アクアマリンのご紹介です(*゚∀゚)

お世話になっております(*゚∀゚) 年の瀬の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか(´・ω・`)

今回のブログは、アクアマリンのご紹介です(・∀・)

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アクアマリン アフガニスタン産
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美しい海の色を思わせる「アクアマリン」、その名もまさしく「海水」と名付けられ、宝石としても広く知られています(´・ω・`)

このアクアマリンは、「緑柱石(りょくちゅうせき)/Beryl(ベリル)」という鉱物の青色の物を呼びます(*゚∀゚)
緑色になると、宝石としておなじみの「エメラルド」と呼ばれています。

他にも、ピンク色のものは「モルガナイト」、
黄色のものは、「ヘリオドール」または「ゴールデンベリル」、
赤色のものは、「レッドベリル」、無色のものを「ゴシュナイト」と呼びます。

色の原因は、含まれる微量の元素の違いよるもので、アクアマリンやゴールデンベリルは「鉄」元素によるものだそうです(*゚∀゚)

□鉱物情報□
□和名:緑柱石(りょくちゅうせき)
□英名:Beryl(ベリル)
水色のものは「アクアマリン」と呼ばれます。

□分類:ベリリウム・アルミニウム珪酸塩
□化学組成: Be3Al2Si6O18
□結晶系:六方晶系(ろっぽうしょうけい)
□劈開(へきかい):なし
□条痕:白色
□色:水色 ピンク色 黄色 緑色 無色
□モース硬度:7 1/2 ~ 8
□比重:2.69
□屈折率:1.57~1.58
□主な産地:ブラジル、ロシア、アフガニスタン、パキスタン、インド、ナイジェリア、マダガスカル 他

こちらは、宝石としてカットされたアクアマリンの裸石になります(´・ω・`)
宝石全般に行われていることなのですが、宝石の持つ美しさを最大限に引き出す為の処理「エンハンスメント」をほどこす事があります。
アクアマリンも、放射線などで熱処理を行い色を濃くしたり、余分な色味を除去したりします。
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アクアマリン 裸石
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こちらのインド産のアクアマリンの結晶、インド人店主は、天然の色だよと言っていましたが、若干熱処理の色味とも言える感じです。
標本のコレクションに購入する場合は、天然の状態か、はたまた熱処理ものなのかを確認して購入しましょう(´・ω・`)
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アクアマリン インド産
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さて、こちらのナミビア産のアクアマリン結晶になります(´・ω・`)
内包物が多いですが、よくよく結晶の先端を見て見ると、、、
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アクアマリン ナミビア産 個人蔵
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まるで綺麗にカットされたような形をしています(*゚∀゚)
これは人工的に削られたのでは無く、自然な結晶の先端(通称あたま)が綺麗に出ている状態になります(*゚∀゚)
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アクアマリン ナミビア産 個人蔵
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こちらも同じナミビア産のアクアマリンの結晶に成ります(*゚∀゚)
真っ黒な鉱物は「鉄電気石(てつでんきいし)」に成ります(*゚∀゚)
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アクアマリン ナミビア産 個人蔵
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こちらも先程と同様に、結晶の先端が綺麗に出ています(´・ω・`)
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アクアマリン ナミビア産 個人蔵
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今回のアクアマリンのように、1つの鉱物が色の違いによって名前の異なるものは結構あります、そんな観点から鉱物をコレクションしてみるのも楽しいかもしれませんね(´・ω・`)

以上、アクアマリンのご紹介でした(*゚∀゚)
 


ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

早いもので、今年も残すところ数日と成りました(=゚ω゚)ノ 
本年も沢山のお客様にご来店頂き誠にありがとうございました( ゚∀゚)o彡( ゚∀゚)o彡°

現在大量に原石品出し中ですのでどうぞお楽しみに(=゚ω゚)ノ

それでは、皆様どうぞ良いお年をお迎えください(*゚∀゚)

 

・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia アクアマリン https://ja.wikipedia.org/wiki/アクアマリン

石膏(せっこう)/Gypsum(ジプサム)のご紹介(*゚∀゚)

お世話になっております(*゚∀゚) 秋真っ盛りの今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか(´・ω・`)

今回のブログは、石膏(せっこう)/Gypsum(ジプサム) のご紹介です(・∀・)

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繊維石膏(Satinspar) モロッコ産
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□和名:「石膏(せっこう)」    □英名:「Gypsum(ジプサム)」

