「天青石(てんせいせき)/Celestine(セレスタイン)」のご紹介(。・ω・。)

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
夏です、どこもかしこも夏真っ盛りの陽気でございます(;´Д`)さて今回のブログは
そんな夏の青空を思わせる色の、

「天青石(てんせいせき)/Celestine(セレスタイン)」

のご紹介です(。・ω・。)

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天青石/Celestine マダガスカル産 個人蔵
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鉱物情報

-天青石/Celestine-

□和名:天青石(てんせいせき)
□英名:Celestine(セレスタイン)
□分類:硫酸塩鉱物
□化学組成:SrSO4 ストロンチウムの硫酸塩
□結晶系:斜方晶系
□劈開(へきかい):一方向に完全
□条痕:白色
□色:無色、淡青色
□モース硬度:3~3.5
□比重:3.98
□屈折率:1.62~1.63
□複屈折率:0,010
□産状:天青石は、砂岩、石灰岩、蒸発岩鉱床、ペグマタイトや
火山岩中の空洞の中や、方鉛鉱や閃亜鉛鉱の鉱脈中また石膏
、硬石膏、岩塩などの鉱床に産出する。
□主な産地(宝石質のもの):ナミビア、マダガスカル
その他、イタリア、イングランド、チェコスロバキア
アメリカ合衆国、カナダでも産出する。


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天青石/Celestine マダガスカル産 個人蔵
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透明感のある空の様な淡青色が特徴的な「天青石/Celestine」。名前の由来も英名、和名共に空色を語源とするそうです。この淡青色の他に、無色、乳白色、黄色、などの色で産出する事もあります。

モース硬度3と柔らかく、十円硬貨と同じ位の硬度に成ります。

含まれる「Sr ストロンチウム」は炎色反応で美しい赤色に成ります。この炎色反応を利用して鑑定することが出来ます。
因みに、夏の風物詩の花火の赤色は「Sr ストロンチウム」が使われて居ます(。・ω・。)

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天青石/Celestine 単結晶 マダガスカル産 個人蔵
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単結晶の標本に成ります。
美しい面によって構成されています。人工的に磨いたわけではなく、もととなっている「目に見えない小さな粒(原子やイオン)」が規則正しく結合して並ぶことで、このような美しい形に成っています。

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天青石/Celestine 単結晶 マダガスカル産 個人蔵
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単結晶を横から見た画像に成ります。

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天青石/Celestine 単結晶 マダガスカル産 個人蔵
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「天青石/Celestine」の結晶は「斜方晶系/Orthorhombic system」と言う結晶系で、前後軸左右軸上下軸の3本の結晶軸の長さはそれぞれ異なり、それらの3本の結晶軸が互いに「垂直(90°)」に交差しています。クリソベリル、トパーズ、ペリドット、アイオライト、アンダリュサイトなどがこれに属しています。

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天青石/Celestine 磨き タンブル マダガスカル産 個人蔵
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「磨き石(タンブル)」タイプのものです。水晶などと比べ非常に割れやすいので、取り扱いには十分注意しましょう(´・ω・`)

以上、「天青石/Celestine」のご紹介でした(´・ω・`)


□最近のmelc*lilli(^ω^ ≡ ^ω^)□

突然ですが、ご紹介コーナーです(´・ω・`)
お店の客様で、「ありがとう畑」と言う畑しているお客様がいらっしゃいます(。・ω・。)
無農薬、無化学肥料で育てたお野菜を、農場から自宅まで宅急便で直送の定期販売をなさっています。
web担当荻久保も賞味させて頂いたのですがとても美味しかったです(。・ω・。)
葉物野菜はみずみずしく味がしっかりしていて、今が旬のズッキーニは細長いものと丸いものと色々あり、薄くスライスした生サラダが最高でした(´・ω・`)
もちろん、お吸い物や炒めもの、更にはお漬物にしても美味しく頂けました(。・ω・。)

melc*lilliのオーナー(^ω^ ≡ ^ω^)が、大ファンに成ったお野菜です

個人的には少し前に頂いたラデッシュが絶品で、噛んだ瞬間に、口の中にあふれた甘い大量の水分には驚きました(*゚∀゚)美味しいお野菜オススメです。

オーナー(^ω^ ≡ ^ω^)<「是非!!一度食べてみて下さい!!」

「ありがとう畑」 電話 0267-56-1919

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お野菜といえば、melc*lilliのオーナー(^ω^ ≡ ^ω^)野菜畑も着々と夏野菜が収穫出来ています(。・ω・。)
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収穫夏野菜 メルク*リリ産 個人蔵
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オーナー(^ω^ ≡ ^ω^)念願の小玉スイカも見事に収穫出来、早速ご相伴に預かり実食させて頂きました(*゚∀゚)
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収穫スイカ メルク*リリ産 個人蔵
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皮のきわまで美味しい果肉でした(。・ω・。)
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収穫スイカアフター メルク*リリ産 個人蔵
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年々暑い日が増している様ですが、水分と塩分の補給をこまめに取って、あまり無理をせず良い夏をお過ごしください(´・ω・`)
それではまた、次回のブログをどうぞ楽しみに(´・ω・`)


□楽しい鉱物図鑑・堀 秀道 著/草思社

□新訂 宝石学必携・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia 天青石
https://ja.wikipedia.org/wiki/天青石

□Wikipedia 結晶
https://ja.wikipedia.org/wiki/結晶

「橄欖石(かんらんせき)/Olivine (オリビン)・ペリドット」のご紹介

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
暑い日が続くと思いきや、肌寒い雨の日がやってきたりなかなか着るものが落ち着かない昨今ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?
さて、今回のブログは

「橄欖石(かんらんせき)/Olivine (オリビン)・ペリドット」

のご紹介です(´・ω・`)

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橄欖石/Olivine パキスタン産 個人蔵
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鉱物情報

-橄欖石/Olivine-

□和名:橄欖石(かんらんせき)
□英名:Olivine (オリビン)
□宝石名:Peridot(ペリドット)
□分類:珪酸塩鉱物
□化学組成:(Mg,Fe)2SiO4 マグネシウム・鉄珪酸塩
□結晶系:斜方晶系
□劈開(へきかい):弱ないし不完全
□条痕:苦土かんらん石/白色
鉄橄欖石/淡褐色
□色:黄緑色、緑色、帯褐緑色
□モース硬度:6.5~7
□比重:3.22~3.45(鉄分により増加)
□屈折率:1.64~1.69
□複屈折率:0,036
□主な産地:エジプト(セントジョン島)、中国、ミャンマー
ブラジル、アメリカ合衆国のハワイ、アリゾナ、オーストラリア
南アフリカ、ノルウェー 等


