれます。

エメラルドは地中深くの活発な火山活動によって作られます。その環境ゆえに、エメラルドは結晶内に様々な「インクルージョン(内包物)」を含みます。もっとも一般的なものは結晶の中に出来た小さな空間に「水(食塩水)」が入っているタイプです。宝石に研磨される場合この空間が表に出て空気が入り白く見えてしまいます。ですので多くの場合、オイルや樹脂などを浸透させる「エンハンスメント」がほどこされます。このためエメラルドの留められている宝飾品は超音波洗浄や洗剤での洗浄は厳禁になります(; ・`ω・´)

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エメラルド ロシア ウラル山脈産 個人蔵
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こちらは、ロシアはウラル山脈産のエメラルドになります。エメラルドの周りのキラキラした鉱物は「金雲母(きんうんも)/Phlogopite(プロゴパイト)」になります。ウラル山脈のエメラルドは「インクルージョン(内包物)」に「緑閃石(りょくせんせき)/Actinolite(アクチノライト)」を含むのが特徴です( ゚∀゚)

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エメラルド インド産 個人蔵
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インドは古くから宝石の国として有名ですが、エメラルドは意外に1943年のベリリウム鉱石の鉱脈調査中にラジャスタ州で発見された鉱脈が最初とのことです( ゚∀゚)o現在採掘はほとんど行われていないようですが、ラジャスタ州の州都ジャイプールはエメラルドの一大加工都市として世界中から原石が集められ盛んに加工が行われています。

ただいまお店にはコロンビア産のエメラルドが並んでいますので、興味のある方はご予約のうえ見に来てください( ゚∀゚)o彡°ただし鉱物標本レベルです、宝石ではないのでくれぐれもお間違えのないように。

ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

寒いのが大嫌いなオーナーは、最近暖かい日が増えて日も少しずつ長くなってきてウキウキのご様子です(=゚ω゚)ノだがしかし、ただいま確定申告の真っ最中、、、数字の嫌いなオーナーは悪戦苦闘中でございます(´・ω・`)

それでは、また次回のブログで(´・ω・`)


・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia緑柱石 https://ja.wikipedia.org/wiki/緑柱石