・透明の結晶のもの:「透明石膏(とうせっこう)/Selenite(セレナイト)」

・繊維状の結晶のもの:「繊維石膏(せんいせっこう)/Satinspar(サテンスパー)」

・細かい粒状結晶のもの:「雪花石膏(せっかせっこう)/Alabaster(アラバスター)」

商品の場合、ものによっては「セレナイト」の名称で石膏を一括りにしている場合もあります。

□分類:今水カルシウム硫酸塩
□化学組成: CaSO4・2H2O
□結晶系:単斜晶系(たんしゃしょうけい)
□劈開(へきかい):一方向に完全
□条痕:白色
□色:無色
□モース硬度:2
□比重:2.32
□屈折率:1.52~1.53
□主な産地:イタリア、モロッコ、イングランド、メキシコ、チリ、アメリカ合衆国。

石膏といえば、建築材料で使われる石膏ボードや、彫刻美術品の石膏像の他、骨折した時に患部を固定するギプスなど、日々の生活の中で目にする機会も多いと思いますが、天然に産出した状態の鉱物標本とても個性的な表情をしています。

こちらは先程の画像の拡大画像になります(´・ω・`)繊維状の結晶がとても綺麗です(・∀・)
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拡大画像 繊維石膏(Satinspar) モロッコ産
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このタイプの繊維状の石膏は、タワーの様な形に加工され「セレナイトタワー」としてよく見かけます(´・ω・`)
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セレナイトタワー モロッコ産
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さてさて、ここで繊維状の結晶ならでわの簡単な実験のご紹介です(*゚∀゚)

繊維状の結晶とは、字のごとくとても細い糸のような結晶が束に成っている状態です。そしてこの結晶は、結晶の伸びている方向に光を誘導する性質があります。
これは「光ファイバー」と同じ原理なのでペンライトで結晶の底にペンライトを当てると、、、

透過実験
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繊維石膏(Satinspar) モロッコ産
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反対側までライトの光が透過して、黒い紙に明かりが出ます(*゚∀゚)

これを、繊維の方向ではない「垂直」方向からライトを当てると、、、
透過実験
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繊維石膏(Satinspar) モロッコ産
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今度は、ライトの明かりは黒い紙まで届かなくなります(*゚∀゚)

繊維結晶にそって光が移動するので、「丸みのある磨き物(丸玉やハートなど)」になるととても迫力のある輝き方をします。

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こちらは透明度の高い結晶の「石膏」で、「透明石膏(とうせっこう)/Selenite(セレナイト)」の部類に成ります。
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透石膏(selenite)板状結晶 ブラジル産
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石膏は、カルシウムと硫黄と水分子からなる鉱物ですので、温泉地などでも場所によっては見ることができます。
最近のネットニュースで、温泉の配管の中に大きく綺麗な石膏の結晶が発見されたという記事もあったりしました。

こちらの石膏は、近所の泥岩層の隙間にちょこっと見付けた石膏の結晶画像に成ります(´・ω・`)
身近な石膏1
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石膏(Gypsum)長野県産
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大きさは、幅1ミリ、長さ3ミリくらいでしょうか(*゚∀゚)
拡大してみるとそこそこ見応えある感じになります(´・ω・`)きっと、、、
拡大画像
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石膏(Gypsum)長野県産
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こちらは、硫黄分の多い沢の洞窟壁面に出来ていた石膏の結晶になります(´・ω・`)
身近な石膏2
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石膏(Gypsum)長野県産
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こちらも拡大してみると、結晶の綺麗な形が見えてきます(´・ω・`)きっと、、、
拡大画像
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石膏(Gypsum)長野県産
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以上、石膏の石膏(せっこう)/Gypsum(ジプサム) のご紹介でした(´・ω・`)

 


ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

夏から最近まで、体調を崩しがちだったオーナーですが、最近では元気を取り戻しもくもくと庭仕事をこなしています(=゚ω゚)ノ お店の天然石ブレスレットも来年には沢山お店に並ぶ予定ですので、どうぞお楽しみに( ゚∀゚)o彡°

それでは、また次回のブロクもどうぞお楽しみに(*゚∀゚)

 

・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia 石膏 https://ja.wikipedia.org/wiki/石膏

カミナリ水晶のご紹介(*゚∀゚)

お世話になっております(´・ω・`)最近は冬がフライングしたような寒い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか((( ´w` )))

今回のブログは、ちょっと珍しい「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」のご紹介です(*゚∀゚)