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橄欖石/Olivine パキスタン産 個人蔵
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8月の誕生石としても有名な「橄欖石(かんらんせき)/Olivine (オリビン)・ペリドット」。

鉱物名の「橄欖石(かんらんせき)/Olivine (オリビン)」は、「苦土かんらん石/Forsterite」と「鉄かんらん石/Fayalite」などを総合したグループ名です。

英名の「Olivine (オリビン)」は「オリーブに似た濃い緑色を由来とします。
和名の「橄欖石(かんらんせき)」は「オリーブに似た橄欖科の植物」を由来とします。

また、宝石名では「Peridot(ペリドット)」と呼ばれるほか、夜間の人工の明かりの下では緑色が増すため「イブニング・エメラルド」とも呼ばれています。


「足元はペリドットの海」

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火山弾  オーストラリア産 個人蔵 
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こちらの画像は、オーストラリアの火山から放たれた火山弾です。見たところ普通の火山弾ですが、中を割って見てみると、、
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火山弾  オーストラリア産 個人蔵 
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なんと中心部には「橄欖石(かんらんせき)/Olivine (オリビン)」が詰まっています。

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火山弾  オーストラリア産 個人蔵 
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接写です。急速に冷えた為か結晶は荒いですが、確かに「橄欖石(かんらんせき)/Olivine (オリビン)」です。

火山が噴火した時に出てくる「マグマ」は、私達が生活している「地面(地殻)」の下、60kmから440kmの「上部マントル」から地殻変動により、徐々に上昇し「マグマ溜まり」を経て、火山の噴火により地上へ放出されます。

この上部マントルには「橄欖石(かんらんせき)/Olivine (オリビン)」が非常に多く含まれており、画像の様に火山弾と一緒に出てきます。

地球以外でも「橄欖石(かんらんせき)/Olivine (オリビン)」は多く発見されており、隕石の中や、最近では、「小惑星探査機 ハヤブサ」が「小惑星いとかわ」から持ち帰った1500個以上の微粒子の中にも「橄欖石」が確認されています。


img ペリドット 裸石 ハートカット 個人蔵
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宝石として「Peridot(ペリドット)」のほうが馴染み深い人も多いかもしれません。優しくも存在感のあるオリーブ色の表情はそれだけで惹きつけるものがあります。加えて、先にご紹介したような、地中奥深くに豊かに巡るマントル内のペリドットを思いながら眺めて見ると、何だか感慨深さもひとしおに思えてきます(´・ω・`)

以上「橄欖石(かんらんせき)/Olivine (オリビン)・ペリドット」のご紹介でした(´・ω・`)


□最近のmelc*lilli(^ω^ ≡ ^ω^)□
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ピーマンとナス メルク*リリ産 個人蔵
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今年も店先のオーナー農園では、夏野菜の栽培がずんずん進んで居ます(´・ω・`)
リベンジのスイカも順調に育って居ると、オーナーは本当に嬉しそう話しておりました(^ω^ ≡ ^ω^)
次回のブログでは、スイカの育ち具合をしっかりとレポートしたいと思います(。・ω・。)

でわでわ、また次回のブログも、どうぞお楽しみに(´・ω・`)


□楽しい鉱物図鑑・堀 秀道 著/草思社

□新訂 宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia カンラン石
https://ja.wikipedia.org/wiki/カンラン石

□Wikipedia マントル
https://ja.wikipedia.org/wiki/マントル

□Wikipedia マグマ溜り
https://ja.wikipedia.org/wiki/マグマ溜り

「黄玉(おうぎょく)/Topaz(トパーズ)」のご紹介(´・ω・`)

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
梅雨のお湿りも感じていないというのに、ここ最近は連日30度超えの夏日で気分は常夏状態です。

さて、今回のブログは

「黄玉(おうぎょく)/Topaz(トパーズ)」

のご紹介です(´・ω・`)

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黄玉・Topaz パキスタン産 個人蔵
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鉱物情報

-黄玉・Topaz-

□和名:黄玉(おうぎょく)
□洋名:Topaz(トパーズ)
□分類:珪酸塩鉱物
□化学組成:Al2SiO4(F,OH)2 アルミニウム・フッ素・水酸珪酸塩
□劈開(へきかい):底面に平行な一方向に完全
□条痕:白色
□色:無色,淡青色,青色,淡緑青色,黄色,褐色
□モース硬度:8
□比重:3.49~3.57
□屈折率:OHタイプ 1.63~1.64
:Fタイプ 1.61~1.62
□主な産地:ブラジル,パキスタン,アメリカ合衆国 他


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黄玉・Topaz パキスタン産 個人蔵
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11月の誕生石としても有名な「黄玉(おうぎょく)/Topaz(トパーズ)」。

和名は「黄玉(おうぎょく)」と言い、その代表的な黄色の透明な表情から来ています。
とは言っても、色の種類は黄色に限らず、青色、褐色、透明と様々な色があります。

洋名の「Topaz(トパーズ)」の由来は2つあり、サンスクリット語「TAPAS(タパス)・熱、炎」を由来する説と、ギリシャ語の「探し求める」と言う意味の「Topazos(トパゾス)」を由来とする説があります。
ただ、こちらの説は、探索困難の幻の島「紅海のセント・ジョン島」のペリドットの事を指している様です。と言うのも古い時代には、「ペリドット」がトパーズと呼ばれていた時期があったそうですなのです。ややこしいですが、鉱物の名前が時代によって変わってくる事が結構あります(-_-;)

他にも、ブラジルの現地の言葉で「水滴/Pingo D’água(ピンゴ・ダゴア)」と呼ばれています。


「黄玉(おうぎょく)/Topaz(トパーズ)」の色で、良く黄色水色を見かけます。これは、含まれる化学組成の若干の違いによります。

下の画像の「インペリアルトパーズ」と呼ばれるブラジル特産のトパーズは、「水酸基タイプ/(OH)タイプ」で、屈折率が高く、比重が低くなります。光に長時間さらしても褪色しないとされています。
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黄玉・Topaz(インペリアルトパーズ) ブラジル産 個人蔵
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変わってもう一つのタイプが、下の画像の「ブルートパーズ」や、無色やピンク色のもの、またはブラジル産以外の黄色のトパーズは、「フッ素タイプ/(F)タイプ」と言い、屈折率は低くなるが比重は高くなります。光に長時間当てると褪色してしまいますが、放射線処理する事で青色に変化します。
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黄玉・Topaz(ブルートパーズ) アメリカ産 個人蔵
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黄玉・Topaz アメリカ合衆国 ユタ産 個人蔵
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黄玉・Topaz 日本 岐阜県産 個人蔵
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ブルートパーズはアクセサリーなどで良く見ることが出来ます。シルバーやホワイトゴールドとも相性の良い清涼感がある色合いです。
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黄玉・Topaz(ブルートパーズ) 裸石 オーバルカット 個人蔵
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黄玉・Topaz(ブルートパーズ) 裸石 オーバルカット 個人蔵
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以上「黄玉(おうぎょく)/Topaz(トパーズ)」のご紹介でした(´・ω・`)


***最近の「melc*lilli(メルク*リリ)」***
昨年「接ぎ木のスイカの苗」を植え、スイカでは無く、接ぎ木の台木の夕顔が盛大に繁殖してしまい、なくなく処分したオーナーでしたが、今年も嬉々として「スイカの苗」を多数購入して畑に植えたそうです(^_^;)
どうやら今回は、「接ぎ木ではないタイプの苗」と「接ぎ木タイプ」を準備したとの事で非常に注意深く進めているみたいです(^ω^≡^ω^)
「接ぎ木タイプ」の苗は、台木の葉が伸び始めたらすかさず除去しているそうで、今年のスイカは期待出来そうですね(。・ω・。)


ある日のオーナーとの会話、、、

オーナー(^ω^≡^ω^)「去年スイカの苗木買う時に手伝って貰いましたよね?

web担(。・ω・。)「そうですね、スイカの苗木初めてみましたよ」

オーナー(^ω^≡^ω^)「苗木の茎についてるクリップいじってなかった?」

web担(。・ω・。)「珍しくて取ったり付けたりしてましたっけ、いや面白かったっす。」

オーナー(^ω^≡^ω^)「去年の夕顔事件、、多分そのせいですよ、、、」

web担 (;゚д゚)ァ….

皆さんも接木のクリップには気を付けましょうΣヽ( ゚д゚)ノ

それでは、また次回のブログをお楽しみに。

でわでわ(。・ω・。)


□楽しい鉱物図鑑・堀 秀道 著/草思社

□新訂 宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□ジュエリーコーディネーター検定 3級・社団法人日本ジュエリー協会

□Wikipedia 「トパーズ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/トパーズ

「縞瑪瑙(しまめのう)/ Banded agate(バンデットアゲート)」のご紹介。

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
ゴールデンウィーク直前の4月最終日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回のブログは

「縞瑪瑙(しまめのう)/ Banded agate(バンデットアゲート)」

のご紹介です(´・ω・`)

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縞瑪瑙・Banded agateブラジル産
個人蔵

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「縞瑪瑙(しまめのう)/ Banded agate(バンデットアゲート)」とは、読んで字のごとく、縞模様の「瑪瑙(めのう)/Agate(アゲート)」のことです。

「瑪瑙(めのう)/Agate(アゲート)」とは、水晶と同じ「成分(ケイ素と酸素)で出来ている鉱物です。でも、「一般的な水晶に見られる様なキラリと光る結晶も無いのにホントに同じ成分で出来ているの?」と思われるかも知れません。実はその見た目の違いが、同じ成分でも分類が異なる一番の理由なんです。

目に見える鋭い結晶が無い様に見えますが、その中にはとても小さな結晶が沢山詰まっています。これは「潜晶質(せんしょうしつ)/Cryptocrystal-line」と言います。その為、半透明状となり、塊状に成って産出します。

鉱物学的には「玉髄(ぎょくずい)族」ですが、これが更に二つに分かれます。

色が比較的均一なものが、「玉髄(ぎょくずい)/Chalcedony(カルセドニー)」

しま模様を表す美しいものを、「瑪瑙(めのう)/Agate(アゲート)」

と言います。宝石業界では、両方いっしょにし、一般の「めのう/アゲート」と呼んでいます。


鉱物情報

-瑪瑙 / Agate-

□和名:瑪瑙(めのう)
□洋名:Agate(アゲート)
□分類:酸化鉱物
□化学組成:SiO2 二酸化ケイ素
□結晶系:六方晶系(潜晶質)
□劈開(へきかい):無し
□条痕:無色、白色など
□色:白色,灰色,青色,赤色,黄色,褐色,黒色 多数
□モース硬度:7
□比重:平均2.60
□主な産地:ブラジル、ウルグアイ、インド、アメリカ各州
南アフリカ、ナミビア、その他世界各国


今回は、そんな「瑪瑙(めのう)/Agate(アゲート)」の中でも、様々な色合いや模様が美しい「縞瑪瑙(しまめのう)/ Banded agate(バンデットアゲート)」の写真を紹介いたします。

 

冒頭の「縞瑪瑙(しまめのう)/ Banded agate(バンデットアゲート)」の接写画像です。
重なる模様の部分はとても細く、様々な色が有ることが分かります。この色は、含まれる不純物によるものです。
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縞瑪瑙・Banded agateブラジル産個人蔵
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こちらは、オーストラリアはクイーンズランド産のものです。濃い赤色の部分は含まれる鉄分によるものです。
まるでローソクの火を思わせる表情です。
縞瑪瑙・Banded agateオーストラリア産
個人蔵

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縞瑪瑙・Banded agateオーストラリア産
個人蔵

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こちらは硬マンガン鋼入りのタイプです。点画の様な「しま模様」は、何だか水木しげるの漫画の背景の様です。
サイロメレーン/メリルナイト メキシコ産
個人蔵

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縞瑪瑙・Banded agate 長野県産
個人蔵

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まるで印象派の絵画の様に見える模様。全くの偶然の産物に、ついつい情景を思い浮かべてしまいます(´・ω・`)
縞瑪瑙・Banded agate インド産
個人蔵

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川流れの紅瑪瑙
縞瑪瑙・Banded agate カーネリアン マダガスカル産
個人蔵

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昨今、鉱物の本は沢山出版されています。そんな中でも、「瑪瑙(めのう)/Agate(アゲート)」に焦点を当てた本も結構あります。
そんな中で、個人的にオススメのものを今回ご紹介します。