まずこちらの画像をご覧下さい。見たところ普通の水晶のようですが、、、、
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カミナリ水晶 ブラジル産
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前端部分に、横に走る特殊な「クラック(ひび割れ)」が確認出来ます。
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カミナリ水晶 ブラジル産
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更に接写です(*゚∀゚)通常の「クラック(ひび割れ)」とは異なり、ヒビの部分が鋭くなっておらず、若干溶けたような丸みのある形に成っています(*゚∀゚)
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カミナリ水晶 ブラジル産
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この特殊な「クラック(ひび割れ)」は、落雷により出来たもので、このタイプの「クラック(ひび割れ)」がある水晶は「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」と呼ばれています。

もう少し詳しく解説しますと、この「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」は、「崩積鉱床(ほうせきこうしょう)」という母岩が風化して砂のようになった中に水晶が埋もれ、その水晶の周りの砂がたまたま水分を含んでいる状態の所に雷が落ち、水分を伝って電流が水晶に流れる事で「カミナリ水晶」が出来ます。

ただ、カミナリが直に水晶に当たるだけですと衝撃によって水晶は砕けてしまいますが、水晶の周りにある「水分を含んだ砂」がクッションのような役割となり、電流の流れた跡がつく状態に留めることが出来ているそうです(*゚∀゚)

 

こちらも一見普通の水晶に見えますが、、、
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カミナリ水晶 ブラジル産
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見事な雷の電流が流れた跡の「クラック(ひび割れ)」が確認出来ます(*゚∀゚)
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カミナリ水晶 ブラジル産
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こちらは「ガーデンクオーツ」のタイプの雷水晶に成ります。
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カミナリ水晶(ガーデンクォーツ) ブラジル産
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こちらも「カミナリ水晶」特有のクラックが確認できます。
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カミナリ水晶(ガーデンクォーツ) ブラジル産
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さて、こちらは更に珍しいタイプの「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」なのですが、、
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ケブラ・リーサ ブラジル産
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何とも丸っこい、川流れの水晶に見えますが、、接写で見てみましょう。
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ケブラ・リーサ ブラジル産
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先のカミナリ水晶と同じ電流の流れた跡のクラックが確認できます。

こちらは、「ライトニングエッグ」または「ケブラ・リーサ(ポルトガル語で滑らかに割れてる)」と呼ばれるタイプのカミナリ水晶になります(*゚∀゚)

たまたま川を流れていた水晶が、たまたま「くぼみ」にハマり、その中でコロコロと転がり続け丸っこくなり、更に時が流れそのくぼみが砂で埋もれた所に、たまたま落雷による電流が流れる事でこの様な「カミナリ水晶」が出来上がります(*゚∀゚) 

以上、ちょっと珍しい「カミナリ水晶/Lightning Quartz(ライトニング クォーツ)」のご紹介でした(´・ω・`)

 


ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

最近は週末の度に台風襲来が重なり雨ばかりで日が続いていました(; ・`ω・´)

そんな中、オーナーはどしどし品出しに勤しんで居ました(=゚ω゚)ノ

オーナー「沢山新しい鉱物ご用意してお待ちしてまーす(^ω^≡^ω^)」

それでは、また次回のブロクもどうぞお楽しみに(*゚∀゚)

 

お店の商品紹介(*゚∀゚)「アメジスト」のご紹介です(´・ω・`)

お世話になっております(´・ω・`)最近はすっかり秋めいてきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか(*゚∀゚)

今回のブログは、「melc*lilli(メルク*リリ)」のお店にあります、「アメジスト」の商品紹介を一部ご紹介したいと思います(´・ω・`)

マダガスカル産のファントムアメジストの磨石です(´・ω・`) 水晶結晶が成長した模様が見えるファントムタイプのアメジストです(*゚∀゚)
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ファントムアメジスト マダガスカル産 磨石
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ウルグアイ産のマンガンアメジストです(´・ω・`)  黒い二酸化マンガンのを含んだアメジストの黒光りはとても個性的ですが、ウルグアイ産のマンガンアメジストは特に結晶の輝きが群を抜いて綺麗だと思います(*゚∀゚)
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マンガンアメジスト ウルグアイ産
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南インド カウール産のシェブロンアメジストです(´・ω・`)  シェブロンはVの字紋章の意味で、先にご紹介したファントムアメジストの様に結晶の成長痕が模様に成っているタイプです。成長痕の模様の色合いではっきりVの字の模様が確認出来るものがシェブロンアメジストと呼ばれています。また同じシェブロンでも産地の名前で呼ばれる「ケープアメジスト」と言うのもあります(*゚∀゚)
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シェブロンアメジスト 南インド カウール産
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モロッコ産のアメジストの晶洞です(´・ω・`) 地中で水晶が出来る状態が少し分かる感じの大きめの標本です(*゚∀゚)
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アメジスト モロッコ産
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ブラジル産のアメジストです(´・ω・`)  男の人の手のひらサイズ位の、大きめで迫力のあるアメジストです(*゚∀゚)
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アメジスト ブラジル産
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南インド タミル・ナードゥ州産のアメジストです(´・ω・`)柔らかな淡い紫色が愛らしいアメジストです(*゚∀゚)
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アメジスト 南インド タミル・ナードゥ州 産
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ブラジル産の「カコクセナイト」と入りのアメジストに成ります(*゚∀゚)ルーペでじっくり見たくなる標本ですね(´・ω・`)
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アメジスト  ブラジル産
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ペルー産のエレスチャルタイプ(骸水晶)のアメジストです(´・ω・`) 上下両方が尖った頭になっている「両錘(りょうすい)」の結晶で、片面の方が紫色のファントムになっています(*゚∀゚)
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アメジスト エレスチャルタイプ ペルー産
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ブラジル産のアメジストです(*゚∀゚) アメジストの上に、砂糖菓子の様な「方解石(ほうかいせき)・calcite(カルサイト)」の結晶が着いています(´・ω・`)
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アメジスト ブラジル産
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ブラジル産のアメジスト スーパーセブンの原石になります(´・ω・`)
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アメジスト(スーパーセブン) ブラジル産
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足早ではありますが、「melc*lilli(メルク*リリ)」のお店にあります、「アメジスト」の一部商品紹介でした(*゚∀゚)

ー最近のメルク*リリ(^ω^≡^ω^)ー

最近の朝晩の気温がぐぐっと下がるようになりまして、オーナーは速攻でおこたつを設営しておりました(´・ω・`)
そこに、待ってましたと言わんばかりに、お店の看板猫??の二匹の茶トラの猫が嬉しそうにおこたつを占領しております(^_^;)

季節の変わり目です、皆様もどうぞご自愛ください(´・ω・`)


金紅石のちょっと追加記事(´・ω・`)

お世話になっております。 WEB担の荻久保でございます(´・ω・`)

先日ご紹介しました「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」の記事の中で、水晶に内包された「板チタン石/Brookite(ブルッカイト)」がルチルに変化した通称「プラチナルチル」をご紹介しましたが、先日この通称「プラチナルチル」のなかなか良い感じの標本を入手することが出来ましたので追加記事としてご紹介致します(´・ω・`)

前回のブログでご説明しましたが、「プラチナルチル」は名前に「プラチナ」と着いていますが、貴金属のプラチナが実際に入っている分けではありません(・・;)

こちらはルチルと同じ組成「二酸化チタンTiO2」の鉱物「板チタン石/Brookite(ブルッカイト)」が、水晶に内包された状態で温度が上がり、それによってルチルへ変化したものに成ります。

さて、今入手しました標本画像がこちらに成ります。

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板チタン石が水晶に内包されてルチルに成った標本 ブラジル産
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接写です(´・ω・`)
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一般的な「ルチル入り水晶は、あらゆる方向からルチルの針状結晶が伸びていますが、この「板チタン石/Brookite(ブルッカイト)」がルチルになったものは、針状結晶が、中心から左右両方向へ同じように伸びているのが特徴です(*゚∀゚)

以上、金紅石のちょっと追加記事でした(´・ω・`)

「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」のご紹介2

お世話になっております。Web担当の荻久保です(´・ω・`)

今回のブログは、前回に引き続き「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」のご紹介です(´・ω・`)

前回のブログで、鉱物の「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」をご紹介しましたが、今回は、天然石ビーズで「グルーンルチル」や「シルバールチル」、「ブラックルチル」と呼ばれているものに付いてのご紹介です。


こちらはブラジル産の「ルチル入り煙水晶」の画像です。
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ルチル入り煙水晶 ブラジル産
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見た目普通の「ルチル入り煙水晶」ですが、裏面を見てみると(´・ω・`)