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The Fairburn Agate of the Black Hills: 100 Unique Storied Agates
JAMES MAGNUSON and CAROL WOOD 著
アメリカのサウスダコタ州とワイオミング州の堺にあるブラックヒルズで産出する瑪瑙を紹介している写真集です。フルカラーの瑪瑙の写真は見応え充分で、その色合いの多さに驚かされます。
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□アマゾンへのリンク□


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世界的瑪瑙コレクター「山田英春」氏によるスーパービジュアル図鑑です。とにかく圧巻アンド圧巻アンド圧巻の内容です。
種類の豊富さ、写真の美しさ、ほんにと凄いです。小生はこの本で、「瑪瑙の美の集中砲火」を盛大に浴び昇天してしまいました。
オススメの一冊です(´・ω・`)
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以上、「縞瑪瑙(しまめのう)/ Banded agate(バンデットアゲート)」のご紹介でした。
「瑪瑙(めのう)」関係は種類が豊富なので、またそれぞれご紹介出来たらと思います(´・ω・`)

□最近のmelc*lilli□
4月は休みなしだったオーナーですが、先日やっと時間が出来、お庭の手入れが出来たと喜んでおりました。
今月は後半から連日の夏日で、お庭の雑草は盛大に伸びていた様子で、結構な仕事量だったそうです(^_^;)
本当にお疲れ様でした(´・ω・`)

これから風薫る五月、気付けば山は新緑に包まれています(´・ω・`)皆様どうぞ楽しいゴールデンウィークをお過ごし下さい(´・ω・`)

それでは、また次回のブログをお楽しみに(´・ω・`)

でわでわ(。・ω・。)


□楽しい鉱物図鑑・堀 秀道 著/草思社

□新訂 宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia 「メノウ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/メノウ

霰石(あられいし)/ Aragonite(アラゴナイト)

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
移り変わりの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回のブログは、前回ご紹介しました「方解石(ほうかいせき)/Calcite(カルサイト)」と「同じ成分(組成)」で出来ているのに「結晶の形(結晶系)」の異なる「同質異像(どうしついぞう)」の鉱物、

「霰石(あられいし)/ Aragonite(アラゴナイト)」

のご紹介です(´・ω・`)

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「霰石(あられいし)/ Aragonite(アラゴナイト)」 メキシコ産 個人蔵
W31xD20xH18 mm
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□鉱物情報□

-霰石 / Aragonite-

□和名:霰石(あられいし)
□洋名:Aragonite(アラゴナイト)
□分類:炭酸塩鉱物
□化学組成:CaCO3 炭酸カルシウム
□結晶系:斜方晶系
□劈開(へきかい):一方向に完全
□条痕:白色
□色:無色,白色,黄色,褐色
□モース硬度:4
□比重:2.94
□主な産地:チェコスロバキア、トルコ、スペイン
コロラド州(アメリカ合衆国)、フランス、イングランド
メキシコ、日本(白骨温泉) 他


□名前の由来□
和名の「霰石(あられいし)」は、雲から降る「霰(あられ)」に似た形状で度々産出する事から名付けられました。
洋名の「Aragonite(アラゴナイト)」は、スペインはアラゴン地方で美しい結晶が多く産出する事から名付けられました。


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「グリーンアラゴナイトの磨石」と「アラゴナイトの丸玉」
個人蔵
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セプタリアン マダガスカル産  タンブル 磨石 個人蔵
W40xD35xH22 mm
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こちらは、粘土質の塊に生じた亀裂の中に、「方解石/カルサイト」と「霰石/アラゴナイト」が入り込んでいる鉱物標本「セプタリアン」の磨石です。黄色い部分が「方解石/カルサイト」で、こげ茶色の部分が「霰石/アラゴナイト」に成ります。同じ成分の「炭酸カルシウム」で出来ている両者ですが、その結晶構造の違いは、結晶した時の環境の違いによります。

地上や、地下浅くで結晶化した場合は「方解石/カルサイト」に、
地下深くの高温高圧の環境で結晶化した場合は「霰石/アラゴナイト」に成ります。

加えて、「霰石/アラゴナイト」は常温常圧の環境化では、徐々に「方解石/カルサイト」に転移するそうです。その為、結晶の形が「霰石/アラゴナイト」の形の「方解石/カルサイト」*1もしばしば見ることが出来ます。

注「*1の様に、結晶の形が保たれたまま、中身が別の鉱物に置き換わり、本来あり得ない形になる現象を「仮晶(かしょう)」といいます。」

以上、「霰石(あられいし)/ Aragonite(アラゴナイト) 」のご紹介でした(´・ω・`)

本当はもう少し、温泉に因む「霰石/アラゴナイト」情報も載せたいとは思ったのですが、自分で取材した資料が少なすぎるので、また別の機会に改めてご紹介出来ればと思います(T_T)



ー最近の「melc*lilli(メルク*リリ)」(´・ω・`)ー

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先日、丁度こちらの画像のタイプの「霰石/アラゴナイト」の鉱物標本が入荷いたしました。画像のものより少し丸みを帯びた「松ぼっくり状」のものです。ご来店の際には是非チェックしてみて下さい(。・ω・。)お店の方は花粉症に負けじとオーナーは今日も元気に飛び回っております(^ω^≡ >д<)、;´. この時期は、進学や就職、転勤などで新生活を迎える方も多いと思います、どうぞお体を大切にしつつ、新しい道をずんずんと力一杯進んで下さい(。・ω・。)ノシ それでは、また次回のブログで(´・ω・`)


今回参考文献

□楽しい鉱物図鑑/堀 秀道 著

□原色鉱石図鑑 増補改訂版/木下亀城 著

□宝石の写真図鑑/キャリー・ホール著

□Wikipedia 「霰石」
http://ja.wikipedia.org/wiki/アラレ石

□Wikipedia 「石灰岩」
http://ja.wikipedia.org/wiki/石灰岩

□Wikipedia 「仮晶」
http://ja.wikipedia.org/wiki/仮晶

□Wikipedia 「同質異像/多形」
http://ja.wikipedia.org/wiki/多形


「方解石(ほうかいせき)/Calcite(カルサイト)」のご紹介。

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
少しずつ、暖かい陽気が感じられる今日此の頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回のブログは、