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ルチル入り煙水晶 ブラジル産
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ぱっと見ると銀色の金属光沢のように見えます(^_^;) ですが、よくよく見てみると、ルチルの赤い針状結晶の周りにうっすら空間があり、その部分の光の反射具合で銀色っぽく見えていることが分かります(´・ω・`) この様なタイプのルチルが、天然石ビーズになると「シルバールチル」と呼ばれていたりします。そう見えるというだけで本当に銀が内包されているわけではありません。

同じように貴金属のプラチナの名前を付けられた「プラチナルチル」が在りますが、こちらはルチルと同じ組成「二酸化チタンTiO2」の鉱物「板チタン石/Brookite(ブルッカイト)」が、水晶に内包された状態で温度が上がり、それによってルチルへ変化したものに成ります。ですので貴金属のプラチナが入っているわけでは有りません(^_^;)

次はこちらの画像をご覧下さい(´・ω・`)
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水晶 山梨県産
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水晶の結晶の中に、緑色の針状結晶が確認出来ます(´・ω・`)

接写です(´・ω・`)
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水晶 山梨県産
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こちらは、「苦土電気石(くどでんきいし)/Dravite(ドラバイト)」というマグネシウムを含むトルマリンに成ります(´・ω・`)
見た目が緑色をしていて針状の結晶なので、天然石ビーズでは「グリーンルチル」と呼ばれていたりしますが、ルチルではないです。

他にも、水晶内包された「透緑閃石(とうりょくせんせき)/Tremolite-actinolite(トレモライト-アクチノライト)」や「緑簾石(りょくれんせき)/Epidote(エピドート)」が「グリーンルチル」と呼ばれたりしていますがルチルとは異なる鉱物です(´・ω・`)

また、ブラックルチルと呼ばれているものの大半は「鉄電気石(てつでんきいし)/Schorl(ショール)」だったりします(^_^;)

天然石ビーズの名前は、鉱物としての名前ではなく、インパクトが在ったり、商品として興味を持ちやすくする為の名前が付けられたりしているようです。


「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」の「多形(たけい)」

プラチナルチルの所でルチルと同じ組成の二酸化チタンTiO2で出来ている「板チタン石/Brookite(ブルッカイト)」に触れましたが、ここで少しく詳しくご紹介します(´・ω・`)

同じ「成分(組成)」で出来ているのに「結晶の形が異なる」鉱物が在ります。

有名な所ですと、

「ダイアモンド」と「石墨(せきぼく)」=共に、炭素を組成とする鉱物。

「方解石(カルサイト)」と「あられいし(アラゴナイト)」=共に、カルシウムの炭酸塩を組成とする鉱物。

「藍晶石(カイヤナイト)」と「紅柱石(アンダリュサイト)」と「珪線石(シリマナイト)」=共に、アルミニウム珪酸塩を組成とする鉱物。

など、同じ成分で出来ていますが、「結晶する時の環境の違い(温度や圧力、PH等)」により、異なる結晶の形を表す鉱物同士を「多形(たけい)」と呼びます。

 

今回ご紹介している「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」にも同じ成分の「二酸化チタンTiO2」で出来ているのに結晶の形が異なる「多形(たけい)」の鉱物が二種類在ります。

その1つが先程名前の上がった「板チタン石/Brookite(ブルッカイト)」に成ります。
色は「「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」とよく似ていますが、結晶がその名の通り板状になっています(=゚ω゚)
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「板チタン石/Brookite(ブルッカイト)」 パキスタン産
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そしてもう一つが、「鋭錐石(えいすいせき)/Anatase(アナテース)」に成ります。色は深い青色で、ひし形が立体になったような美しい形の結晶が特徴的です。
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鋭錐石(えいすいせき)/Anatase(アナテース) パキスタン産
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水晶に内包された「鋭錐石(えいすいせき)/Anatase(アナテース)」
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鋭錐石(えいすいせき)/Anatase(アナテース) 山梨県産
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以上、ルチルのご紹介でした(´・ω・`)


□今月のメルク*リリ

8月も末に成りまして、夜になるとコオロギなどの虫の声が良く聞こえるように成り、秋の近づきを感じるこの頃ですが、
メルクリリオーナーの家庭菜園トマトは夏の終わりを感じさせない絶賛もりもり大豊作状態にございます(´・ω・`)

オーナーの一言( ゚∀゚)o彡°「トマトリコピンでお肌ツルツル!! WEB担当の荻久保くんのおでこもつるつる!!」

季節の変わり目で気温の変化が大きくなる時期ですが、皆様健康には気を付けて、どうぞご自愛ください(´・ω・`)

それでは、また次回のブログで(´・ω・`)ノシ


・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia 金紅石 https://ja.wikipedia.org/wiki/金紅石

□Wikipedia 板チタン石  https://ja.wikipedia.org/wiki/板チタン石

□Wikipedia 鋭錐石  https://ja.wikipedia.org/wiki/鋭錐石

□Wikipedia 多形  https://ja.wikipedia.org/wiki/多形

「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」のご紹介(´・ω・`)

お世話になっております。Web担当の荻久保です(´・ω・`)

今回のブログは、ルチルの名前でおなじみの「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」のご紹介です(´・ω・`)

天然石ビーズの水晶玉などで、ルチル入りという金色の針状結晶のものをよく見かけますが、色によってゴールデンルチル、レッドルチル、ブラックルチル、グリーンルチル等さまざまな呼び名で呼ばれていますが一体どんな鉱物なのでしょうか?(´・ω・`)

今回のブログは、「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」について、数回に分けてご紹介していきたいと思います(´・ω・`)

 

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ルリル入り水晶(レムリアンシード) ブラジル産
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「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」は、「二酸化チタン(チタンと酸素の化合物)」の鉱物です。

上記の画像は、ブラジル産の「水晶(レムリアンシード)」に内包されている状態の「金紅石/Rutile」です。天然石ビーズなどで「ゴールデンルチル」という商品名で出ているものもこういった状態で産出しています。

鉱物情報

□和名:「金紅石(きんこうせき)」
□英名:「Rutile(ルチル)」
□分類:酸化鉱物(さんかこうぶつ)
□化学組成: TiO2
□結晶系:正方晶系(せいほうしょうけい)
□劈開(へきかい):二方向に明瞭
□条痕:淡褐色
□色:赤褐色、褐色、黒色
□モース硬度:6~6.5
□比重:4.20
□屈折率:2.616~2.903
□主な産地:ブラジル、マダガスカル、オーストラリア など


 

金紅石/Rutile」の結晶は針状結晶の他に、下記の画像のような柱状の形のものも観察出来ます。img
水晶上に付着している「金紅石/Rutile」の結晶 (水晶はゴールデンアゼツ) アメリカ ノースカロライナ州 産
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水晶上に付着しているルチルの結晶 (水晶はゴールデンアゼツ) アメリカ ノースカロライナ州 産
・高画質の別窓での表示はこちら接写(´・ω・`)※こちらの産地の水晶は、稀に「金紅石/Rutile」の他に「鋭錐石(えいすいせき)/Anatase(アナテーゼ)」が付着している物があります。

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水晶上に付着しているルチルの結晶 (水晶はゴールデンアゼツ) アメリカ ノースカロライナ州 産
・高画質の別窓での表示はこちらさらに接写(´ΦωΦ`)

 

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ルチルの針状結晶 (太陽ルチル) ブラジル産
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こちらは「太陽ルチル」の名前で有名な、「金紅石/Rutile」の針状結晶です。結晶の状態「双晶(そうしょう)」に成っていて放射状に広がって見えます。
余談ですが、ルビーやサファイアなどに見られる「スタールビー」や「スターサファイア」は、この細く規則的に交差したルチルの結晶が内包されている事によって起こります(´・ω・`)

さて、ここまでご紹介しました「金紅石/Rutile」が鉱物のなかのでのルチルに成ります。天然石ビーズなどで見られるブラックルチルやグリーンルチル、はたまたプラチナルチルなど様々な名前で昨今呼ばれていますが、これらはあくまで商品名であって「金紅石/Rutile」の様な鉱物名ではないです(^_^;)

そのあたりを次回のブログでご紹介していきたいと思います(´・ω・`)


□今月のメルク*リリ
今年の夏は、暑かったり寒かったりと温度変化が激しい日が続いています(´・ω・`)
そんな中オーナーは、お店のブレスレットが絶賛品薄状態なので、せっせと制作しつつ、謎の大豊作状態の家庭菜園トマトを収穫しつつ、庭の草取りしつつと動き回っています(´・ω・`)

今回ご紹介しました、「ルチル入り水晶(レムリアンシード)」は、小粒のものでしたらお店に在庫がございますので、機会がありましたら是非ご覧ください(´・ω・`)

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ルリル入り水晶(レムリアンシード) ブラジル産
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・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia 金紅石 https://ja.wikipedia.org/wiki/金紅石