「方解石(ほうかいせき)/Calcite(カルサイト)」

のご紹介です(´・ω・`)

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「方解石(ほうかいせき)/Calcite(カルサイト)」
犬牙状結晶(けんがじょうけっしょう) メキシコ産 個人蔵
w84xD80xH40 mm
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□鉱物情報□

-方解石/Calcite-

□和名:方解石(ほうかいせき)
□洋名:Calcite(カルサイト)
□分類:炭酸塩鉱物
□化学組成:CaCO3 炭酸カルシウム
□結晶系:三方晶系
□劈開(へきかい):三方向に完全
□条痕:白色
□色:無色,白色,黄色,褐色
□モース硬度:3
□比重:2.71
□主な産地:鉱物標本:メキシコ、アメリカ、ドイツ、イングランド

日常生活の中で、鉱物は様々な場面で活躍しています。今回ご紹介する「方解石/Calcite」も然りで、建物の壁面や床、または工芸品の石材に使われる「大理石(だいりせき)」も「方解石/Calcite」で構成されています。そして畑や、運動場でも使われる「石灰」も「方解石/Calcite」を主成分とする石灰岩を加熱して作られています。
また、洞窟などで見られる「鍾乳石(しょうにゅうせき)」や「石筍(せきじゅん)」も「方解石/Calcite」から出来ています。

 

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「方解石(ほうかいせき)/Calcite(カルサイト)」 結晶
メキシコ産  W21xD15xH18 mm 個人蔵
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ゼリー菓子の様な、テラテラとした質感に、マッチ箱を斜めに押しつぶした様な、特徴的な結晶の形の「方解石(ほうかいせき)/Calcite(カルサイト)」(´・ω・`)

幾つか大きな特徴が在るのですが、先ずとても分かりやすく「劈開(へきかい)」することが挙げられると思います。

「劈開(へきかい)」とは「結晶や岩石の割れ方がある特定方向へ割れやすい性質の事」で、「方解石/Calcite」の場合は、どんなに細かく割っていっても、マッチ箱を斜めに潰した様なきれいな平行四辺形に成ります(´・ω・`)

そして、もう一つ「複屈折性(ふくくっせつせい)」と言う大きな特徴があります。これは、「方解石/Calcite」の結晶を通して文字などを見ると、二重に見える事です。
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「方解石(ほうかいせき)/Calcite(カルサイト)」 結晶
メキシコ産  W21xD15xH18 mm 個人蔵
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「方解石/Calcite」の結晶を通して見える線の部分だけが二重に成って見えています。


-名前の由来ー

和名の「方解石」は、もともとは「方形(サイコロ型)」に割れる性質の「硬石膏(こうせっこう)/Anhydrite(アンハイドライト)」の呼び名だったのが、いつしか「カルサイト」を「方解石」と呼ぶように成り定着してしまったそうです。
洋名の「Calcite(カルサイト)」は、ラテン語の「石灰 calx(カルクス)」を語源とするそうです。


- 様々な色と形の「方解石(ほうかいせき)/Calcite(カルサイト)」 -

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「方解石/Calcite」釘頭状結晶(ていとうじょうけっしょう)
インド産  W33xD30xH40 mm 個人蔵
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「ブラックカルサイト(シャーマナイト)」
アメリカ産  磨石 W32xD23xH23 mm
径 17mm  個人蔵
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「グリーンカルサイト」
メキシコ産  W44xD20xH11 mm 個人蔵
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「オレンジカルサイト」 表面を熱処理で滑らかにしたもの、こちらはお店にて販売中です(´・ω・`)
メキシコ産 W59xD48xH44 mm
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「方解石/Calcite」タンブル 磨石
マダガスカル産  W55xD40xH25 mm個人蔵
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かなり透明度の高いタンブルの磨石タイプの「方解石/Calcite」です。透明度が高く、独立した結晶のものは「氷州石(ひょうしゅうせき)/Iceland spar(アイスランドスパー)」とも呼ばれています。

 


-「方解石/Calcite」に変化した化石 -

「方解石/Calcite」を構成する「炭酸カルシウム」は、大昔の貝類やサンゴ等の様々な生物の殻が蓄積して出来たものが多くあります。駅やビルの大理石にアンモナイトなどの化石が観察出来るのもその為です。中には、画像の様に化石の一部だけが「方解石/Calcite」に変化した標本も見ることが出来ます。
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「方解石/Calcite」に変化した二枚貝の化石
アメリカ産  W70xD30xH27 mm
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「方解石/Calcite」に変化した二枚貝の化石
アメリカ産  W70xD30xH27 mm
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「紫外線(今回は長波)」を照射すると「蛍光」するものもあります。

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一部「方解石/Calcite」に変化したアンモナイト
マダガスカル産 磨きW128xD160xH10 mm
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さて、「方解石/Calcite」を語る上で欠かせないのが、同じCaCO3 炭酸カルシウムで出来ている「同質異像(どうしついぞう)」※1 の鉱物「霰石(あられいし)/Aragonite(アラゴナイト)」があります。次回のブログでは、そちらの方をご紹介したいと思いますのでどうぞお楽しみに(´・ω・`)g

※1同じ化学組成(今回の場合は炭酸カルシウム)にもかかわらず、複数の異なる結晶系をとる現象。
例 「ダイアモンド」と「石墨(グラファイト)」
「カイヤナイト」と「アンダリュサイト」と「シリマナイト」等


□最近のmelc*lilli□

最近暖かい陽気が続き、寒さ嫌いのオーナーは元気一杯です(^ω^≡^ω^)
その所為か人気の天然石ブレスレットを作るペースも幾分上がっている今日此の頃です(´・ω・`)
今年は昨年の様な大雪には成らず何よりでした。
それでは、季節の変わり目に気を付けて、どうぞ皆様ご自愛下さい(´・ω・`)

でわでわ(。・ω・。)


今回参考文献

□楽しい鉱物図鑑/堀 秀道 著

□原色鉱石図鑑 増補改訂版/木下亀城 著

□宝石の写真図鑑/キャリー・ホール著

□新訂 宝石学必携 / 近山晶 編集

□Wikipedia 「方解石」
http://ja.wikipedia.org/wiki/方解石

□Wikipedia 「石灰岩」
http://ja.wikipedia.org/wiki/石灰岩

□Wikipedia 「大理石」
http://ja.wikipedia.org/wiki/大理石

□Wikipedia 「劈開」
http://ja.wikipedia.org/wiki/へき開

□Wikipedia 「多形・同質異像」
http://ja.wikipedia.org/wiki/多形

*新年明けましておめでとうございます*

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新年あけましておめでとうございます(。・ω・。)
年末年始、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。オーナーは、例によって連休中はここぞとばかりに品出しと在庫整理に精を出した年末年始だったそうです(^_^;)