□Wikipedia 晶癖  https://ja.wikipedia.org/wiki/晶癖

□Wikipedia 双晶  https://ja.wikipedia.org/wiki/双晶

雷管石の(らいかんせき)のご紹介(´・ω・`)

お世話になっております。Web担当の荻久保です(´・ω・`)
ムシムシと蒸し暑い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか(^_^;)

今回のブログは、不思議な不思議な「雷管石(らいかんせき)・閃電岩(センデンガン)/Fulgurite(フルグライト)」のご紹介です(´・ω・`)

雷管石は、砂漠に落ちた雷の熱によって、「珪砂(石英を主成分とする砂)」が溶けて出来たガラスに成ります(´・ω・`)
雷が通った後がそのまま作られるので、「雷の化石」と呼ばれたりしています。

 

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雷管石 モロッコ/サハラ砂漠 産
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断面の画像に成ります(´・ω・`)
雷の通った後が空洞に成っています。

雷により発生する温度は、2万度〜3万度にもなるそうです。
一気に高温にさらされた後、急速に冷えた為か気泡の後が観察出来ます(´・ω・`)
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雷管石 モロッコ/サハラ砂漠 産
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中心の流れから、いくつか外側へ電流が流れた痕跡も観察できます(´・ω・`)
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雷管石 モロッコ/サハラ砂漠 産
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雷管石 モロッコ/サハラ砂漠 産
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中身が分かりやすい標本の画像です(´・ω・`)
表側のザラザラした状態とは異なり、内側はガラスのツルツルとした質感に成っています。
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雷管石 モロッコ/サハラ砂漠 産
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雷管石 モロッコ/サハラ砂漠 産
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以上、「雷管石」のご紹介でした(´・ω・`)

 

□今月のメルク*リリ

オーナーお勧めの先日入荷したちょっとおもしろい鉱物の「玉髄(ぎょくずい)/Calcedony(カルセドニー)」の画像です(´・ω・`)

何だかブヨブヨとした生き物のようで可愛らしい様子です(´・ω・`) お店にお越しの折は是非ご覧頂ければと思います(´・ω・`)

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玉髄(ぎょくずい)/Calcedony(カルセドニー) モロッコ 産
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梅雨入りから雨が続き、蒸し暑い毎日ですがどうぞ皆様ご自愛ください(´・ω・`)



・今回の参考文献・

□Wikipedia 閃電岩
https://ja.wikipedia.org/wiki/仮晶

鉱物の面白い現象 「仮晶(かしょう)」のご紹介(´・ω・`)

お世話に成っております。Web担当の荻久保です(´・ω・`)
今回のブログは、鉱物の面白い現象、

「仮晶(かしょう)」

のご紹介です。

「仮晶(かしょう)」とは、ある鉱物の結晶が、その形を保ったまま、中身が他の鉱物に変化している鉱物の事を言います。

先ずはこちらの画像をご覧下さい(*゚∀゚)
結晶の形はトルマリンの形をしていますが、トルマリンの様な透明感は無く細部はキラキラとしています。
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トルマリンの代表的な「リチア電気石」の結晶画像がこちら。見比べてみると縦に見える線など良く似ているように見えます。
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リチア電気石/Elbaite(エルバイト) ブラジル産
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実は一枚目の画像、「リチア電気石」の結晶が、主に温度や圧力などの環境の変化により、その形のまま「リチア雲母」に変化したものに成ります。

本来の「リチア雲母・Lepidolite」の画像がこちら(´・ω・`) 雲母特有のキラキラとした薄い板状の結晶が一般的です。
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レピドライト ブラジル産
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・色々な仮晶の結晶のご紹介・

 

こちらは、「重晶石(じゅうしょうせき)/Barite(バーライト)」から「緑簾石(りょくれんせき)/Epidote(エピドート)」に成った鉱物標本に成ります(´・ω・`)
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緑簾石 パキスタン産
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重晶石の結晶
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重晶石 岐阜県産
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本来の「緑簾石」の結晶。
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緑簾石 パキスタン産
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こちらは、「黄鉄鉱(おうてっこう)/Pyrite(パイライト)」から「褐鉄鉱(かってっこう)/Limonite(リモナイト)」に成った鉱物標本に成ります(´・ω・`)
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武石(褐鉄鉱・かってっこう) 長野県産
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「黄鉄鉱」の結晶。
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黄鉄鉱(おうてっこう) 秋田県産
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こちらは、「魚眼石(ぎょがんせき)/Apophyllite(アポフィライト)」から「セラドン石/Celadonite(セラドナイト)」に成った鉱物標本に成ります(´・ω・`)
※インドの業者さんは「仮晶だよ(*゚∀゚)」と言っていましたが、もしかしたら内包物としていっぱいに入っている状態かも知れません。
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セラドン石 インド産
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「魚眼石」の結晶。
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魚眼石 インド産
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こちらは、「菫青石/Cordierite(コーディアライト)アイオライト」から雲母に変化して、さらに風化が進み分離して出来た通称「桜石」と呼ばれるものに成ります。img