さて、新年最初のお店の様子のご紹介です(。・ω・。)
新しい鉱物や天然石アクセサリーも随時お店に並んでいます(。・ω・。)
宝探しの様な感覚で、お気に入りの鉱物を選んでみては如何でしょうか(*´ω`*)

ビスマスの人口結晶や水入りメノウなど、ちょっと面白い鉱物がちらほら(。・ω・。)
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アメジストのクラスターも大小様々なサイズがございます(。・ω・。)
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手のひらサイズの大きなラブラドライトの磨石(*´∀`*)見応えありますね(。・ω・。)
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こちらは大きめのアズライト結晶、マラカイトも確認出来るアズロマラカイトタイプです(。・ω・。)
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結晶の形がはっきりと分かるバナジン鉛鉱もありますよ(*´ω`*)
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珍しい形のフローライトの磨きです(´・ω・`)
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三葉虫やアンモナイトの化石です、大昔の木が化石化した珪化木もオススメです(。・ω・。)
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今年も沢山の面白い鉱物を楽しくお届けしたいと思いますので、本年もどうぞ、楽しい鉱物と化石、天然石アクセサリーのお店
「melc*lilli(メルク*リリ)」をどうぞよろしくお願い致します(。・ω・。)ノシ


*ご来店に付いて*
当店は小さなお店なので、予約優先と成っております。
ご来店ご希望の方は、必ず携帯電話へご連絡下さい。

[ご予約用電話番号]
090-6798-7806
接客中等の業務中はお電話に出られませんのでご了承下さい。
携帯電話のショートメールでも受け付けて居ます。
・予約受付時間
午前10時〜午後8時 まで

「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」のご紹介。

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
今回のブログは、10月の誕生石としても有名な鉱物、

「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」

のご紹介です(´・ω・`)


「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」
オーストラリア産 個人蔵
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□鉱物情報□

-蛋白石/Opal-

□和名:蛋白石(たんぱくせき)
□洋名:Opal(オパール)
□化学組成:SiO2・nH2O 含水珪酸ゲル
含水分は5~10%
□結晶系:非晶質(珪酸の微球状粒子の立体配列)*1
□条痕:白色
□色:無色,白色,黄色,橙色,赤色,緑色
青色,青灰色,黒色
□モース硬度:5.5~6.5
□劈開:無し
□比重:1.99~2.25
□主な産地:オーストラリア メキシコ ブラジル
インドネシア アメリカ ホンジュラス
チェコスロバキア タンザニア ペルー

※微量の水分を含む為、乾燥すると割れてしまう事も在ります。ものによっては、水に浸して保存する必要が在ります。

*1「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」は不規則な原子配列で、結晶質の構造を持たない「非晶質(ひしょうしつ)/Amorphous(アモルファス)」の鉱物です。黒曜石やモルダバイト、ガラスなどもこの「非晶質(ひしょうしつ)」に属します。


□名前の由来□

和名の「蛋白石(たんぱくせき)」は、その見た目が「卵の白身」に似ている所から来ています。
洋名の「Opal(オパール)」は古代ギリシャ語の「οπαλλιος opallios オパッリオス=色の変化を見る」から来ていると言われています。また、この古代ギリシャ語の「οπαλλιος opallios 」は、元々は古代インドのサンスクリット語「 upālā[s] ウパラ=貴い石」を由来とするそうです(´・ω・`)


様々な「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」

「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」は大きく分けて2種類に分けられています。
一つは、「プレシャスオパール」と呼ばれ、見る角度によって色がきらめく「遊色効果(ゆうしょくこうか)/Play of color(プレイオブカラー)」を有するタイプのもの。

もう一つは「コモンオパール」または「ポッチオパール」と呼ばれる「遊色効果」を持たない不透明なものに成ります。


「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」 遊色効果のあるオパール
メキシコ産 個人蔵
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「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」 接写画像
メキシコ産 個人蔵
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「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」
遊色効果は無いが地色が美しいコモンパール
メキシコ産 個人蔵
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「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」
ボルダーオパールのルース(宝石として研磨されたもの)
ボルダーオパールは、鉄鉱石の隙間で産出するオパールです。
オーストラリア産 個人蔵
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「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」 「カンテラオパール(母岩付きルース)」
メキシコ産 個人蔵
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日本国内でもは福島県宝坂で美しいプレシャスオパールを観察する事が出来ます。
以前日本の業者さんから購入したのがこちらの画像のものに成ります(´・ω・`)イボイボが特徴的なこの外観、、今回のブログを機に、半分にカットして中身を確認したいと思います(`・ω・´)


「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」
福島県宝坂産 個人蔵
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購入時に業者のおじさん曰く、

「当たりだったら綺麗な遊色でるかもね!!でも多分真っ白だよ!!」

と仰っていましたが、、さて、思い切っていざカット!!!


「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」
福島県宝坂産 個人蔵
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はい!!個人的には好みな表情ですが、オパールは殆ど見当たりません(´;ω;`)ブワッ
でずが、端の方に透明感のある所が在ったのでそこを少し研磨してみましょう(´・ω・`)


「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」
福島県宝坂産 個人蔵
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なかなか柔和な表情と成りました(´・ω・`)石英かとも思ったのですが、研磨の仕上げ作業が石英系のものに比べてやり易かったので、石英より若干柔らかいと思われます。ですのでこの箇所だけオパールかと思います。
仕上げた後、そういえば昔オーストラリアの業者さんから購入した「オムレットストーン」と言う石に良く似ていると思い、そちらを引っ張り出して比較してみる事にしました(´・ω・`)


「オムレットストーン」
オーストラリア産 個人蔵
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こうして比較してみると非常に良く似ています(´・ω・`)このオムレットストーンはずーっと瑪瑙と思っていたのですがどうやらオパールだったようです。


さて、「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」は他にも、岩石の表面などに球状に成って産出する「玉滴石(ぎょくてきせき)」というものが在ります。
こちらの画像は、「金紅石(きんこうせき)/Rutile(ルチル)」の表面にびっしりと「玉滴石(ぎょくてきせき)」が着いているものに成ります。

「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」 玉滴石(ぎょくてきせき)
ブラジル産 個人蔵
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この「玉滴石」は、紫外線を照射すると「 蛍光(けいこう)/Fluorescence(フルオルセンス)」という特殊な光り方をするものが在るのですが、こちらはどうでしょうか?


「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」 玉滴石(ぎょくてきせき)
ブラジル産 個人蔵
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なんともサイケデリックな輝きで御座います。この方法は、簡易では在りますが鑑別作業の一つとしても使えます(´・ω・`)

全ての鉱物に言える事ですが、産地によってその表情は千差万別です。今回ご紹介した「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」もまた、個々それぞれ異なった表情を見せてくれます。加えて、観察の仕方を変えてみると、一つの鉱物もまた様々な表情を見せてくれます。明るいライトの下、ルーペで覗いた時やペンライトで照らした時、カメラで撮影した時などなど、自分だけのお気に入りを探してみてはいかがでしょうか(´・ω・`)

以上「蛋白石(たんぱくせき)/Opal(オパール)」のご紹介でした。


本年も誠にありがとう御座いました(。・ω・。)

本当に早いもので、2014年も残す所あとわずかと成りました。お店の方は12月30日より冬期休業に入りまして、新年の営業は4日からと成ります。(4日の予約は一杯と成りました。)

(´・8・`)オーナーより
今年も沢山のお客様にご愛顧頂き誠にありがとう御座いました。来年も「地球って凄い!!」と思える鉱物を沢山お届け出来るよう頑張りたいと思いますのでどうぞお楽しみに(。・8・。)ノシ

それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい(。・ω・。)ノシ



今回参考文献

□楽しい鉱物図鑑・堀 秀道 著/草思社

□新訂 宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia 「オパール」
http://ja.wikipedia.org/wiki/オパール

黄鉄鉱(おうてっこう)/Pyrite(パイライト)

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。
今回のブログは、

「黄鉄鉱(おうてっこう)/Pyrite(パイライト)」

のご紹介です(´・ω・`)


「黄鉄鉱(おうてっこう)/Pyrite(パイライト)」
スペイン産 W12xD14xH10 mm 個人蔵
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□鉱物情報□

-黄鉄鉱/Pyrite-

□和名:黄鉄鉱(おうてっこう)
□洋名:Pyrite(パイライト)
□化学組成:FeS2 硫化鉄
□結晶系:等軸晶系
□条痕:黒色または緑黒色
□色:黄銅色
□モース硬度:6
□劈開:無し
□比重:5.0
□主な産地:世界各地に広く産出する。
形の良い結晶の産地は、スペイン、メキシコ、ペルー
イタリア、フランス 等

誰かが精巧な道具を使って成形したかの様な結晶の「黄鉄鉱(おうてっこう)/Pyrite(パイライト)」。初めて見た時は驚嘆の声を上げて頭が真っ白に成ったのを今でも覚えています(。・ω・。)

「鉄 Fe」と「硫黄 S2」からなるこの硫化鉱物、その整った結晶と黄銅色に輝く表情から、鉱物に興味を持つきっかけと成った方も多いかもしれません(´・ω・`)

□名前の由来□

和名の「黄鉄鉱(おうてっこう)」は、その黄銅色からの由来と成ります。
洋名の「Pyrite(パイライト)」は、古代ギリシャ語の「火 πυρ pyr(ピュール)」を由来とします。実際にマッチが発明される19世紀までは、メノウや石英に黄鉄鉱を打ち付けて点火する「火打ち石」の道具として使用されていました。
また、その見た目から金と間違えられる事があり「愚者の金・Fool’s Gold」とも呼ばれます。

□アクセサリーとしての黄鉄鉱□

「黄鉄鉱/Pyrite」は「マルカジット」という名前で、昔から研磨加工されアクセサリーとしても使われていました。18世紀からはダイアモンドの類似石としても使用され、20世紀初頭には、様々なきらびやかなアクセサリーに使用されていました。しかし「黄鉄鉱/Pyrite」は長い時間を掛けて空気中の水や酸素と反応して「硫酸鉄(りゅうさんてつ)」と「硫酸(りゅうさん)」を生じさせてしまうため経年変化の劣化が激しく、現存する「マルカジットアンティークジュエリー」は非常に貴重なものと成っています。

※平常の状態で、特に水に濡らさなければ「黄鉄鉱/Pyrite」の鉱物標本が有害な物質に成る事は有りませんのでご安心下さい。


□黄鉄鉱の結晶□


「黄鉄鉱(おうてっこう)/Pyrite(パイライト)」
中国産 W10xD11xH8 mm 個人蔵
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「黄鉄鉱/Pyrite」は結晶しやすい鉱物で、その形状は六面体か、画像の用に「黄鉄鉱面/パイライトヘドラ」と呼ばれる五角十二面体の立方体が多く、稀に正八面体で産出します。
結晶面に条線模様が見られるのも特徴の一つです(´・ω・`)

 

□黄鉄鉱の結晶系□

「黄鉄鉱/Pyrite」は「等軸晶系(とうじくしょうけい)/Cubic or Isometric system 」と言う結晶系に成ります。


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この結晶系は、「a1の前後軸」、「a2の左右軸」、「a3の上下軸」の3本の結晶軸の長さが等しく、その3本の結晶軸がお互いに垂直に交わるものに成ります。
[ a1 = a2 = a3 ,  α = β = γ = 90° ]
ダイアモンド、スピネル、ガーネット類、蛍石 等



「黄鉄鉱(おうてっこう)/Pyrite(パイライト)」
ペルー産 W50xD37xH30 mm 個人蔵
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「黄鉄鉱(おうてっこう)/Pyrite(パイライト)」
イタリア産 W38xD37xH22 mm 個人蔵
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「黄鉄鉱に成ったアンモナイトの化石」
ロシア産 W20xD15xH07 mm 個人蔵
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□上田盆地の黄鉄鉱


「黄鉄鉱(おうてっこう)/Pyrite(パイライト)」
長野県産 W38xD37xH22 mm 個人蔵
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上田盆地にあります太郎山でも「黄鉄鉱/Pyrite」を観察することが出来ます。若干「白鉄鉱(はくてっこう)/marcasite(マーカサイト)」寄りかも知れないと小生の鉱物師匠が仰って居ましたが確かに普通の「黄鉄鉱/Pyrite」よりも若干もろい感じが在ります。