桜石 京都産
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菫青石の結晶。
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菫青石/Cordierite(コーディアライト)アイオライト ブラジル産
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以上、「仮晶(かしょう)」のご紹介でした(´・ω・`)

□今月のメルク*リリ

最近気の早い夏日が続いておりますが、そんな中、オーナーは今年も家庭菜園が動き始めました(´・ω・`)
少し前に植えた赤かぶの種を、植えたそばから鳥に食べられてどんより沈んでいたオーナーでしたが、心機一転して夏野菜のトマトやキュウリ、ともろこしを植え始めていました(´・ω・`)お店の方ももうすぐ夏の仕入れに時期と成りますが、暑さに負けじと頑張りたいと思います(´・ω・`)


・今回の参考文献・

□楽しい鉱物図鑑1・堀 秀道 著/草思社

□Wikipedia 仮晶
https://ja.wikipedia.org/wiki/仮晶

鉱物コレクション整理整頓の巻(*゚∀゚)

いつもお世話に成って居ります(。・ω・)Web担当の荻久保です。

突然ですが、鉱物コレクションの数が増えて整理に困った事はありませんか?

本日のブログは、鉱物コレクションの整頓方法のご紹介です。

鉱物標本は、鉱物自体ももちろん大切ですが、その鉱物の正確な「産地・鉱物名」は正確に押さえて置く事がとても重要です。

こちらは、ズボラな小生が、購入時、急いでいたので付箋に産地のみ書いて保管していた「煙水晶」です(^_^;)
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走り書きもはなはだしい状態で見た目もよろしくありません(・・;)
市販のラベルライターを使ったりすると、スッキリと分かりやすくなります。
このラベラーはキングジムさんのテプラと言うラベルライターで、メルクリリのオーナーからプレゼントして頂きました(*゚∀゚)
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標本用の紙箱や、お菓子の小さな箱などを利用して、鉱物名と産地を書いた「ロケーションカード」を一緒にすればひと目でどういった鉱物か分かりやすく成ります(´・ω・`)
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そして、合わせて使うと非常に便利なのがこちら、100円ショップの収納ケース、通称「オタクケース」と呼ばれるものです(*゚∀゚)
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こちらに、紙箱に整理した鉱物標本を入れて行くと、、、あらスッキリ(*゚∀゚)
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鉱物の固定や、ロケーションカードの固定にはPrittの「ひっつき虫」を使っています(´・ω・`)
べたつかず、ホームセンターには大体あるので重宝します(*゚∀゚)
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オタクケースは、重ねて収納出来るので、めっちゃ便利です(*゚∀゚) 一つ一つの鉱物を、キッチンペーパーで包んでから収納して、重ねたケースを崩れないように固定すれば、地震の時なども安心かと思います(´・ω・`)
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もう一つ、オーナーが二十年以上続けている、小さな鉱物コレクションの収納術をご紹介します(*゚∀゚)

こちらは、100円ショップなどにあるアクセサリーケースの「ピアスケース」を活用したものです。
お皿などを包むクッション材を敷いた上に綿を置いて、そこに鉱物を置いています。綿のみだと鉱物がずれて下に落ちたりするので、綿の下にクッション材を敷くのが重要との事です(*゚∀゚)

同じサイズのケースなので、まとめて収納しやすく、何よりとても見やすく成っています(*゚∀゚)
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鉱物コレクションと言うものは、見て楽しむ事が多いと思うのですが、数が多くなってくると、出し入れを繰り返す内にごちゃごちゃに成ってしまう事が在ったりしますので、今回の整頓術を参考にして楽しい鉱物ライフを満喫して頂けたらと思います(*゚∀゚)

以上鉱物コレクションの整頓方法のご紹介でした(´・ω・`)