ちなみに、黄鉄鉱を含む地層がある「太郎山」から流れる川の水は、黄鉄鉱と水が反応して硫酸酸性水に成っている為飲めません。太郎山の麓を流れる「黄金沢」の川の水も、昔から大人たちは子供たちに「この川の水は飲んでは行けないよ」と教えていたそうです(´・ω・`)

□武石(たけし)の武石(ぶせき)

上田市に在ります「武石村(たけしむら)」では、「黄鉄鉱/Pyrite」が雨水の作用で酸化分解して「褐鉄鉱(かってっこう)/Limonite(リモナイト)」へ変化した鉱物「武石(ぶせき)」が天然記念物に指定されています。また「黄鉄鉱/Pyrite」のままのものは「金武石(きんぶせき)」と呼ばれています。
この様に、ある鉱物が元の形状を保ったまま他の鉱物に置き換わる事を「仮晶(かしょう)または仮像(かぞう)」と言います。
※今回の標本は地元の方よりお借りしました。


「武石(ぶせき)」
W06x067xH06 mm 個人蔵
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「武石(ぶせき)」
W06x07xH06 mm 個人蔵
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「黄鉄鉱/Pyrite」が「褐鉄鉱(かってっこう)/Limonite(リモナイト)」に「仮晶(かしょう)」したものは日本中で産出します。こちらの画像は、小生の鉱物師匠が他県の山中で発見した特大のものに成ります。


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□最近のメルク*リリ(。・ω・。)

鉱物には様々な、本当に様々な表情が在りますが、その形と光沢でググっとハートを鷲掴みにする「黄鉄鉱(おうてっこう)/Pyrite(パイライト)」のご紹介いかがでしたでしょうか。さてメルク*リリの在るここ上田もいよいよ夜には霜が降りる時期と成りました(´・ω・`)寒さ嫌いのオーナーは営業時間以外はコタツに潜り込んで新しいブレスレットをせっせと製作しております(。・ω・。)もう少ししたら冬の仕入れも始まりますのでどうぞお楽しみに(´・ω・`)また準備が出来ましたら随時新商品のご紹介も行おうと思います(´・ω・`)

それでは、また次回のブログもどうぞお楽しみに。

でわでわ(´・ω・`)


今回参考文献

□楽しい鉱物図鑑・堀 秀道 著/草思社

□新訂 宝石・近山 晶 著/全国宝石学協会

□宝石の写真図鑑・キャリー・ホール著/日本ヴォーグ社

□Wikipedia 「黄鉄鉱」
http://ja.wikipedia.org/wiki/黄鉄鉱

□Wikipedia マルカジット/マーカサイト Marcasite
http://ja.wikipedia.org/wiki/模倣宝石

□Wikipedia 仮晶
http://ja.wikipedia.org/wiki/仮晶

上田盆地の不思議な石「玄能石(げんのういし)」

いつもお世話に成って居ります(´・ω・`)Web担当の荻久保です。肌寒い日が続くようになり、夜は吐く息が白くなる季節に成って参りました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回のBlogは、上田盆地で見られる謎の多い

「玄能石(げんのういし)」

のご紹介です(´・ω・`)


玄能石(げんのういし)
上田市産 W80xD35xH20 個人蔵
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上田市越戸近辺で見られる鋭く尖った奇妙な石。昔の人は、その形が大工道具の「玄能」(かなづち)に似ている事から「玄翁石」と呼んでいました。
この「玄能石」は上田以外でも北海道や新潟で確認されています。しかしこの「玄能石」は未だに謎が多く、どのような経由で出来たのかはっきりとした事は分かっていません。
成分は、様々な不純物の混ざった「方解石(ほうかいせき)/Calcite(カルサイト)」と成ります。(成分は方解石ですが、結晶の形は方解石のものとは異なっています。)



玄能石(げんのういし) 双晶タイプ
上田市産  個人蔵
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現在では、グリーンランドなどの高緯度地域で発見された「イカ石/Ikaite(イカイト)」やオーストラリアのニューサウスウェールズ州で発見されたの「イカ石/Ikaite」の「仮晶(かしょう)」*1 である「グレンドン石/Glendonite(グレンドナイト)」とする説が有力視されています。
*1 仮晶:鉱物の結晶形が保たれたまま、中身が別の鉱物によって置き換わる事で本来はありえない形と成る現象

グレンドン石/Glendonite(グレンドンナイト)
ロシア コラ半島産  個人蔵
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玄能石(げんのういし) 母岩付き(泥岩層)
上田市産  個人蔵
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越戸の地層は、今から1500万年前は寒流が流れる静かな海だったようで、イカ石やグレンドン石の発見された環境に似ていたのかも知れません。
※上田盆地のこの年代の地層は、主に黒色の泥岩層で、近隣の別所温泉地域に標準的に分布しているので「別所層」と呼ばれています。

数年前、アメリカ人の鉱物業者さんがアラスカ産のグレンドン石を取り扱っており、日本でも産出する話をした瞬間に「ナガノ? ウエダ? シッテルヨ!!」 と直ぐに返答されて驚きました(´・ω・`)
鉱物を通して改めて、地元の土地の歴史や特徴を知る切っ掛けに成ったのがこの「玄能石」だったりします(´・ω・`)そしてここ上田市のある上小地区には珍しい鉱物が沢山在ります。またぼちぼちご紹介出来たらと思いますのでどうぞお楽しみに(´・ω・`)



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最近のメルク*リリ(´・ω・`)
最近、オーナーがいつにも増してブレスレット作りに励んでおります(^_^;)
新しい様々な表情の天然石ビーズを発見すると、「製作創作ガンガン行くよスイッチ」がドカンと入る様で凄い勢いで新しいブレスレットが出来てきています( ゚д゚)製作に専念するのは良いのですが、季節の変わり目で急に寒くなる日が続いて居るので体調には気を付けて頂きたい所で御座います(^_^;)

冬はもう目前、皆様もどうぞ暖かくしてお過ごし下さい(´・ω・`)

でわでわ、また次回のblogをどうぞお楽しみに(´・ω・`)



今回参考文献

□楽しい鉱物図鑑2 堀 秀道 著/草思社

□上田盆地1600万年をめぐる 甲田三男 著/信濃書籍印刷株式会社

□Wikipedia イカ石
http://ja.wikipedia.org/wiki/イカ石